橋下には猛省を促す | ||
2021年7月1日 22時12分の記事 | ||
サッカー欧州選手権を観戦したスコットランドのファン約2000人に新型コロナウイルス感染のクラスターが発生しました。大規模なイベントは感染拡大を引き起こすのです。しかし、かねがね大規模イベントをやっても感染はまったく拡大しないとデタラメを豪語してきた元大阪府知事の橋下は、今朝のフジテレビ『まざまし8』で、やり方がまずいから感染拡大したと弁明しています。しかし、やりかたが問題なのではなく、パンデミックの状態で大規模イベントをすること自体にそもそもの根本的な問題があるのです。橋下は単にそれを棚に上げているに過ぎません。こういういい加減な内容を述べる橋下には猛省を促します。 実際、以下のように同じくサッカー観戦のフィンランドサポーターにもクラスターが発生しているのです。 「サッカー欧州選手権 フィンランドサポーターら300人コロナ陽性」(2021年6月29日 NHK) もちろん、彼が上記のように言うのはスガ政権が進める中途半端で不完全なオリンピックの強行開催を肯定するゴマすり行為のためという理由意外には、私は考えつきません。 まともな頭なら、普通、ご懸念がでた現状では、来年への再延期が合理的、最高で唯一の選択と言うでしょう。
パンデミックの状態での大規模イベントという行動の自由があれば、人がどんな行動をするかわかりませんので、確実に感染拡大のリスクはあります。そんなこと、当たり前じゃないですか。こんな子どもでもわかることすら、橋下はわからないということなのです。 それに実際、以下の朝日新聞の記事にあるように、五輪組織委員会の要請で五輪開催期間中、深夜・早朝の臨時列車をJR東日本が運行すると報じられています。当然、このことによって繁華街に深夜まで人が溢れ、上記、スコットランドと同じ状況は確実に生まれるでしょう。上記スポーツ報知の記事にはスコットランドでの超大規模クラスターについて「感染者の中には競技場で観戦した人や非公式のパブなどの集会に集まった市民らが含まれているという」とあります。 深夜・早朝の臨時列車が増えれば、多くの人びとが酒場に繰り出し、スコットランドのケースと同じクラスターを発生させる可能性は極めて高くなるでしょう。どうして、五輪組織委員会はこのような要請をするのでしょうか? 頭がおかしいのではないでしょうか? いい加減、国民を唖然とさせることをやめてもらいたいですね。心底理解に苦しみますが、そもそもパンデミックの状態の今年に、これほどまでに中途半端で不完全なオリンピックを強行開催すること自体が間違っているのです。1年経てば、こんな問題はまったく考慮する必要はなくなるのです。 「五輪中、深夜・早朝に臨時列車 JR東『組織委の要請』」(2021年6月30日 朝日新聞) また五輪相の丸川さんの言っていることが、どんどん当初の発言と違っています。どんどん感染防止などの対策が杜撰になっている。こんないい加減なことをしておいて、国民に説明したという豪語しているのですから、本当に驚きます。因みにこの大事な時の6月30日に、以下のリンクのように、丸川さんは都議選候補の応援に行っていたようですね。そんなことをしてる暇はあるのでしょうか? まったくデタラメな説明とことばかりをしていると多くの国民は心から思っていますよ。 https://www.facebook.com/sakiyamachisho/ posts/120362026928319 「丸川珠代五輪担当相のワクチン発言が波紋!『一次的な免疫』⇒専門家が完全否定!『医学的には全く理解不能』」(2021年7月1日 情報速報ドットコム) 橋下は、新型コロナウイルスについて、昨年の当初、自然感染による集団免疫獲得というトンデモ論、キチガイ論をまず言い放ち、その後、一貫して感染防止意識が極めて低い発言をしてきたと考えます。自然感染による集団免疫獲得というキチガイ論をまともな頭は、普通は言わないでしょう。感染によって抗体が出きにくいこの感染症に、進んで感染して集団免疫獲得という多数の人命損失を前提としたこの人殺し・デタラメ論を何の根拠もなく実施して、イギリス、スウェーデンなどの国々で多くの方々が命を落としているのです。 このようなまともでないことを平気言うそのまともでない頭は、同じようなことをその後も言い放ち続けてきたと考えますが、上記のパンデミックの状態で大規模イベントで感染拡大はないというのもその一環と考えます。私からしたら、またかという感じなのですが、それで上記のような言い訳をしているわけですので、本当にあきれかえります。 基本的に橋下は、現大阪府知事と同様、感染防止意識が極めて低いと考えますが、この人物の発言で、一体、これまでどれだけの方々の人生が犠牲になってきたのかと、正直、考えます。 この人物が、テレビで話しているのを聞いても、ただペラペラ口数だけが多く、その割に中味はほとんどなく、さらにその中味も拙劣。どうして、このような人物をテレビが出し続けているのかが不思議でなりません。これと同じなのが、爆笑問題の太田氏ですが、この二人を観ていると、右翼のデモ隊潰しをいつも想起します。その姿と発言が、右翼のデモ隊潰しに非常にオーバーラップするのです。一種の私兵ですね。彼らの発言は、右翼のデモ隊潰し同様、その目的は人をつぶすことにあるとみられ、したがって、そもそも言っていることの中味は必要ないのだと考えますし、だからこそ、彼らの発言は生産性に非常に欠けると考えます。私からしたら、この両名の意見は明らかに反社会的です。 また、昨日の本ブログ「バカな政治家はやることなすこと逆ばかり」(2021年6月30日)で取り上げたコロナ相の西村。橋下と共通するのは、感染防止という観点が常に希薄なことです。基本的に、これまで感染防止対策とは別なことに地道を上げてき姿勢が顕著だと考えます。そして、その集大成の一つが、まったく中途半端で不完全なオリンピックを今年に強行開催することであるのは明らかと考えます。 | ||
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