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キーワードは私物化 その2
[日本の政治]
2021年3月5日 0時0分の記事

スガ氏の子息が部長職を務める東北新社から接待を受けて処分を受けた谷脇康彦・総務省総務審議官と内閣広報官辞職に至った山田真貴子氏について、今度はNTTから高額接待を受けていたことが、週刊文春によって報じられています。本ブログ「山田真貴子氏問題の側面は2つ ?」(2021年3月2日)で、山田氏について「群れて贅沢三昧、公務の道理に反して国民を裏切った」と書きましたが、まさにこの週刊文春の記事はそのことを証明しています。山田氏、谷脇氏などは基本的に上級国民なのです。

「一人10万円超も NTTが山田前広報官と谷脇総務審議官に高額接待」(2021年3月3日 週刊文春)

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本ブログ「山田真貴子氏問題の側面は2つ ?」(2021年3月1日)では、総務省にはスガ氏を中心とするスガ一派があると考えると書きましたが、まさにこの文春の記事はそれを示していると考えます。谷脇氏はスガ氏が目玉政策とぶち上げた携帯電話料金値下げのキーマンです。そういう上級国民の一人に内閣広報官であった山田真貴子氏がいるわけです。
本ブログ「キーワードは私物化」(2021年2月15日)などで権力の私物化について書いてきました。明らかに日本の政治は権力の私物化という腐敗が横行しています。森氏の女性蔑視発言から後任人事問題などの一連のことには間違いなくこの私物化問題がありした。そして、森氏の後任に森氏に極めて近い橋本聖子氏をつけても、それは私物化という本来の問題点を解消するものではないと書いてきました。むしろ、女性ということに論点がすり替えられて、権力の私物化問題はまったく手つかずになっています。
そして、この山田氏の問題も同じだと本ブログ「リベラルの真価が問われ、リベラルの深化・進化が求められる」(2021年2月24日)などで書きました。
そう言うことがこの文春の記事に現われているわけです。恐らく、このような高額接待はこれだけではないと考えます。だから、山田氏は東北新社の接待のメニューを憶えていないのだと考えます。日常茶飯事なら、いちいち憶えてはいられません。そんなものです。

証明された辻元清美氏発言の愚かさ
であるのに、本ブログ「山田真貴子氏問題の側面は2つ ?」(2021年3月2日)で、立憲民主党の辻元清美氏が、山田氏は優秀な女性官僚で潰された被害者と言ったことを批判しました。同ブログでは辻本氏の発言と共には以下のように述べました。ちょっと長いですが再掲します。



菅義偉首相の長男が勤める会社からら7万4千円超の接待を受けたことについて、「間違っていると思うが、複雑な思い。結局は総理大臣の身内に振り回されたというか。安倍政権のときは、森友(学園の問題)で財務省が振り回されて自殺者まで出したけど、菅政権でも、今度は息子さんで優秀な女性官僚が潰されたという側面もあるんじゃないか」と述べ、菅政権の姿勢を批判した。

「『今度は優秀な女性官僚が潰された』 立憲・辻元清美氏」(2021年3月1日 朝日新聞)


これでは、スガ政権で潰された優秀な女性官僚の山田氏は可哀想ということで、結局、ここで幕引きと言うことを辻本氏は自ら宣言してるに過ぎません。
では、ジャーナリズム精神を発揮してスガ氏に質問をして、スガ氏の不興を買い、山田氏に圧力をかけられて、番組降板を余儀なくされたNHKの有馬さんはどうなるのでしょうか? 辻本氏はどうして有馬さん救済をまったく言わないのでしょうか? 心から不思議でなりません。辻本氏の頭には結局、『女性』ということしか念頭にないのでしょう。とても偏っていると考えますが、少しはご自分の性別を離れて、しっかりと公の立場に立って判断、言動をすることを心から望みます。
辻本氏のこの言葉は、女性であれば山田氏のように言論弾圧をするようなことをしていても、潰されたと同情するが、男性であると、その問題の女性から言論弾圧されて番組を降板させられても、まったく省みられないということを、あからさまに言っているにすぎないのです。
こんなレベルの発想では、社会の正義はなくなり、社会が歪められるだけです。こんなことなら女性の社会進出なんぞに正当性などありえないのです。
山田氏は本質は、言論弾圧というものすごい加害者であるにもかかわず、辻本氏のこの言葉は、山田氏について女性ということを強調して被害者にして、この山田氏の問題にある政治的に極めて大きい問題を不問に付しているわけです。そして、野党自らこの政治的に極めて大きい問題を追求せずに、山田氏はスガ政権に潰されたと言い張って、幕引きをはかろうとしているわけです。
相変わらず立憲民主党はまったくのピンボケなのですが、だからどんどん支持率が落ちるわけです。


上記の週刊文春の記事で、山田氏の新たな高額接待が報じられたことは、辻本氏がいかにピンボケというか質の悪いことを言っているかということを証明しているのです。
そして、辻本氏は森友学園の問題で自死に至った赤木俊夫さんとこの山田氏を同列においているわけです。これはいくら何でもひどい。あくまでも推測ですが、赤木さんが山田氏のように業者と癒着したり、高額接待を受けることはなかったと考えます。とてもきっちりしたとても誠実な方と考えますし、だからこそ、自死に至ってしまったと考えます。
その赤木さんの人間性と山田氏の人間性は真逆であるとやはり考えます。しかし、辻本氏は、山田氏は赤木さんと同じ被害者としているわけで、私としては非常に憤りを憶える発言です。結局、山田氏は女性だから被害者で、聖人、悪いことは一切しないと辻本氏は言っているわけです。そこに社会正義の一遍も実にないわけです。立憲民主党の辻元氏の言葉からは、山田氏問題の本質である公務員の腐敗と言論弾圧についてしっかりとただそうという意志がまったく感じられません。まったくもっておかしな政党です。
女性だからみな聖人、男性だからみな悪人と言うことはもはや通用ないのです。むしろ、今の最大の問題点の一つは女性の堕落なのです。一方で、男性の堕落もあるわけです。要するに男女を問わず堕落・腐敗しているのですが、そのポイントは男女ではなく、上級国民、権力の集中、富の集中にあるのです。そのキーワード一つが私物化なのです。
そして、その私物化の最たるものが以下のサイトで紹介されている山田氏とアベ昭恵氏の写真です。

「安倍昭恵夫人の女子会に山田真貴子広報官 「まるでマリー・アントワネットみたい」と物議!」(2021年2月28日 情報速報ドットコム)

この写真にはアベ昭恵氏の向って右隣りに山田氏が座り、アベ昭恵氏の反対側には山田氏の内閣広報官の後任の小野日子氏が座っていると以下のツィートで指摘されています。こういうのを権力の私物化というのです。まさに上級国民、権力の集中、富の集中の象徴的な写真です。当然、ここにいる皆さんは上級国民なのです。

https://twitter.com/bon_take/status/
1367019803022561280/photo/1


他に森友学園問題で出てきた谷査恵子氏もいますし、自民党の議員・松川るい氏もいます。松川氏は一昨年、東京で行ったBBCのラジオ放送に出演していました。
辻本氏も結局、この上級国民、権力の集中、富の集中において同じ穴のムジナなのではないかと考えます。だから、上記のような発言が出てくるのではないでしょうか?
辻本氏は、分析力や政治家としての公平性に著しく欠けていると考えますが、すでに辻本氏が女性というだけでもてはやされた時代はとうに終わっていると考えます。現状、リベラリズムの進化・深化、そして真価が問われているのですが、まったくそのレベルに達していません。楽しい野党生活で、結局、国民のため、社会のためにしっかりと勉強をしてきていないと考えます。思考が90年代のままなのです。最低20年は遅れています。発言の切り口が子どもっぽすぎるのです。顔にしまりもありません。これは党首からしてそうです。
こんな党では到底、政権は取れませんし、このレベルでは政権をとってもらってはやはり困るのです。

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片桐 勇治(かたぎり ゆうじ)プロフィール
1967年生まれ。東京都出身。中央大学法学部政治学科卒。高校がミッションスクールの聖学院高校で高校・大学時代は聖書研究に没頭。
大学在学中から元航空自衛隊幹部の田村秀昭元参議院議員の秘書、爾来、元防衛庁出身の鈴木正孝元参議院議員、元防衛大臣の愛知和男元衆議院議員の秘書、一貫して政界の防衛畑を歩む。
2005年から国民新党選挙対策本部事務局次長、広報部長を歴任。2010年より保守系論壇で政治評論を行う。 yujikatagiri111@yahoo.co.jp
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