即刻、オリンピック再延期を決定せよ 小田原評定を続けるな (5) | |
[日本の政治] | |
2021年7月13日 3時4分の記事 | |
昨日の本ブログ「即刻、オリンピック再延期を決定せよ 小田原評定を続けるな (4)」(2021年7月12日)の続きです。
西村の存在こそがこの論点設定そのもの 感染対策を失敗させ、社会・経済活動の正常化も失敗させた、その根本的な要因の最たるものは、『感染対策と経済の両立』という論点設定。この論点設定を自公政権がずっと行ってきているのです。その象徴がコロナ相の西村。同氏はコロナ相と経済再生担当を兼務しています。まさしく『感染対策と経済の両立』。このアベ政権時の人事によって、この論点設定がなされ、それがこれまでずっと続き、現状を明らかに決定づけているのです。ですので、当然、元凶はいつものようにアベ政権。 さらにアベ氏がつくり出した問題があります。オリンピック延期を2年にしなかったことです。以下の朝日新聞の記事はこれまで何度も取り上げてきました。昨年4月1日の記事ですが、当時、東京オリンピック延期を1年にした経緯が書かれています。そこには当時大会組織委員会会長の森喜朗氏が2年の延期を考えていたのに対して、当時の首相・アベ氏が1年延期を主張、それで決まったと書かれています。現状の緊急事態宣言時にオリンピック強行開催という暴挙は、アベ氏がつくり出したことなのです。 「森会長が語る舞台裏 『なぜ1年』問われ首相は断言した」(2020年4月1日 朝日新聞) はっきり言えば、この無脳宰相の判断が諸悪の根源なのですが、さらに昨年8月28日の退任発表時に以下のように、この無能なアベ氏がその後の新型コロナウイルス対策をすべて決めたと述べているのです。そして、実際にその後、アベ氏が決めた新型コロナウイルス対策の上でスガ自公政権が走り、感染が爆発的に拡大、数度の緊急事態宣言発令となったわけです。要するにまったく感染の収束に向わない無能アベ氏の対策が、今まで続いているのです。だから、現状の緊急事態宣言時にオリンピック強行開催という暴挙ということになっているのです。 現下の最大の課題であるコロナ対応に障害が生じるようなことはできる限り避けなければならない。この1か月程度、その一心でありました。悩みに悩みましたが、この足元において、7月以降の感染拡大が減少傾向へと転じたこと、そして、冬を見据えて実施すべき対応策を取りまとめることができたことから、新体制に移行するのであればこのタイミングしかないと判断いたしました。 「安倍内閣総理大臣記者会見」(2020年8月28日 首相官邸) つまり、アベ氏が東京オリンピックの今年開催を強権的に決めて、しかし、自ら決めた新型コロナウイルス対策で感染は収束どころか、どんどん拡大、自ら決めたオリンピック開催時期に緊急事態宣言となったわけです。これが現状の緊急事態宣言時にオリンピック強行開催という暴挙の本質です。こう考えれば、まずはアベ氏に全面的に責任をとってもらうことから始める必要があるわけです。やめれば責任がないと考えるのは本人だけなのです。チケット代はまずアベ氏に補填していただいたらどうでしょうか。日本最長、8年も首相をダラダラと牛のよだれのようにやったかたですから。 さらに、日本にとって不幸なのは、この無脳宰相アベ氏の路線を、後継のスガ政権が、踏襲することしかできないということなのです。だからこそ、現状の緊急事態宣言時にオリンピック強行開催という暴挙という当たり前の結末。したがって、アベ・スガ自公政権というのが、現状の正確な表現になりますが、これが上述のように自滅して、不支持率は激増、国家的な大問題となっているわけです。 再延期ができない理由は何一つないのです。唯一ある理由はアベ・スガ自公政権でその交渉をしてこなかったというだけなのです。 以下の記事を観てください。世界中の笑いものと報じられています。アベ・スガ自公政権は、まさに日本最大の面汚し、こういうのを本物の反日というのです。アベ氏は、反日と人に言われる前に、自分からさきに誰かをこの論点で批判して、誤誘導したということでしょう。ということは、当の本人も自身が反日ということがわかっていると考えます。 オリンピックは韓国・平昌オリンピック以来、東アジアで夏冬3大会連続開催となりますが、このままだと日本の東京オリンピックだけが、この無能アベ氏とスガ氏のおかげで中途半端で不完全で、緊急事態宣言下の無謀な大会、以下の記事にあるように世界から笑われる失敗オリンピックということになります。 「世界中から笑いものに…「五輪無観客」決断した菅政権のグダグダぶり」(2021年7月9日 FLASH) | |
このブログへのチップ 0pts. [チップとは] [このブログのチップを見る] [チップをあげる] |
このブログの評価 ★★★★★ [このブログの評価を見る] [この記事を評価する] |
◆この記事へのコメント | |
コメントはありません。 | |
◆この記事へのトラックバック | |
トラックバックはありません。 トラックバックURL https://kuruten.jp/blog/tb/katagiri/461338 |