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《日本の政治》 日本の限界が見える衆議院予算委員会 (2)
[日本の政治]
2021年12月14日 0時0分の記事

昨日の本ブログ「《日本の政治》 日本の限界が見える衆議院予算委員会」(2021年12月13日)の続きです。

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この衆議院予算委員会では立民の小川淳也氏が質問に立っていました。上述したコロナ助成金を受給していた環境副大臣の大岡敏孝氏への質問は非常に良いものでした。
先の立民代表選の時と比べると、小川氏が別人のように歯切れが良いのには少し驚きました。
ただ、質問と同時に例の『提案』が入っていました。例えば『我が党は法案を提出しているので、審議入して、賛同してください』という感じのことを述べていました。立民の法案に賛同するかどうか、首相に質問したというわけか? 何か意味があるのかなと率直に思いました。もっとえぐるような質問を、限られた質問時間でしなくてはならないのではないかと思いました。
しかし、それ以上に、この言葉を聞いて、2012年に行なわれた民自公大連立での消費税増税を鮮明に想起しました。このような『提案』は大連立、与党との共闘、大政翼賛という国民不在の政治の要素を確実に持っています。
もし、この立民の提案に岸田氏が『そのご提案は素晴らしいので、乗りましょう』と言えば、そこで大連立は成立です。そうなれば、野党である立民に票を投じてきた反自民の多くの有権者は裏切られ、その心はすぐに離れるでしょう。そして、踏みにじられた有権者の心は、二度と立民に戻ることはないでしょう。
そもそも、立民と自民とは違うと思っているから、立民に票を投じてきたわけです。それが票を投じてきた立民自体が自民と合体して、有権者の意思が覆されるのですから、必然、心は離れるでしょう。
そういう状態に立民が踏み出したとの印象を今回、強く持ちました。
ほんの数十日前までは、同党は共産との共闘を言っていて、それで衆議院総選挙を戦い、多くの有権者が票を投じているのに、今やこの状態ですから、そのブレかたは尋常ではありません。180度の転換。それは必然、先の総選挙で同党に入れた有権者の意志は、選挙に負けたというわけのわからない理由で、すべて無視しますと同党が言っているに等しいものなのです。
そうなると、次の選挙では立民には入れない方がよいということに当然なります。同党が言っていることは、選挙後、色々な理由をつけられて、いくらでも変質し、結局、有権者は裏切られますということを証明してしまっているのが、この2ヶ月の間に同党で起ったことなのです。それでは、票は入らない。
『立民は批判ばかりしている』、『共産と一緒』などと批判していた有権者はそもそも同党には票を投じていません。しかし、なんとその声を同党は拾って、共産と共闘をし批判ばかりしていた立民に票を投じた有権者を無視しているのが、現在の同党なのです。明らかに民主的ではない。
それで信頼されると考える方が甘いというものです。この党はこれから結構大変だと考えます。
野党第一党かつ日本の第二政党がこれでは、日本の限界がやはり見えてしまいます。

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片桐 勇治(かたぎり ゆうじ)プロフィール
1967年生まれ。東京都出身。中央大学法学部政治学科卒。高校がミッションスクールの聖学院高校で高校・大学時代は聖書研究に没頭。
大学在学中から元航空自衛隊幹部の田村秀昭元参議院議員の秘書、以来、元防衛庁出身の鈴木正孝元参議院議員、元防衛大臣の愛知和男元衆議院議員の秘書、一貫して政界の防衛畑を歩む。
2005年から国民新党選挙対策本部事務局次長、広報部長を歴任。2010年より保守系論壇で政治評論を行う。 yujikatagiri111@yahoo.co.jp
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