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とても良いこと
[日本の政治]
2019年3月9日 23時50分の記事

下記の記事では、宮城県南三陸町の南三陸病院に、韓国の子どもたちが制作した復興応援の横断幕が届けられたことが報じられています。なんとも殺伐とした日韓関係、東アジア情勢ですが、この記事には未来の大きな光明を見出します。

「韓国から復興応援の横断幕=「頑張れ」子供たち制作−宮城・南三陸町」(2019年3月9日 時事通信)

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この記事にあることは本当に良い動きだと心から思いましたが、このような動きが将来の日韓関係や東アジアを作っていくものと信じます。日韓の市民と言っても良いですし、いわゆる日韓の普通の人々の交流と前向きな相互理解が、日韓の間には間違いなく必要と考えます。なぜなら、そのようなことがこれまで実は行われず、阻害されてきたからです。そのような中で、日韓の間で本当に必要とされる動きが、韓国の子どもたちによってなされたのは、非常に良いことですし、大変に喜ばしいことです。

韓国人の日本批判は、ほとんどは日本の植民地支配と先の大戦に関することと以下のハンギョレの記事に書かれています。

「[特派員コラム]3・1運動と反日」(2019年2月28日 ハンギョレ)

このような中に文在寅大統領の「親日残滓の清算」という言葉があるのでしょう(「文氏、保守つぶしに日本利用 関係改善の意思乏しく」2019年3月9日 日本経済新聞)。ただ、その親日派は、実際ほとんどの日本人の利益とは関係の無い人々です。どのような存在かも日本人のほとんどは知らないでしょう。韓国における親日とは、その人々の利益の問題であって、日本人の大多数の利益には全く関係の無い人々です。それが実相でしょう。
日本にも親韓派がいます。通常は日韓の離反を言っている人々ですが、よく見ると韓国や朝鮮半島との関係が深いことがすぐにわかる人々です。そしてポイントなのは、その人々も韓国の大多数の人々の利益にはなっていないということです。しかし、韓国との深い関係があるわけです。
つまり、日韓及び日本と朝鮮半島の間には、日韓及び日本と朝鮮半島にまたがる特別な利益集団があると言うことですが、この集団は日韓の大多数の利益とは全く関係が無いわけです。むしろ、実相はこの集団の利益のためには、自分たちと関係の無い日韓の大多数が交流し、手を結ぶことが問題となるわけです。だから、表向きは日韓離反を画策するわけです。日韓関係を良好にするにはこの人たちが誰なのかをまず観る必要があるのです。
これが、これまで日韓の歴史を作り出してき実相・本質と考えます。このことを変え、未来をつくっていくには、この集団と関係の無い人々が、交流し、手を結ぶことが何より先決であるわけです。そうなって初めて日韓の未来は開かれ、過去の本当の清算がなされると信じます。
地道な動きですが、市民や普通の人々の交流と前向きな相互理解が、日韓の未来を変え、歴史を変えていくのです。そして、その道筋と光明を韓国の子どもたちが見せてくれたのです。

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くる天

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片桐勇治(政治評論家) さん
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プロフィール
片桐 勇治(かたぎり ゆうじ)プロフィール
1967年生まれ。東京都出身。中央大学法学部政治学科卒。高校がミッションスクールの聖学院高校で高校・大学時代は聖書研究に没頭。
大学在学中から元航空自衛隊幹部の田村秀昭元参議院議員の秘書、以来、元防衛庁出身の鈴木正孝元参議院議員、元防衛大臣の愛知和男元衆議院議員の秘書、一貫して政界の防衛畑を歩む。
2005年から国民新党選挙対策本部事務局次長、広報部長を歴任。2010年より保守系論壇で政治評論を行う。 yujikatagiri111@yahoo.co.jp
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