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天皇陛下のお誕生日に際して、心からのお慶びを申し上げます
 
2015年12月23日 23時55分の記事

天皇陛下のお誕生日に際して、心からのお慶びを申し上げます。
天皇陛下のお誕生日に際してのお言葉を拝読致しました。大変に素晴らしいものでございます。
その中でも以下のお言葉が大変に印象的でございました。

「天皇陛下お誕生日に際し(平成27年)」(2015年12月23日 宮内庁)

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天皇陛下はお言葉で、今年、さまざまな災害によって被災された方々へのお見舞いをされるとともに、9月の豪雨によって鬼怒川が氾濫し、その際、取り残された人々を救出する活動に携わった人々への感謝のお言葉を出されています。同時にこの水害にあった現地の復旧作業に当たった多数のボランティアに対して以下のようにお言葉を出されています。

水につかった家屋や田畑の復旧作業には多くの労力を必要とするもので,多数のボランティアが協力してくれていることをうれしく思っています。困難に遭遇している人々を助けようという気持ちが日本人の中に豊かに育っていることを非常に心強く思います。後日,常総市の被災地をお見舞いしましたが,泥水につかった田畑が広がり,苦労して作物を育ててきた人々の気持ちはいかばかりかと察せられました。

困難に遭遇している人々を助けるという気持ちがいかに大切か、我々日本人は忘れるべきではないでしょう。それは、この気持ちが社会をつくる根本と言うことがお言葉にあるものと思います。
また、戦後70年の節目の今年、天皇陛下は年初には、「満州事変に始まる戦争の歴史を学び,今後の日本のあり方を考えることが極めて大切」とお言葉を出され、国民に戦争について深く考えることを促されました。そして、パラオご訪問に際しては、先の大戦で犠牲になった方々への慰霊をされ、8月15日の全国戦没者追悼式では「さきの大戦に対する深い反省」という表現を新たに用いられお言葉を述べられました。天皇陛下はこの1年を振り返り以下のようにお言葉を出されています。

この1年を振り返ると,様々な面で先の戦争のことを考えて過ごした1年だったように思います。年々,戦争を知らない世代が増加していきますが,先の戦争のことを十分に知り,考えを深めていくことが日本の将来にとって極めて大切なことと思います。

まさにこのお言葉を肝に銘じなければならないと心から思います。
今回のお言葉では、先の大戦における軍人以外の民間人の犠牲について痛ましく思われているお気持ちを出されています。特に、戦時中、軍人や軍用物資を載せた民間商船が、護衛もないなか次々と沈められましたが、その輸送業務に関わった船員に対するお言葉を出されています。記者会見中、このことについてお話をなさっているとき、天皇陛下のお声が振るわれたと報道されています。この場面を拝見したとき、天皇陛下がいかに先の戦争に対してこの70年間、想われてきたか、そのお気持ちを拝見したと心から思いました。そして、このお気持ちが今年1年の天皇陛下のお言葉などのご真意と思うと、本当にそのお気持ちを斟酌しなくてはならないと強く思います。
また、お言葉の最後に、以下のようにおっしゃられています。

私はこの誕生日で82になります。年齢というものを感じることも多くなり,行事の時に間違えることもありました。したがって,一つ一つの行事に注意深く臨むことによって,少しでもそのようなことのないようにしていくつもりです。

このお言葉を拝見し、天皇陛下のお人柄に触れた想いがいたしました。とても和やかな想いをいたしました。
天皇陛下、皇后陛下の末永いご健勝を心から祈念いたします。

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片桐 勇治(かたぎり ゆうじ)プロフィール
1967年生まれ。東京都出身。中央大学法学部政治学科卒。高校がミッションスクールの聖学院高校で高校・大学時代は聖書研究に没頭。
大学在学中から元航空自衛隊幹部の田村秀昭元参議院議員の秘書、以来、元防衛庁出身の鈴木正孝元参議院議員、元防衛大臣の愛知和男元衆議院議員の秘書、一貫して政界の防衛畑を歩む。
2005年から国民新党選挙対策本部事務局次長、広報部長を歴任。2010年より保守系論壇で政治評論を行う。 yujikatagiri111@yahoo.co.jp
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