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即刻、オリンピック再延期を決定せよ (10)
[日本の政治]
2021年7月18日 0時57分の記事

昨日の本ブログ「即刻、オリンピック再延期を決定せよ (9)」(2021年7月17日)の続きです。

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スガ氏は6月9日の党首討論で、子どもたちにオリンピックを是非見てほしいと述べ、実際に観戦するプログラムもありました。私も子どもたちが実際に観戦すべきだと思います。ならば、どうして、来年に再延期しないのか? 結局、無理な開催方針によって、その非常に重要な機会を政権がつぶしたわけです。このバカげた矛盾したスガ氏の発言は、極めて理解に苦しみます。本当にバカだなーの一言です。
以下の記事では、小池氏が『五輪観戦は一生もの』と子どもの五輪観戦に前向きに発言したことが報じられています。しかし、『五輪観戦が一生もの』なら、来年に延期して開催せよ。そうやって、一人でも多くの子どもたちが、何の憂いもなく観戦できる環境を整えよ。こんな中途半端な開催の状態で、右往左往するような事態を即刻停止せよ。それがあなたの仕事。本当に無能で何もできないバブルおばさん。無能。本当に心からそう思います。言っていることはもっともらしいが、何も実質できていない、国民の利益に合致していないことを平気言う、それがバブルおばさんの本質なのです。

「小池知事、子どもの五輪観戦に前向き『一生もの』感染状況好転で」(2021年7月17日 東京新聞)

私が言ってきたことは自公政権を利することばかり
本ブログでは、これまで自公政権については滅茶苦茶に批判してきましたが、それらが間違っているとはまったく思っていません。
昨日の本ブログ「即刻、オリンピック再延期を決定せよ (8)」(2021年7月16日)で取り上げた世論調査の結果を観れば、これまで何度も申し上げてきたように、昨年末くらいの早々に再延期を決定して、その上で政権は防疫に専念してPCR検査の社会的検査と隔離などを徹底的にやってきていれば、必然、支持率は現状とはまったく反対だったでしょう。自公政権は先の都議選で地滑り的勝利を収め、そして次期衆議院選挙もそうなっていたはずです。
実は、これまで本ブログで申し上げてきたオリンピック再延期と防疫に専念するという政策はあまり言いたくなかったのです。なぜなら、自公政権を利するからです。実際、パンデミックの状態での票の流れは、昨日にお話した昨年の米国大統領選挙時の分析から、1年前には明らかでした。したがって、防疫政策をしっかりせよ、PCR検査の社会的検査と隔離をせよと述べて、政権を批判することは、実は政権を利することになることは明らかだったのです。ですから、言いたくなかったのです。
しかし、言うべきことは言わなければなりませんので、書いてきましたが、残念ながらスガ自公政権がその反対を行ってきたので、結局、まったくの死地にスガ自公政権自身から飛び込んでしまったのです。哀れです。これが末期症状の典型的なケースと考えます。ただ、これだけでは終わらないと考えます。状況をあまりに甘く見過ぎていると考えます。
以下の6月23日の時事通信の記事では、「五輪をやらないという選択肢はない。10年後、20年後に『あのときパンデミックでよくやった』と評価される五輪になる」と政権の発言が載っています。しかし、すでに『どうして、あのときパンデミックでオリンピックを強行に開催したのか? 延期すればよかったのに』と言われる状態になっていると考えます。そして、このことが、自民、公明、都民ファに対して、今後半世紀、言われるのです。

「政権懸ける菅首相 ワクチン加速に自信、感染急増なら戦略狂い―東京五輪1カ月前」(2021年6月23日 時事通信)

上記の時事通信の記事は約1ヶ月前のものですが、記事にはスガ自公政権がオリンピック強行開催をする切り札として、ワクチン接種の普及が上げられています。しかし、すでに以下の記事のように河野氏がワクチン供給不足で謝罪をしているわけです。そして、東京都の感染者が爆発的に増えている。完全に終わっています。自公政権はワクチンの開発・製造の自立性を放棄した本当に問題ある政策をこれまで20年以上続けてきて、さらに防疫政策は杜撰そのもの、ワクチンの供給もろくにできない。普通に観て、すでに政権担当能力がないことは明白と考えます。

「河野大臣『はしご外した形』ワクチン供給不足で謝罪」(2021年7月15日 テレビ朝日)

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くる天

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○ 『餓死した英霊たち』

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先の大戦も、現在も日本国民を大切にしない政治。この2冊がそのことを雄弁に物語ります。

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◎ 拙著です

○ 『この国を縛り続ける金融・戦争・契約の正体』



内容は今まで見たことのない国際情勢と世界史の分析で、2024年の世界情勢の根本要因が書かれています。この本とザ・フナイの連載をトータルで読むと、ロシア・ウクライナ情勢、パレスチナ・イスラエル情勢及び中東情勢、東アジア情勢など現在の世界情勢の本質が見えてきます。もちろん、日本国内の情勢も見えてきます。内外情勢は決して別々ではない。
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片桐勇治(政治評論家) さん
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プロフィール
片桐 勇治(かたぎり ゆうじ)プロフィール
1967年生まれ。東京都出身。中央大学法学部政治学科卒。高校がミッションスクールの聖学院高校で高校・大学時代は聖書研究に没頭。
大学在学中から元航空自衛隊幹部の田村秀昭元参議院議員の秘書、以来、元防衛庁出身の鈴木正孝元参議院議員、元防衛大臣の愛知和男元衆議院議員の秘書、一貫して政界の防衛畑を歩む。
2005年から国民新党選挙対策本部事務局次長、広報部長を歴任。2010年より保守系論壇で政治評論を行う。 yujikatagiri111@yahoo.co.jp
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