2013年12月28日 3時6分 |
『内務省が復活する日』1995年10月25日刊 あとがき 資料―内務省の系譜 |
あとがき 内務・自治官僚OBたちは、実にしぶとい。飽きもせずによくやっている。行政がその継続性に特性があるように、まさに、継続こそ力であり、官僚たちにとっては、一生を賭けての戦いぶりだ。これは、ほかの省庁の官僚たちにも通ずる資質である。 |
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2013年12月27日 0時0分 |
『内務省が復活する日』1995年10月25日刊 第11章 内務省が復活する日 ? |
「命令と服従」から「助言と協力」の関係へ――奥野誠亮 奥野誠亮は、こう明言している。 「それはまた中央集権とか地方分権とか別の問題じゃなくて、やっぱり地方でやるものは地方でやるようにするのが地方自治、地方でやるものは何かというと、外交とか防衛とかといったような性格のものではない。地方分権ができる時代に入った。また地方分権をすることによって、住民の期待に応えられるような行政がやれる、やらなければならない時代に入ってきたということではないか」 |
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2013年12月26日 3時33分 |
『内務省が復活する日』1995年10月25日刊 第11章 内務省が復活する日 ? |
第11章 内務省が復活する日 省庁統廃合論と内務省復活論の再燃 自治省が内務省のような強い権限を持った省になるには、中央省庁の統廃合により内政関係の権限を自治省に集中するのが、もっとも手っ取り早い。けれども、いきなり中央省庁を統廃含するというのは難しい。至難の技である。 |
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2013年12月25日 3時17分 |
『内務省が復活する日』1995年10月25日刊 第10章 暴かれた弱体な危機管理 ? |
政府と地方自治体で機能を役割分担 しかし、だから圭言って、手を挟いているわけにはいかない。あきらめてはいられないからである。危機管理と併せて、危機が発生した場含の復興計画などについて、政府が素早く構想や計画を描けるようにするには、どうすればいいのだろうか。 |
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2013年12月24日 4時11分 |
『内務省が復活する日』1995年10月25日刊 第10章 暴かれた弱体な危機管理 ? |
第10章 暴かれた弱体な危機管理 現れてきた内務省解体の打撃 平成七年一月十七日、阪神・淡路大震災という大変な事態が発生したとき、村山内閣は、政府として敏速に動かなかった。このために、マスコミや国民世論から、厳しい批判の声を浴びせられた。このことについて、柴田護(財団法人地方財政協会会長)は、「因縁の一つだろう」と言う。内務省解体によって、日本の国家統治機能のうち危機管理面での機能を骨抜きにされた因縁が、五十年を経て現れるとは、何という皮肉であろうか。大震災によって大被害を受けて初めて、そのことに気づかされたのである。 |
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