戦時においてニュースは創作される だからご注意を (2) | |||||
[日本の政治] | |||||
2022年4月8日 23時58分の記事 | |||||
昨日の本ブログ「戦時においてニュースは創作される だからご注意を (1)」(2022年4月7日)の続きです。
昨日は、日本のマスメディアにおける、ロシア・ウクライナ情勢について明らかにウクライナ寄りのつくられたと考えられるニュースが、すでに1月の段階であったことを書きました。そして、その創作の傾向が、ロシア・ウクライナ情勢がよりエスカレートしていくと、さらに信じられないくらいまでになっていきます。 以下の2つの記事をご覧ください。明らかにこの偏向報道の象徴的な記事、まさに典型例と考えます。 ・ 『桝太一アナ ウクライナから中継中の空襲警報に緊迫「中継を切っても構いません」』(2022年3月13日 スポニチ) ・ 『有働由美子アナの「中継やめましょう!」に称賛の声。空襲警報が鳴る中で状況伝えるジャーナリストに呼びかける』(2022年3月22日 ハフィントン・ポスト) この2つの記事がどのような記事かをご説明します。この2つの記事全文を文末に掲載しておきます。 まず上段の3月13日のスポニチの記事から。 この記事では、3月13日の日テレ『バンキシャ!』の報道内容を取り上げています。またも『バンキシャ!』か!と思いますが、この日の『バンキシャ!』では、ウクライナのリビウから戦場ジャーナリストの佐藤和孝氏との『生中継』という設定で、画面が現地からのものに切り替わります。そして、場面は以下のようになるのです。
この場面を実際に観ていましたが、心の中で『また、やらせかよ』とつぶやいたつもりが、実際にはそう声に出していました。 次に上記下段の3月22日のハフィントン・ポストの記事についてご説明します。 今度は3月21日の日テレ『news zero』。番組では、ウクライナのキエフから戦場ジャーナリストの佐藤和孝氏の『生中継』という設定で、やはり空襲警報がなっていて、佐藤氏の身の安全を危惧したキャスターの有働アナが「中継やめましょう!」と伝え、中継を取りやめたというものです。以下のように書かれています。
同じ日テレで、日時と番組、中継箇所は違えど、まったく同じ設定で絶妙のタイミングで『空襲警報』が鳴り響くウクライナの街が、短い中継の時間にぴったりと重なり、現地ジャーナリストは同じ、日本側のキャスターの反応もまったく同じ。はっきりいって、私にはヤラセにしか見えません。 ただ、特筆すべきことがあります。それは、これがもし『ヤラセ』だとしたら、ウクライナ当局が空襲警報を番組にあわせて流しているということです。要するに日本で流されているロシア・ウクライナ情勢についての情報は、日本のマスコミとウクライナ当局が結託している可能性があるということなのです。 そもそも危険性がないということで、ウクライナからのこの2つの中継が屋外で行なわれたと考えます。であるのに、そのような安全と考えられた中継に重なって空襲警報が鳴り響くことが、二度も中継にあわせて起るという『偶然』はありえないと私は考えます。 このころから、私の頭の中で『イギリス・アメリカ大本営』という言葉が、コダマするようになります。このウクライナ当局の背景は『イギリス・アメリカ大本営』ということです。実際、日テレというと以下の本のことを否が応でも思い出してしまいます。 ・ 『日本テレビとCIA 発掘された「正力ファイル」』(2006年 有馬 哲夫著 新潮社) それにしても、上記のハフィントン・ポストの記事には、戦場ジャーナリストの佐藤和孝氏を気遣った有働由美子アナの「中継やめましょう!」に称賛の声とあります。しかし、上述のように2つの番組で同じ設定で同じことが起るなんてことを観たら、『賞賛の声』を上げようとは普通は思いませんよね。むしろ、日テレの報道番組でこのようなことが起きたことを知って、『賞賛の声』を上げるのなら、それはちょっと抜けすぎているか、バカでしかないでしょう。この『賞賛の声』もヤラセなのかとさすがに思ってしまいます。 正直、このハフィントン・ポストの記事を観て、同紙は随分と落ちたものだなと率直に思います。ただ、こういう『ヤラセ』の可能性をあるものを、しっかりとした検証もなく『賞賛の声』と美談にするのは、ジャーナリズムでは絶対にやってはならないものです。ハフィントン・ポストはいざという時、人々の、国民の力にはならないと心の底から考えます。この記事1つで、ハフィントン・ポストはジャーナリズム失格の烙印を押されても仕方がないでしょう。それほど稚拙なものなのです。 現在の日本は戦時情報統制がされています。日本国民は戦時下にいるのです。そして『鬼畜プーチン・ロシア』ということがどんどんエスカレートしていきます。なぜなら、この次に第二次日露戦争が画策・予定されているからです。そして、第二次日清戦争、第二次朝鮮戦争も当然、考慮に入れるべきでしょう。 (つづく)
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