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くる天
プロフィール
日本と世界の政治経済の本質を読み解く-ブロくる
片桐勇治(政治評論家) さん
日本と世界の政治経済の本質を読み解く
地域:東京都
性別:男性
ジャンル:ニュース
ブログの説明:
世界は大きく変わり、新しい時代が胎動しています。しっかりと把握していますか? この時代を読み解くには歴史を見つめ、構造を把握し、パワーの心奥を見つめ哲学を持たなくてはなりません。一緒にこの新しい時代を見つめて行きましょう! 最低週1回の更新です。
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片桐 勇治(かたぎり ゆうじ)プロフィール
1967年生まれ。東京都出身。中央大学法学部政治学科卒。高校がミッションスクールの聖学院高校で高校・大学時代は聖書研究に没頭。
大学在学中から元航空自衛隊幹部の田村秀昭元参議院議員の秘書、爾来、元防衛庁出身の鈴木正孝元参議院議員、元防衛大臣の愛知和男元衆議院議員の秘書、一貫して政界の防衛畑を歩む。
2005年から国民新党選挙対策本部事務局次長、広報部長を歴任。2010年より保守系論壇で政治評論を行う。 yujikatagiri111@yahoo.co.jp
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豪雨災害と新型コロナ 人命に対する政権の本気度と誠実さが問われている
[日本の政治]
2021年7月3日 23時58分の記事

東海地方や関東地方の豪雨災害は非常に大きなものになりました。被災された皆様には心からのお見舞いを申し上げます。そして、今後もさらに豪雨が予想されるとの予報が出ています。政治は細心の注意を持って災害への対処と被害の拡大防止に努めなくてはなりません。
スガ首相は人命を第一に対策にあたるようにとの指示を出しています。まさにその通りでしょう。何よりも人命が第一です。ただ、この言葉は最も大切なことを述べているがゆえに、今後のスガ政権にとっては非常に大きなポイントになるものと考えます。

「菅首相『二次災害に十分警戒しながら救助作業進める』」(2021年7月3日 NHK)

「菅首相『人命第一の対応』指示 熱海土石流で閣僚会議―政府」(2021年7月3日 時事通信)

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人命第一という人命とは救助や対策にあたる警察、消防、海上保安庁、自衛隊、公務員だけではなく民間人も当然含まれているものと考えます。とにかく人命第一の人命には身分の差はないとことと考えますし、そうでなくてはなりません。
そして、人命第一というのなら、スガ自民党政権は、オリンピック・パラリンピック開催と新型コロナウイルス防疫対策にも、そのことを貫かなくてはなりません。しかし、まったくそのようにしていない。オリンピック・パラリンピック開催を強硬に進め、新型コロナウイルスの感染症対策はせずに感染者数がどんどん増えているわけで、そこには明らかに人命軽視があります。そして、そこにご懸念のご本意があるものと考えます。
感染者数が増えれば、20日から25日の日数の差で比例して犠牲者数が増えていきます。それがこれまでに生じたことです。しかし、現状、スガ自民党政権はオリンピック・パラリンピック開催を強行に推進して、一方で感染者数増加防止にまったく有効な手立てをしていません。
これでは、必然、今後、このスガ自民党政権の失政による犠牲者数が増えていくことになります。したがって、スガ自民党政権が人命第一というのなら、当然、オリンピック・パラリンピック開催は即刻延期決定、政権は感染症対策に専念しなくてはならないのです。
今回の豪雨災害では人命第一と言って、新型コロナウイルスでは人命は大事ではないというのが、これまでのスガ自民党政権の明らかなスタンスです。だから、オリンピック・パラリンピックを今年に強行開催するということに地道を挙げるわけです。はたして人命に二種類あるのでしょうか? 明らかに現状、スガ自民党政権の人命に対する姿勢はダブルスタンダードなのです。これは極めて問題があります。そして、無論、このようなことはあってはならないことなのです。
感染症は基本的に自然由来のものです。ただ、自然由来であっても、公衆衛生・防疫体制という政治の対応によって、その結果は大きく変わります。政治が体たらくなら、感染症・伝染病は広がり、まん延し、多大な犠牲者を出します。したがって、感染症・伝染病の本質は、実は人災であり、政治の能力がそのまま問われるものなのです。
日本のマスコミ・ジャーナリズムでは、新型コロナウイルスの政府対応について、なぜか、この本質的なポイントで評価しようとはまったくしません。それは、非民主的な日本では、政権に対する批判を止められているからではないかと考えます。そうでなければ、パンデミックの状態でのオリンピック・パラリンピック開催などということを、マスコミ・ジャーナリズムがほとんど批判しないで、政府の方針を追認するということが起きるはずはないのです。さすが報道の自由度67位、G7で最下位、韓国、台湾の後塵を拝するだけはあります。
この日本のマスコミ・ジャーナリズムの姿勢が何を意味するかというと、日本のマスコミ・ジャーナリズムは人命を軽視していると言うことです。それでいて、中国の人権問題には目くじらを立てる。明らかにここにもダブルスタンダードがあるのです。このダブルスタンダード、やはり報道の自由度がないことに起因していると考えます。
本ブログ「橋下には猛省を促す」(2021年7月1日)では、元大阪府知事の橋下の人命を軽視すると考えられるこれまでの発言を批判し、テレビがこの人物を出し続け、その言動を垂れ流しにすることを批判しました。当然、この橋下の存在も、日本のマスコミ・ジャーナリズムが人命を軽視していることの明らかな証左と考えます。
スガ政権が、今回の豪雨災害で人命第一と発言するのなら、当然、新型コロナウイルスの防疫対策にもそれを貫き、実行し、即刻、オリンピック・パラリンピック開催を来年に延期しなくてはなりません。そうでなければ、間違いなくスガ氏の発言はダブルスタンダードとなり、これから大変な問題になっていくことでしょう。


「世界各国の『報道の自由度』 日本67位 去年から順位1つ下げる」(2021年4月21日 NHK)

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