国葬はあまりにも問題がありすぎる | |
[日本の政治] | |
2022年7月14日 18時41分の記事 | |
安倍晋三さんについては、すでに死者になられたので、これまでのように『アベ』とは書きませんが、だからといって政治家としての問題点がすべて解消されるわけではありません。首相というのは万人の生活と命に対しての責任がありますから、多々あった安倍政権時代の問題は、これから暴かれ、検証され、糾弾されなければなりません。それが一国の首相の責任というものであり、政治を常に正常化する唯一の方策なのです。ですから、この政治過程は、どんなことがあろうと日本国が続く限り、必ず行なわれます。無論、そこで検証されるのは安倍晋三さんだけではありません。今回の安倍晋三さんの狙撃事件によって、安倍政権の権力によって押しつぶされた近畿財務局職員の赤木俊夫さんの問題が解消されるのでしょうか? 赤木俊夫さんと安倍晋三さんの社会的地位は違いますが、生命としては等価なのです。安倍さんだけが国葬というのはあまりにも理不尽でしょう。 ・ 『【速報】安倍元首相の国葬 今年秋に実施へ 政府方針固める』(2022年7月14日 FNN)
今回の安倍さんの狙撃事件も、安倍晋三さん・岸信介さんの統一教会との関係という、謂わば政界においては常識的な事案がポイントになっています。この関係においてどれだけの人がこれまで被害にあってきたかということも、今後、俎上に載せられることでしょう。今回の狙撃事件は、安倍晋三さんの悲劇の射殺事件ではなく、戦後政治の闇が一気に噴出したものにすぎないのです。その戦後政治の闇の当事者が安倍晋三さん・岸信介さんなのです。 そのような人物の国葬をして、その後、その闇が暴かれて行けば、それは日本国の恥、岸田自民党政権がその責任を一身に背負うことになります。 政権を長くやったからといって良いわけではないのです。長くやれば功罪が大きくなります。そして、その安倍政権の『功』について、今や誰も即答できないのです。だからこそ、これからその巨大な『罪』が、表面化するのは必然でしょう。それでいて、『国葬』なんていうことは当然、歴史的には日本の恥辱になることでしょう。 むしろ、安倍晋三さんがつくった元号『令和』を、即刻、改元することが現在の日本の幸福にとって最優先のことと考えます。 | |
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