このブログのトップへ こんにちは、ゲストさん  - ログイン  - ヘルプ  - このブログを閉じる 
戦争屋バイデン(ハリス)の時代 予想通りボイコットを言い始めた (2)
[日本の政治]
2021年12月8日 0時24分の記事

昨日の本ブログ「戦争屋バイデン(ハリス)の時代 予想通りボイコットを言い始めた」(2021年12月7日)の続きです。

【PR】電話相談システム開発ならイーステム


◎ トランプを批判したマスコミの正体
昨年の大統領選で日米マスコミおいてトランプをずっと批判していたものは、基本的に戦争屋バイデン(ハリス)に近い筋と考えるべきでしょう。そして、これからはそれらが戦争を煽るという前提にたって考えるべきです。在京のテレビ局だとNHK以外の民放はすべてそうであったと考えます。特に目についたのがテレビ朝日であったと考えます。
今回の戦争はリベラリズム、人権、法の支配、自由、民主主義を口実にしたものです。本ブログ「韓国のリベラルはとてもレベルが高い」(2021年2月3日)では、すでにこのことを書きました。韓国のリベラルはレベルが高いから、このようなことをちゃんとわかっているわけです。戦争屋バイデン(ハリス)の本性を見抜いている。
これまで米国はトンキン湾事件をでっち上げて泥沼のベトナム戦争に介入し始めました。また2003年にはイラクに大量破壊兵器があるとでっち上げてイラク戦争を始めました。山崎拓さんは、このイラク戦争を支持したことに反省の弁を述べていますが、やはりこのように言える同氏は大変素晴らしと評価します。このことは本ブログ「《日本の政治》 立民代表選 暗黒の時代へ一直線か否か」(2021年11月18日)で取り上げました。
果たして、現在、問題視されている中国の人権問題が、このトンキン湾事件やイラク戦争の大量破壊兵器と違うと言い切れる根拠があるのだろうかと考えます。現状はまだ、根拠薄弱と私は考えます。実際、予測したように戦争に絡んで北京冬季五輪ボイコットが言われていますから、そう考えるのは当然です。
しかし、日本のほとんどのマスメディアは中国が悪いと決めつけている。これは非常に危険なものです。先の衆院総選挙で、立民が負けた負けたと大合唱するのも同じ背景、理由と考えます。
このような状況ではすでに戦前の体制と同じになっていると考えます。報道の自由度で先進国最低レベルということもこのことを示していますが、このことで一番被害を受けるのは何よりも日本国民なのです。
戦前、朝日新聞は『平時はデモクラシー、戦時は帝国主義の新聞となる』と言われていますが、それを彷彿とさせます。このことに関しては以下のようにあります。


朝日は満州事変以前ではデモクラシーを推進する代表紙として軍部、右翼から「国賊新聞」と攻撃されていた。ところが日本の大陸侵略とともに「国策新聞」となったばかりか、軍部以上に帝国主義を賛美するようになった。平時はデモクラシー、戦時は帝国主義の新聞となることに社内外で違和感をもたなかった。当初は朝日色が記事、広告で鮮明であったが、次第にその色は消えてゆく。軍部隠し、朝日隠しは進行するが、それに反比例して朝日本社の同紙支配は強まった。

「朝日新聞は自らの戦争責任をさらに検証すべし」(2011年3月28日 山本武利早稲田大学政治経済学術院教授)



昨今でも朝日新聞は右翼から国賊新聞と言われ、いざとなると戦争のための国策新聞になるというようになっていると私は考えます。また同じことをしている。今で言うのなら『平時はリベラル・人権、戦時は国策新聞』と言ったところでしょうか。多くの人は歴史の深淵がわかっていない。
以下の記事のように、2日に国連総会で北京冬季五輪・パラリンピックに合わせた休戦を加盟国に求める中国提出の決議を無投票で採択しています。しかし、日米豪印はこの決議に加わっていません。これでは、日米豪印の方が戦争を仕掛けているというだけのことと考えます。明らかに戦争屋バイデン(ハリス)の時代。この日米豪印は「クアッド(Quad)」ですが、その背景は当然、イギリスなのです。

「北京五輪期間の休戦決議、日米豪印は参加せず…中国の人権状況懸念か」(2021年12月4日 読売新聞)

このブログへのチップ   0pts.   [チップとは]

[このブログのチップを見る]
[チップをあげる]

このブログの評価
★★★★★

[このブログの評価を見る]
[この記事を評価する]

◆この記事へのコメント
コメントはありません。

◆コメントを書く

お名前:

URL:

メールアドレス:(このアドレスが直接知られることはありません)

コメント:




◆この記事へのトラックバック
トラックバックはありません。
トラックバックURL
https://kuruten.jp/blog/tb/katagiri/467351
くる天

◎ 必読の書

○ 『餓死した英霊たち』

○ 『世界で最初に飢えるのは日本 食の安全保障をどう守るか』

先の大戦も、現在も日本国民を大切にしない政治。この2冊がそのことを雄弁に物語ります。

○ 『CIA日本が次の標的だ―ポスト冷戦の経済諜報戦』


◎ 拙著です

○ 『この国を縛り続ける金融・戦争・契約の正体』



内容は今まで見たことのない国際情勢と世界史の分析で、2024年の世界情勢の根本要因が書かれています。この本とザ・フナイの連載をトータルで読むと、ロシア・ウクライナ情勢、パレスチナ・イスラエル情勢及び中東情勢、東アジア情勢など現在の世界情勢の本質が見えてきます。もちろん、日本国内の情勢も見えてきます。内外情勢は決して別々ではない。
本ブログについて
日本と世界の政治経済の本質を読み解く-ブロくる
片桐勇治(政治評論家) さん
日本と世界の政治経済の本質を読み解く
地域:東京都
性別:男性
ジャンル:ニュース
ブログの説明:
世界は大きく変わり、新しい時代が胎動しています。しっかりと把握していますか? この時代を読み解くには歴史を見つめ、構造を把握し、パワーの心奥を見つめ哲学を持たなくてはなりません。一緒にこの新しい時代を見つめて行きましょう! 最低週1回の更新です。
プロフィール
片桐 勇治(かたぎり ゆうじ)プロフィール
1967年生まれ。東京都出身。中央大学法学部政治学科卒。高校がミッションスクールの聖学院高校で高校・大学時代は聖書研究に没頭。
大学在学中から元航空自衛隊幹部の田村秀昭元参議院議員の秘書、以来、元防衛庁出身の鈴木正孝元参議院議員、元防衛大臣の愛知和男元衆議院議員の秘書、一貫して政界の防衛畑を歩む。
2005年から国民新党選挙対策本部事務局次長、広報部長を歴任。2010年より保守系論壇で政治評論を行う。 yujikatagiri111@yahoo.co.jp
ブログ内検索

カレンダー
<<2021年12月>>
   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031 
カテゴリ
全て (1462)
日本の政治 (1372)
ザ・フナイ (15)
中東情勢 (4)
アジア・太平洋情勢 (2)
戦争の構造 (3)
世界の読み方 (15)
書評 (1)
勉強会・講演会のお知らせ (3)
本ブログの重要記事

注目です!

「韓国のリベラルはとてもレベルが高い」(21年2月3日)←New!
「やはりイギリスが言い始めた」(21年2月4日)←New!
「東京オリンピックは2022年に開催すべき」(20年12月31日)←New!

値千金のブログ記事:岡田晴恵特任教授、国のコロナ対応に激怒!番組出演中に声を震わす 「このままだと3月4月にピークがきます」 (20年2月25日)
○本ブログ「この緊急時にこの政権の遅さは致命的? 」(20年4月16日)
○本ブログ「アメリカ政府が認定した当然のこと」(20年4月4日)
○本ブログ「朗報と考えられることと安倍政権の犯罪的な無能と愚鈍?」(20年4月1日)
○本ブログ「朗報と考えられることと安倍政権の犯罪的な無能と愚鈍?」(20年4月4日)
「ノーベル賞受賞者が新型コロナウイルスの早期回復(終息)を予測した理由:「我々は良くなっていく」(訳文)」(20年3月23日 ロサンゼルス・タイムズ)
最近の記事
12/08 23:10 トランプの非常に的確なコメント
12/02 22:32 お知らせ
11/28 22:44 兵庫県知事選 選挙期間中に『個人のボランティア』と確認しているのだろうか?
11/27 13:30 候補者と選挙コンサル 踏まえておくべき重要な1つの視点
11/27 10:02 兵庫県知事選 口約束ということが意味することは何か?
11/26 22:47 兵庫県知事としての斉藤氏の本質は何か?
11/25 21:33 斉藤・PR会社問題 これはちょっと安すぎるという感想
11/25 15:59 ゴゴスマでの明らかにおかしい議論
11/18 23:50 今回の兵庫県知事選の最大にしてほぼ唯一の争点は『マスコミ報道の信頼性』
11/13 08:50 石破さんの素晴らしい言葉
携帯用アドレスQRコード
QRコード対応の携帯で、このコードを読み取ってください。


Copyright (c) 2006 KURUTEN All right reserved