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2015年10月21日 5時47分
皇后陛下のお誕生日に際して、心からお慶びを申し上げます
 
皇后陛下のお誕生日に際して、心からお慶びを申し上げます。
皇后陛下お誕生日に際してのお言葉を拝読いたしましたが、皇后陛下の平和と国民をお想いになるお気持ちにあふれた大変に素晴らしいものであったと心から存じます。
その中でも以下のお言葉が大変に印象的でした。

平和な今の時代を生きる人々が,戦時に思いを致すことは決して容易なことではないと思いますが,今年は私の周辺でも,次世代,またその次の世代の人々が,各種の催しや展示場を訪れ,真剣に戦争や平和につき考えようと努めていることを心強く思っています。

昨今、わが国の若い世代である「次世代、またその次の世代の人々」が、真剣に戦争や平和について考えていることを心嬉しく、また心強くお想いになられていることが鮮明に伝わってきます。
政治の基本、そして安寧な社会の基本は、まず平和を求める心がしっかり社会を支える人々の間にあることこそが、最重要で最優先のことです。
日本の大半の人々は、既に戦争を知らない世代です。それは戦争を知らない“幸運な世代”なのです。その幸運な世代は、戦争について実感を伴ってはっきりとした認識はできません。それは当然のことなのですし、それは幸運なるがゆえの陥穽でしょう。
しかし、一方で、その陥穽は時として、その悲惨さを軽視し、無謀な幻想を生み、現実感を失い夢想するようになります。そして、それは与えられた幸運を手放すことになります。
戦争の悲惨さを常に考えるのは平和ボケではない、そのことを軽視することこそが平和ボケなのだ、とそう私は思います。幸運な世代だからこそ陥りやすい陥穽があることは、しっかりと認識をしなくてはならないと今、心から思います。

天皇皇后両陛下が、先日の茨城水害にお見舞いに現地にいらっしゃったお姿がテレビで放映されていました。そのお姿に、親しみと感謝の念を率直に感じますと共に、そのお姿から感じる国民へのお心を、今回のお誕生日に際してのお言葉からもひしひしと感じます。

皇后陛下が、末永くお元気でいらっしゃることを心よりお祈りいたします。
改めて、皇后陛下のお誕生日に際して、心からお慶び申し上げます。
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2015年10月20日 11時7分
島尻大臣ポスター問題――政治家としての主張がカレンダーというレベル
 
 以前、政党の広報を担当していたので、こういう問題を目にすると、反射的にそのポスターに視線を向け、凝視してしまいます。
 島尻大臣のポスター問題には様々な問題点があるでしょうが、法的要件についてここではおいておきます。
 ニュースなどで伝えられているポスターを見ると、目につくのは、カレンダーもさることながら、政治活動用ポスターであるのに「政治的主張」が全くないというところです。これでは、法的な問題以前に、政治家として問題が大いにあるのではないかと思います。
 このカレンダー付きのポスターを見ると、そのデザイン構図はアイドル気分という印象を受けます。そして政治的主張がありません。名前があって、写真があって、普通は政治的主張がある部分がカレンダーなのですから、政治家としての根幹である主張は「カレンダー」なのだろうと思いますし、それが島尻氏の政治家としてのレベルなのでしょう。まあ、これも悪くはないのかもしれませんが、“誰でも”言えるレベルです。ただ、真面目な政治家であれば恐らくは最も“主張”しないものでしょう。
 一方、島尻氏のブログと思われるサイトを見ると、“政治的主張”がでかでかと書いてあります。その主張とは「台所から政治を変える!」です。ご本人からしたら“深い深い”意味があるのでしょうが、受け取る印象はこれが看板として掲げる政治的主張なのかと力が抜けてしまうレベルです。重い歴史を背負い、安全保障上の様々な問題点を抱える沖縄を担当する大臣として本当に適格なのかどうか、私には甚だ疑問に思います。独立論が絡む沖縄では恐らく不適格でしょう。このポスターなどを見る限りそう思います。そもそも政治的主張などあまり関係ない方なのではないかと思いますので、政治家として資質はないものと考えます。政治活動用のポスターに、政治的主張がなく、代わりにカレンダーがあるのですから、はっきり言って政治をなめているのだと思います。後援者もその程度なのでしょう。政治的主張ではなくカレンダーの方が良いと。そういうことなのでしょう。
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2015年10月10日 8時46分
第三次安倍政権発足後の世論調査に見る本質――勢いがない
 
第三次安倍政権発足について、報道各社が世論調査を実施ました。内閣支持率は概ね40%台中盤から40%前後という数字です。新内閣発足時や内閣改造時の内閣支持率は、通常、ご祝儀的な数字が出やすいので、大抵の場合、内閣支持率は上昇します。実感としては、今回の数字はどちらかと言うと「伸びが薄いな」と言えるものです。
 先の通常国会では、安保関連法が焦点になり、オリンピック関連問題や自民党議員の発言問題などがあり、内閣支持率が下がりました。その時から見れば、実際、支持率は伸びているのですが、本質は、先の通常国会での支持率の落ち込みが、今回の内閣改造時での支持率上昇に覆いかぶさっていると分析します。ご祝儀相場にしては、支持率上昇には明らかに勢いがないと見ます。
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2015年10月9日 6時33分
現在の与党・自民党と戦前の軍部に共通する陥穽
 
10月7日、第三次安倍政権の顔触れが発表されました。このことに付随して副大臣、政務官の人事や党の人事が動きます。今後、これらの人事が政権の趨勢を決していきますが、現状、第三次安倍政権の顔触れに対して“サプライズなし”との論評が目立ちます。「政高党低」、「一強状態」、総裁選も無投票で決まる現在の自民党において、改造内閣ではそもそもサプライズはないのでしょう。そして、この「サプライズなし」が、今後、どのような状況をつくり出していくか、一つのポイントであることは間違いないでしょう。
 そのことを考える上で重要な記事が、先日、載りました。
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2015年10月7日 23時15分
全国戦没者追悼式での天皇陛下の素晴らしいお言葉(平成27年)
 
今年(2015年)の「全国戦没者追悼式」での天皇陛下のお言葉がどのようになるか、マスコミ等で注目を集めました。
式典での天皇陛下のお言葉は、普通、200文字から300文字前後です。通常、この文字数では多くのことを語れません。だからこそ、一字一句の重みは重く、戦没者とその後の時代を生きた日本人に発せられたお言葉に込められた「御心」は深く、重要なものがあると思います。
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2015年5月14日 1時55分
旧日本軍による偽札用紙発見に見る過去と現在(後)
 
  『旧日本軍による偽札用紙発見に見る過去と現在(前)』の続きです。いよいよこの登戸研究所の偽札が意味する本質に迫ります。

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2015年5月14日 1時52分
旧日本軍による偽札用紙発見に見る過去と現在(前)
 
  2015年(平成27年)1月6日付け朝日新聞に旧日本軍が作成した偽札の用紙が見つかるという記事が出ました。日本が偽札を製造していたなどと思われる方もいるかもしれませんが、この記事は戦前の日本と東アジアの奥深くどろどろとした実相を覗き見る入り口なのです。戦前の日本と東アジアで起こった様々なことは、中国、特に満洲を中心にしたアヘンや武器輸出を中心に考慮しなければ決して理解が出来ないことです。今から70年前に解体した満洲国は日本から多くの官僚や軍人が派遣され、彼らが大きな権力を保持していましたが、現在の日本の政界にもその人脈は脈々と継承されているのです。そのため現代政治を分析するためには満洲というキーワードを熟知する必要があると考えています。
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2015年4月10日 0時37分
素晴らしい天皇陛下のお言葉
 
天皇皇后両陛下がパラオにご行幸されました。パラオにご行幸される際、羽田空港にてお言葉を述べられる天皇陛下のお姿とお言葉を拝見し、これ以上ない喜びを感じます。
平和への強いお想いが、お言葉から伝わってくる誠に素晴らしいお言葉と存じました。
このお姿とお言葉を心に命じなければならないと心から存じます。
パラオから無事にお戻りになられたことを心から嬉しく存じます。
http://www3.nhk.or.jp/ne…/html/20150408/k10010041721000.html
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2015年2月24日 23時24分
皇太子殿下の御誕生日に際して、心よりお慶びを申し上げます
 
皇太子殿下の御誕生日に際して、心よりお慶びを申し上げます。
皇太子殿下の御誕生日に際してのお言葉は、拝読していて、とても心すっきりし、晴れやかな気持ちとなる、大変素晴らしいものでございました。
お言葉では戦争の惨禍を繰り返しお言葉にされ、平和の大切さを強調されるお言葉に、心からの敬意を表しますとともに、心からの安堵をおぼえた次第でございます。また、弱者や被災にあわれた方々へのお優しいお言葉も、本当に素晴らしいものと存じました。
国際交流と相互理解の大切さもお言葉にされ、視野の広い、本当に素晴らしいご見識と存じます。
改めて、皇太子殿下の御誕生日に際して、心からのお慶びを申し上げます。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150222-00050087-yom-soci
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2015年2月9日 22時2分
ヨーロッパのテレビ放送局『アルテ』からインタビューを受けました!
 
フランスとドイツが共同出資する公共テレビ放送局『アルテ』(Arte)のインタビューを本日、受けました。内容は日本の外交防衛政策及び国際情勢に関してで、約1時間ほどにおよぶインタビューは大変に内容の濃いものになりました。
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くる天

◎ 必読の書

○ 『餓死した英霊たち』

○ 『世界で最初に飢えるのは日本 食の安全保障をどう守るか』

先の大戦も、現在も日本国民を大切にしない政治。この2冊がそのことを雄弁に物語ります。

○ 『CIA日本が次の標的だ―ポスト冷戦の経済諜報戦』


◎ 拙著です

○ 『この国を縛り続ける金融・戦争・契約の正体』



内容は今まで見たことのない国際情勢と世界史の分析で、2024年の世界情勢の根本要因が書かれています。この本とザ・フナイの連載をトータルで読むと、ロシア・ウクライナ情勢、パレスチナ・イスラエル情勢及び中東情勢、東アジア情勢など現在の世界情勢の本質が見えてきます。もちろん、日本国内の情勢も見えてきます。内外情勢は決して別々ではない。
本ブログについて
日本と世界の政治経済の本質を読み解く-ブロくる
片桐勇治(政治評論家) さん
日本と世界の政治経済の本質を読み解く
地域:東京都
性別:男性
ジャンル:ニュース
ブログの説明:
世界は大きく変わり、新しい時代が胎動しています。しっかりと把握していますか? この時代を読み解くには歴史を見つめ、構造を把握し、パワーの心奥を見つめ哲学を持たなくてはなりません。一緒にこの新しい時代を見つめて行きましょう! 最低週1回の更新です。
プロフィール
片桐 勇治(かたぎり ゆうじ)プロフィール
1967年生まれ。東京都出身。中央大学法学部政治学科卒。高校がミッションスクールの聖学院高校で高校・大学時代は聖書研究に没頭。
大学在学中から元航空自衛隊幹部の田村秀昭元参議院議員の秘書、以来、元防衛庁出身の鈴木正孝元参議院議員、元防衛大臣の愛知和男元衆議院議員の秘書、一貫して政界の防衛畑を歩む。
2005年から国民新党選挙対策本部事務局次長、広報部長を歴任。2010年より保守系論壇で政治評論を行う。 yujikatagiri111@yahoo.co.jp
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