| 新型コロナ対策の基本は感染拡大防止 現状はかなり杜撰になっている | |
| [日本の政治] | |
| 2022年4月2日 22時58分の記事 | |
私の知人が新型コロナウイルスに感染しました。お話では、検査所がものすごく少ないことに驚かされると言っていました。東京都のお話しですが、無料検査所としてインターネットに載っているところに連絡しても、もうやっていないという返事。さらに、発熱していると検査できるところがどこにもないと言うくらい絞られるとのことでした。この検査については、検査数は上がっているのでしょうが、検査を受けることの難しさという点では２年前とほとんど変っていないというのが実感です。さすが無能な小池知事だけあります。言っているだけで常に『実』がない『バブルおばさん』だけはあります。
このように検査が難しい状況では、発表される数字に一つの特徴が出てきます。それは、発表される数字は、感染の実態よりはるかに少ないと言うことです。 ですので、現状、東京都の感染者は爆発的に増えている可能性を考えます。以下のように野田少子化相も閣僚として『初めて感染』が確認されました。 『野田少子化相 新型コロナ感染確認 首相や閣僚に濃厚接触者なし』（２０２２年４月１日 NHK） 感染した私の知人はまだ高校生なのですが、回復と回復後の後遺症が心配になります。日本政府も東京都も、これだけの感染爆発をしているのに、緊急事態宣言発令などの感染拡大防止策を何もしていないということには驚きです。現状の感染拡大によって、今後は重症者や犠牲者が増えてくるわけです。また後遺症に悩まされる方々も増えるわけです。どうして、日本政府も東京都もそういう状況において何もしないのかが理解できません。 このような状況において、知事の小池は、以下の記事のように、コロナの扱いを軽くするように見直せと首相の岸田に要請しているのです。要するにインフルエンザと同じ５類扱いにしろということでしょう。 『コロナ扱い見直しを 小池都知事が岸田首相に要請』（２０２２年３月３０日 FNN） もし、そうすれば、さらに感染者は爆発的に増えて、同時に感染者に対するケアや隔離措置もできなくなると考えます。そうなれば、さらに犠牲者が増えていくのは必然と考えます。 『NHKまとめ』によると、岸田自民党政権が発足した昨年１０月４日から４月１日までの１８０日間の新型コロナウイルスによる全国の犠牲者は１０４６７人です。１日平均５８．１５人ですが、そのような見直しをすれば、この数字はさらに増えていくことでしょう。ほとんど人殺しに近い。 都知事の小池は一体何を考えているのか理解に苦しみます。 感染した私の知人は、感染確認から２４時間で隔離のホテルに移動しました。このことによって体調の急変時のリスクも減ります。そのスピードはとてもよく、また同居する家族も隔離することによって感染のリスクが格段に減ります。 ただ、『コロナ扱い見直し』をすることによって、このようなことがなくなる可能性がありますので、その結果は爆発的な感染拡大となるのは自然です。 それでいて、以下の記事のようにように都知事の小池は、感染が「BA.2」に急速に置き換わっており、 感染防止対策の徹底をと言っているわけです。もう言動が完全に分裂していて話になりません。命を大切にするという方向で一貫していない態度は、リーダーとして完全に失格と考えます。 『小池都知事 “「BA.2」急速に置き換わり 感染防止対策徹底を”』（２０２２年４月１日 NHK） それにしても、上記の小池の『コロナ扱い見直し』という方向で感染拡大の方向が言われ、現状も感染が拡大しています。明らかに感染拡大の方向に日本政府、東京都は動いていると考えますが、実はこのことによってとても危険にさらされる人々が出てきます。それは、ワクチンを接種していない人々です。所謂『反ワクチン』の人々ですが、この人々のリスクは格段に上がっていると考えます。『反ワクチン殺し』ではないかと思えるほどです。ですので、行政による感染拡大防止策の徹底を声高に叫んだ方が良いでしょう。 そうしないとこれからは日常生活がおくれなくなる可能性が大きくなっています。 また『反ワクチン』でなくとも、持病でワクチンが打てない人もいます。私の友人に免疫疾患でワクチンを接種できない人がいますが、その友人は感染拡大するとものすごいリスクの中に放り込まれることを言っています。何気ない日常生活が、命のリスクになる絶望的な状況になっているのです。 そのような人々のことをしっかりと考えなければなりませんし、ケアもしっかりとしなければなりません。でも、何もしていません。 現状の日本政府も東京都も、このようなケースにあまりにも鈍感すぎます。根本的に命への眼差しがないのです。 | |
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