天皇陛下のご感想(新年に当たり) | |
[日本の政治] | |
2016年1月2日 23時30分の記事 | |
1月1日、天皇陛下が新年にあたりご感想をお寄せになりました。 (「天皇陛下のご感想(新年に当たり)」2016年1月1日 宮内庁)
本年のお言葉の最初は、平和に関するお言葉で、昨年同様、その重要さが伝わってまいります。お言葉では「昨年は戦後70年という年に当たり,多くの人々が先の戦争に思いを致した1年でした。新年を迎え,改めて国と人々の平安を祈念します」とおっしゃられています。昨年のお言葉では戦後70年という節目において「この機会に,満州事変に始まるこの戦争の歴史を十分に学び,今後の日本のあり方を考えていくことが,今,極めて大切なことだと思っています」と大変に核心にせまるお言葉を出され、多くの方々が平和に関して考える1年となりました。そして、今年も引き続きやはりこのことをしっかりと考え、想いをはせなくてはならないとおっしゃっているものと私は受け止めます。 それが、お言葉の最初にこのことに触れられ、また「改めて」とおっしゃられている意味と存じます。昨年の年頭のお言葉と先日の天皇陛下のお誕生日に際してのお言葉と合せて、本年の年頭のお言葉を心に刻みつけなければならないものと心から存じます。 (「天皇陛下のお誕生日に際して、心からのお慶びを申し上げます」2015年12月23日 本ブログ) 昨年のお言葉と合せて本年のお言葉を拝読しなければならないものと存じます。 昨年同様、東日本大震災における被災地の復興が少しでもはかどることにお言葉を寄せされています。このことにお想いが強いものと存じます。このことは間違いなく今年の政治課題です。 また、防災意識の向上をおっしゃられています。国民一人一人の安全をお気遣いくださるありがたいお気持ちと存じます。やはり、今一度、防災に関して施策や意識の向上を政治において実現することが必要なことと存じます。 お言葉の最後に「この1年が,我が国の人々,そして世界の人々にとり,幸せな年となることを心より祈ります」とおっしゃられてますが、そのことを全力を傾けて政治において実現しなくてはならないものと存じます。それが政治の本当の意味と存じます。 本年も年初から大変に素晴らしいお言葉に触れることができ、心から晴れやかな気持ちでございます。 (「天皇陛下のご感想(新年に当たり〔昨年〕)」2015年1月1日 宮内庁) | |
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