《日本の政治》 天皇陛下の素晴らしいお言葉 | |||||
[日本の政治] | |||||
2022年1月1日 23時48分の記事 | |||||
新年、あけましておめでとうございます。以下の今上陛下と皇后陛下のビデオメッセージは大変に素晴らしいものでございます。 「新年ビデオメッセージ(令和4年1月1日)」(2022年1月1日 宮内庁)
新型コロナウイルスについての以下のお言葉は大変に素晴らしく、ビデオメッセージを拝見していて心がぐっと動かされた次第でございます。
上記のお言葉を拝見してとても感動いたしました。 上記の他には、以下のように東日本大震災をはじめとする災害で被害に遭われ、亡くなられた方々へのお言葉がございました。
また、ビデオメッセージでは皇后陛下のお言葉もあり、お声を拝聴することはとても新鮮で良いことと存じました。
上記の今上陛下のお言葉でとても特徴的であったと存じるのは『私たち』というお言葉を3回使われていることでございます。『今,私たちは,オミクロン株という』、『今一度,私たち皆が,これまでの経験に学び』、『私たちの前には,まだ様々な困難が横たわっていますが』と3箇所ございます。この『私たち』とは天皇皇后両陛下と国民という『私たち』と解しますが、非常に良いお言葉と存じました。この『私たち』でともに問題に対処し、素晴らしい社会をつくっていくという大御心がひしひしと伝わってきて、非常に温かく力強い一体感があるお言葉と存じました。本当にすばらしいお言葉でございます。まさに、これがわが国国民の統合の『象徴』ということと存じます。 本日早朝、神社に初詣にまいりましたが、その際、神社には東京都神社庁の『生命(いのち)の言葉』があり、今月の言葉として、昨年の歌会始で今上陛下が詠まれた御題「実」が、以下のように掲載されていました。
私たちが素晴らしい社会をつくっていくという決意が何より必要なのです。それは、社会を、国をつくるのは『私たち』しかいないからです。他には誰もいないのです。しかし、これは所謂『自己責任論』とはまったく違う、真逆のものです。 私たちしかつくり出すことができないその社会を、苦しむ方々、助けを必要とする方々への十分な支援ができる素晴らしい社会にすれば良いだけでございます。 しかし、私たちがしっかりと社会を営まなければ、そういう素晴らしい社会はつくり出せませんし、何よりも自らをも救えません。 だから、まず私たちが素晴らしい社会をつくっていくという決意が必要なのです。それが何よりのはじめの一歩で、そこからしか何も始まりません。そして、その私たちが決意して目指す社会は、苦しむもの、助けを必要とする方々への十分な支援ができる社会にしようではありませんか。 経済(経世済民)は一流、平和憲法をいただき世界の平和をつくることも一流、人々への優しさが素晴らしい福祉国家としても一流である社会を、国を私たちはつくる。世界の人々が、何が何でも日本に住んでみたいと心から願う社会を、国を私たちはつくる。それはとりもなおさず、私たちがずっと住み続け、いたいと心から想う社会を国を私たちがつくり出すと言うことなのでございます。 そして、この素晴らしき社会をつくりあげる『私たち』とは今上陛下と国民、さらに全人類と考えるべきと私は存じます。 ですから、この一年、みな様にとって素晴らしい一年となることをお祈りするとともに、さらにこの一年を素晴らしい一年に皆でしましょうと決意することがやはり大切なことと存じます。ですので、私たち皆でこの一年を素晴らしい年にしましょう!! | |||||
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