毎日新聞の良いコラム記事 その2 | ||||
[日本の政治] | ||||
2022年12月31日 23時50分の記事 | ||||
昨日の本ブログ「毎日新聞の良いコラム記事 その1」(2022年12月30日)の続きです。
ワクチン接種と新型コロナウィルスの病原性の関係について、この記事では以下のように書かれています。
ワクチン接種によって致死率が下がり、一方でキシダ軍拡増税内閣はそのまま感染爆発を放置したので、犠牲者が激増したというのが現状の実相と言うことです。ワクチン接種と同時に感染拡大防止を徹底しない限り、犠牲者が増えるのです。そして、このキシダ軍拡増税内閣の欠陥政策が特に弱い高齢者などの層を直撃しているわけです。まさに弱いものを切り捨てる政権であり社会となっているのです。この記事では以下のように書いています。
私の自宅から50メートルほどのところに老人ホームがありますが、一週間ほど前、その老人ホームの前に一日に何度も救急車が停まっていました。確認はしていませんが、明らかに老人ホーム内でクラスターが発生していたと考えます。そして、今やこのようなことは報道はされず、無視され、犠牲者数だけが激増していく。極めて危険な社会です。ただただ、弱いものが犠牲になって、その犠牲を誰も省みない社会になってしまっています。非常に問題です。 言っても無理かもしれませんが、若い方々はこのように社会に切り捨てられて死の間際まで追い込まれる方々の身になって少しは考えてみるべきでしょう。そのような冷酷な対応はいずれ自らの身に降りかかってきます。 このように観ると反ナチス運動の指導者、マルティン・ニーメラーの言葉を思い出します。
今の若い方々の自らの身に降りかかって、やっと気がついたときには遅いのです。 ワクチンを何度も打って良いものとはまったく思っていませんが、ワクチンと感染拡大防止を徹底する他は、犠牲者を減らす方策はないと考えます。感染症・伝染病に対する第一の対策は感染・伝染を防ぐことです。これを今何もやっていないのが、キシダ軍拡増税内閣で、当たり前のように犠牲者が激増し、完全に政治的に失敗しているわけです。 それで2類から5類にすれば、新型コロナウィルスが無毒化する以外、普通に考えてさらに感染者が爆発的に増えて、犠牲者は必然的に増えます。5類にすれば新型コロナウィルスに感染したことを自覚していても隠したり、無視するケースが激増しますから、必然、感染は現状より爆発的に増えます。感染者が表に出てこないケースが増えて感染が激増するわけで、この2類から5類は新型コロナウィルスの危険性の隠ぺい化を促進させると考えます。 2類から5類にするのならキシダ軍拡増税内閣は、まず『新型コロナウィルス安全宣言』を責任もってすべきです。無論、犠牲者や感染者数を公表しないということはすべきではありません。ただ、感染者と犠牲者を把握できないことが多くなるので、そのことに対する対策を明示し、責任をもって実行すべきです。 はっきり言えば、別に今のままの5類の方がまったく良いということです。キシダ軍拡増税内閣になって犠牲者が激増するという結果なのに、なぜ新型コロナウィルスの扱いを軽くする逆噴射をするのかまったく理解に苦しみます。明らかに頭がおかしい。 このように観てくると、キシダ軍拡増税内閣が、ワクチンを併用した自然感染による集団免疫獲得戦略をやっていることがよくわかります。感染者を増やして集団免疫を獲得する。 この戦略は、ワクチンをしないと米国や英国、スウェーデンのように犠牲者が激増するので、ワクチン接種を併用して致死率を下げて集団免疫獲得戦略をやっていると言うことです。 そしてこれからは5類にしてさらに感染者を爆発的に増やすという方向で舵を切ろうとしているのが、キシダ軍拡増税内閣の本質と考えます。英米の要求によって軍拡をしているように、新型コロナウィルス対策も英米の指令でやっているのでしょう。それがキシダ軍拡増税内閣の実相と考えます。 ただ、このワクチンを併用した集団免疫獲得戦略について、国民に対して一切説明をしていません。これは民主主義において極めて重大で、最大の問題です。即刻、退陣すべきです。 また、ワクチンを併用したとしても自然感染による集団免疫獲得戦略が機能するかは、現状未知数です。 そして、何よりもこの戦略は、国民の命の犠牲を前提にしています。これは大問題で、憲法25条違反で国民主権を完全に蹂躙するものであり、普通に人権問題です。だから、弱いものがどんどん犠牲になっているのです。その弱者の人権は完全に無視されているのが現状で、それが日本政府のしていることです。 何度も申し上げますが、人権の最大ものは『命』です。命を犠牲にする政治は人権無視の政治です。そういう基本的なことを繰り返し言う人権擁護の人々の姿が日本ではなぜか見えてきません。このように人権の基本中の基本を考えれば、新型コロナでの人権蹂躙を最もしているのは明らかに米国です。その米国が人権で進んでいると勘違いしている人権擁護をする人々が、日本では多いのではないでしょうか? 中国はゼロコロナを転換して、現状、感染の異常爆発と犠牲者の激増が言われています。日本も犠牲者が激増していますが、日本のことは日本のマスコミはまったく隠ぺいして、中国だけを攻撃的に報道しています。 その中国の例でも明らかなように、新型コロナウィルスの感染拡大は抑えられるのです。むしろ、ゼロコロナ政策の方が人々は安心できる。しかし、それをやめると感染が激増して、当然、犠牲者は増え、経済・社会を不安定化させます。中国の感染拡大は今後、世界的な経済的なショックに繋がる可能性は大きいと考えます。 2020年以降、中国のゼロコロナ政策での犠牲者合計は長らく5000人以下で、犠牲者ゼロの日が相当期間続きました。しかし、米国での合計の犠牲者は100万人以上です。今や110万人。ゼロコロナ政策をとらなかった米国は中国の200倍以上の犠牲者が出ているのです。どちらの国が人命と人権を尊重しているのかは一目瞭然です。まずは常識を疑うことをしないと実相は見えてきません。 米国の110万人犠牲者を中国との人口で単純に換算すれば、約517万人になります。それだけの人々の命を救っただけでも中国の政策は、人権だけではなくあらゆる面で優れていたと考えるのはおかしいでしょうか? おかしいはずはまったくありません。それをおかしいと考える方が明らかにおかしい。しかし、アメリカはそのおかしな国なのです。アメリカは素晴らしい、中国はダメだというステレオタイプで考えるのは、少なくとももうやめるべきでしょう。明らかに日本の報道はダブルスタンダードになっています。こういう状況が長く続くと社会的な価値が意味をなくし、規範がなくなり、社会をメルトダウンさせて行きます。 もし、これから中国で517万人の犠牲者が出たら、経済的・社会的な混乱は避けられないと考えますし、それが世界的に波及していく可能性は非常に大きいと考えます。そして、さらなる中国での感染爆発は、新なる変異種の可能性を生み出していて、それは現状、非常にポイントになっていると考えます。 | ||||
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