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日本国民のために動かない日本政府は糾弾されるべき
[日本の政治]
2022年4月5日 23時58分の記事

久しぶりにテレビ朝日の良い記事です。記事では、ウクライナ人の避難民を乗せて4月5日にポーランドから羽田に到着した政府専用機に、ウクライナのリビウに避難生活している日本国籍を持っている女性が対象外と言われていたと、報じています。政府専用機は日本国籍をもっている日本国民の財産です。その政府専用機にウクライナ人は乗れて、日本国民は乗れない。こんなことはありえないでしょう。本当に岸田自民党政権・日本政府は、なんとこうもバカで、日本国民に冷たいのでしょうか?

・ 『「日本行き」叶わなかった人たちも…政府専用機“避難民”20人乗せ出発』(2022年4月5日 テレビ朝日)

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記事には、日本国籍をもっている日本人女性のことが以下のように書かれています。


リビウで避難生活・日本人女性:「『乗ることはできるんでしょうか?』と聞きましたら、『日本に避難したいウクライナ人用であって、日本国籍を持っている人は対象ではない』と言われました」



政府専用機で日本に避難するのに、ウクライナ・リビウに避難している日本国籍を持っている人は対象ではなく、ウクライナ人は対象ということを言う日本政府というのは、記事を何度見返してもおかしいと考えます。あり得ない。政府専用機に乗せられるだけ乗せれば良いのです。それでダメなら、次回に待ってもらうのです。
この件について、政府の見解として、記事には以下のように書かれています。


政府関係者は、同乗させる基準について「国籍で区別しているという事実はない」「経済的困窮によって自力で退避できない人」と話しています。



いかにも国民を無視したお役所仕事。そのお役所仕事の基準は何なのか? それは、この政府専用機の使用、林外相のポーランド訪問が、日本国民の利益のためではないということです。だから、ウクライナ人の避難民は助けて、リビウで避難生活をする日本国籍の日本人女性は助けないということになるのです。
それが、現在の岸田自民党政権・日本政府の対ロシア政策、対ウクライナ政策の本質なのです。だから、日本国籍を持つ日本人は眼中になく、可哀想なウクライナ人だけが利益を受けるという本末転倒が起きるのです。
政府関係者は「国籍で区別しているという事実はない」と偉そうに言っていますが、本当は国籍で区別しなくてはならないのです。日本国籍を持つ日本国民は日本政府によって優先的に保護されなければならず、それが日本政府の第一の仕事で、それを政府関係者はしなくてはならないのです。それは公務員としての義務です。この政府関係者の名前は公表すべきです。公務員の職務を理解していません。
このようなことが起きるのは、政府専用機は自分のもの、自民党のものという驕りが、自民党や林外相、岸田首相にあるからです。明らかに私物化。政府そのものが私物化されている。そして、普通の日本国民は下民だから、政府専用機には乗る資格はないと決めつけているのです。
しかし、この姿勢は主権在民、民主主義政治の根幹を揺るがすものなのです。今回の件で、岸田自民党政権・日本政府は正式に国民に謝罪すべきです。これは許されるものではありません。日本の民主主義の根幹を揺るがすものだからです。
それに、冷たいことを言うようですが、いざとなったとき、日本政府は、ウクライナ人より、日本国民を優先しなくてはならないのです。それが日本政府の義務です。しかし、今の岸田自民党政権・日本政府は、それができないのです。なぜ、それができず、今回のようなことが生じたのか? それは上述したように現在の岸田自民党政権・日本政府の対ロシア政策、対ウクライナ政策が、日本国民のためのものではないからです。では、一体、誰のためのものなのか? それは、イギリス・アメリカ大本営のためのものなのです。
イギリス・アメリカ大本営の指示の通り動いているから、今回の政府専用機の件で、日本国民なんてどうでもよいということになってしまったのです。今回のロシア・ウクライナ情勢において、イギリス・アメリカ大本営及び西側の日本国民への扱いはこの程度ですから、しっかりと日本人は現実を見つめてください。自分の命に関わりますよ。日本人の命なんぞ何とも思っていないのですよ。

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内容は今まで見たことのない国際情勢と世界史の分析で、2024年の世界情勢の根本要因が書かれています。この本とザ・フナイの連載をトータルで読むと、ロシア・ウクライナ情勢、パレスチナ・イスラエル情勢及び中東情勢、東アジア情勢など現在の世界情勢の本質が見えてきます。もちろん、日本国内の情勢も見えてきます。内外情勢は決して別々ではない。
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片桐 勇治(かたぎり ゆうじ)プロフィール
1967年生まれ。東京都出身。中央大学法学部政治学科卒。高校がミッションスクールの聖学院高校で高校・大学時代は聖書研究に没頭。
大学在学中から元航空自衛隊幹部の田村秀昭元参議院議員の秘書、以来、元防衛庁出身の鈴木正孝元参議院議員、元防衛大臣の愛知和男元衆議院議員の秘書、一貫して政界の防衛畑を歩む。
2005年から国民新党選挙対策本部事務局次長、広報部長を歴任。2010年より保守系論壇で政治評論を行う。 yujikatagiri111@yahoo.co.jp
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