2011年2月1日 22時17分 |
『政治家の交渉術』( 2006年5月刊) 第93回 ―第5章5―?相手を敗北させるが滅亡はさせない |
目次 第5章 「おぼれる犬を叩け」―「指の傷が腕の戦闘力を奪う」 5 交渉をサバイバルゲームと考えろ 相手を敗北させるが滅亡はさせない 永田寿康は、「電子メール」が本物であることを証明できなかった。要するに「怪文 書」にすぎなかったのである。怪文書とは、 ?不特定多数にばら蒔く ?差出人が特定されていない(だれが書いたかわからない) ?明確なターゲットがいる といった文書であり、発信源を探り当てるのは、難しい。このため、自民党は、永田寿康を衆議院懲罰委員会に付し、懲罰動議にかけた。憲法の「議員を除名するには、出席議員の三分の二以上の多数による議決を必要とする」(第五八条)の規定を振りかざして、脅しをかけたのである。 |
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2011年2月1日 15時21分 |
『政治家の交渉術』( 2006年5月刊) 第92回 ―第5章5―?どこに「疑惑の目」をつけるか |
目次 第5章 「おぼれる犬を叩け」―「指の傷が腕の戦闘力を奪う」 5 交渉をサバイバルゲームと考えろ どこに「疑惑の目」をつけるか 国会での「爆弾質問」といえば、旧社会党の楢崎弥之助(衆院議員)や公明党の黒柳明(衆院議員)らか有名だった。 もう一人、忘れてはならないのが、現在は民主党にいる旧社会党の横路孝弘(衆院議員)である。 |
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2011年2月1日 11時0分 |
『政治家の交渉術』( 2006年5月刊) 第91回 ―第5章5―?攻撃したつもりが裏目に出てしまう |
目次 第5章 「おぼれる犬を叩け」―「指の傷が腕の戦闘力を奪う」 5 交渉をサバイバルゲームと考えろ 攻撃したつもりが裏目に出てしまう それにしても、政治家どうしが、「政治資金」をめぐって刺し合いをすると、お互いに「返り血」を浴びる危険がある。 |
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2011年1月31日 23時25分 |
『政治家の交渉術』( 2006年5月刊) 第90回 ―第5章4―?「貧しいと精神が卑屈になる」 |
目次 第5章 「おぼれる犬を叩け」―「指の傷が腕の戦闘力を奪う」 4 何を捨て何をとるべきか 「貧しいと精神が卑屈になる」 日経平均株価がピークをつけていたころ、話題となったのがリクルート・コスモスの未公開株の譲渡をめぐる贈収賄疑獄である。リクルートの江副浩正元代表に依頼されてリストを作成したのが、現在の自民党最高実力者クラスの大物政治家である。このようにして自民党の政治家は政治資金を集めていた時期もある。 |
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2011年1月31日 17時13分 |
『政治家の交渉術』( 2006年5月刊) 第89回 ―第5章4―?「仕手グループ総帥」の運命 |
目次 第5章 「おぼれる犬を叩け」―「指の傷が腕の戦闘力を奪う」 4 何を捨て何をとるべきか 「仕手グループ総帥」の運命 個々の政治家レベルでも、株式市場がよく利用された。とくに仕手株に手を出す政治家は少なくなかった。相場の背後で政治家の影がチラつくと、その銘柄は「政治銘柄」と呼ばれた。 |
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