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スガ政権のコロナ対策は具体策がない ?
[日本の政治]
2021年3月20日 23時40分の記事

昨日の本ブログ「スガ政権のコロナ対策は具体策がない ?」(2021年3月19日)の続きです。

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◎ ワクチンによる集団免疫形成
ワクチンによる集団免疫形成というのは、もちろん、右翼や橋下徹氏が主張していた自然感染による集団免疫というキチガイ政策では毛頭なく、あくまでもワクチン接種による集団免疫の獲得のことです。そもそも、集団免疫の概念はワクチン接種における概念であって、自然感染によるものではありません。なぜ、自然感染による集団免疫獲得というようなキチガイ沙汰が言われたのか理解に苦しみますが、そこには何らかの繋がりがあるものと考えます。それも国際的な。ワクチンと関係すると考えます。
いずれにせよ、橋本氏は自然感染による集団免疫について以下のように述べています。


この後、橋下氏からさらなる注目発言が。「感染症に強くなるためには、みんなが免疫を持つこと」とし、「元気な人たちが感染して抗体を持てば、集団免疫を持って落ち着く」と展開。そして、「重症化する人は守らなきゃいけないけど、元気な人は皆感染してもいいんじゃないの?」と持論を述べたのだ。

「橋下徹氏、新型コロナ「元気な人はみんな感染してもいい」持論に賛否 不安を煽るメディアにクギ?」(2021年3月6日 リアルライブ)


感染者の一定の割合が発症し、その発症者の一定の割合が重症化し、さらに重症化した人の一定の割合が犠牲者となるわけです。つまり、感染者が増えれば増えるほど、犠牲者が増えるわけです。だから、重症化する人、命を落とす人を減らすには、感染者を減らすしかないのです。そして、重症化する人の要件はある程度明らかになっていますが、感染者数を増やして、重症化する人を守れるのかと言えば、結局は守れないわけです。
感染者数が爆発的に増えた米国でも、イギリスでも、スウェーデンでも、またブラジルでも重症化する人だけを守る事なんぞまったく出きていないわけです。だからこそ米国では50万人以上が犠牲になっているのです。
であるのに、上記のように夢想とも言える絵空事を橋本氏は言っているわけです。そして、重症化する人を守れないのなら、この発言の本質は感染拡大を目指しているということに過ぎないのです。なぜ、そのようなことを言うのかまったく理解できませんが、一年前から橋本氏の言説は変わったのかと言えば、私が知る限り基本的に変わっていないと考えます。
感染拡大は犠牲者を必然的に増やすわけです。それなら、この自然感染による集団免疫という方法は明らかに莫大な人命を犠牲にすることを前提にしているわけです。米国は感染が拡大することで50万人以上が約一年間で犠牲になりました。米国では感染者数が爆発的に増えて、犠牲者が50万人以上になって、それでいて、その自然感染で集団免疫が確立したかと言えば、まったくしていないのです。一体、この自然感染による集団免疫獲得というやり方は、人を何人殺せば良いのでしょうか? 
まったくもってキチガイ沙汰で、このやり方が人殺し政策であるのはすでに明白なのです。本ブログ「感染拡大防止なくして経済は成り立たない?」(2020年8月4日)などでこの米国の状況を史上最大のテロと呼びました。
重症化する人、犠牲者となる人を減らすには感染者数を減らすしか方法はありません。WHOのテドロス事務局長は昨年10月12日に以下のように述べています


「集団免疫」をワクチンではなく、野放図な感染拡大により獲得することは「科学的にも、倫理的にも問題がある」と警告。感染を放置することによる集団免疫は安易に用いる方策ではないと戒め、感染防止徹底を求めた。
 テドロス氏は「集団免疫という概念は、ワクチン接種に依拠したものだ」と述べ、感染拡大を放置することで得られるものではないと強調した。また、はしかは人口の95%、ポリオ(小児まひ)は80%のワクチン接種で集団免疫が実現し、残りの人口が守られると例を挙げた。

「WHOテドロス事務局長、『集団免疫』依存に警告 感染防止徹底求める」(2020年10月13日 毎日新聞)


テドロス事務局長は自然感染による集団免疫獲得ということは科学的に、倫理的にも問題があると言っているわけですが、明らかにそうでしょう。しかし、まさにそういうことを橋本氏は発言していたわけです。
そして、テドロス事務局長は、集団免疫獲得はワクチン接種に依拠したものと言っているわけで、それが常識というものなのです。そういう常識が自然感染による集団免疫獲得を主張した日本の右翼にはまったくないわけです。戦前・戦中は右翼の言うとおり国を運営したら滅びてしまったわけで、今回も右翼が言うように新型コロナウイルス対策をしていたらどれだけの犠牲が出たことでしょうか? 日本はまだこの新型コロナウイルスに対して人種的・遺伝的な優位性があったから幸運であっただけで、一つ間違えば、米国と同様の事態になっていたわけです。この人種的・遺伝的な差異はWorldometerを観ると、よくわかります。人口100万人あたりの犠牲者数で上位40位までは基本的に欧米諸国なのです。いわゆる白人種なのですが、あとは中南米(チリ、アルゼンチン、コロンビア、パナマ、メキシコ、ペルー、ブラジル)で、この地域にも白人種は多いわけです。そこには明らかに人種的・遺伝的なポイントがあります。

「スガ政権のコロナ対策は具体策がない ?」(2021年3月21日)へ続く。

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片桐 勇治(かたぎり ゆうじ)プロフィール
1967年生まれ。東京都出身。中央大学法学部政治学科卒。高校がミッションスクールの聖学院高校で高校・大学時代は聖書研究に没頭。
大学在学中から元航空自衛隊幹部の田村秀昭元参議院議員の秘書、爾来、元防衛庁出身の鈴木正孝元参議院議員、元防衛大臣の愛知和男元衆議院議員の秘書、一貫して政界の防衛畑を歩む。
2005年から国民新党選挙対策本部事務局次長、広報部長を歴任。2010年より保守系論壇で政治評論を行う。 yujikatagiri111@yahoo.co.jp
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