ポスト舛添 | |
[日本の政治] | |
2016年6月10日 23時51分の記事 | |
本ブログ「舛添都知事は誰に白旗をあげたのか?」(2016年6月6日)と「舛添都知事問題の本質の一端」(2016年6月8日)で、舛添知事に関わる問題の背後にあるポスト舛添やそれにまつわる様々な思惑・利権などの構造的問題についての考察を申し上げました。そして、現在の都政には有権者・都民不在の構造があると考えます。このような状況で、現状、ポスト舛添は自民系では問題となる状況ですが、そこで今度は以下の記事でポスト舛添に野党系の政治家である長島昭久氏の名前がでてきます。しかし、これもまた基本的に背後にある構造的問題は同じと考えます。 「談合臭する『舛添後プラン』」(2016年6月9日 日刊スポーツ)
記事では政府関係者の言葉として「都知事の巨大な権力と権限、20年の五輪利権を考えればとにかく安定政権が望まれる。ポスト舛添に隠れ自民党と言われる民進党の長島昭久の名前が浮上している」とあります。自民系を出せないので、その代わりに巨大な権力と権限が伴う都知事には隠れ自民党と言われる長島氏の名前が出ているということになります。巨大な権力と権限ということは、そこには様々な思惑や利権が絡むと言うことです。そこに現状では自民系が出せないので、長島氏ということをこの記事は言っています。しかし、それにしても長島氏はここで名前がでるような自民党との繋がりがあるのでしょうか? あるとしたら大変な問題でしょう。 いずれにせよ、このことも明らかに都民・有権者不在の政治的思惑ということになります。そして、これもこれまで本ブログで指摘してきた構造的問題そのものと考えます。 ポスト舛添として出てくる名前はどんどん変わりますが、その背後にある構造や思惑は一緒であると考えます。いずれにせよ、都民・有権者不在の利権や思惑が絡む構造がそこにあるものと考えます。ポスト舛添はこの構造的問題と全く関係のない人物が求められるのは、都民・有権者にとって至極当然のことです。 | |
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