2014年9月30日 5時4分 |
『目を覚ませ!財界人』(1995年9月25日刊) おわりに――日本経済を「元気印」にする財界の出番 |
おわりに――日本経済を「元気印」にする財界の出番 望まれる経済四団体の統合化戦後五十年を経て、日本が大きく変わろうとしているとき、財界は新しい使命と役割を見つけなければならない立場に立たされていることが、この堤言をまとめるなかで次第に浮き彫りにされてきた。 |
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2014年9月29日 7時0分 |
『目を覚ませ!財界人』(1995年9月25日刊) ●戦後の日本経済を育てた財界強者の面々? |
植村甲午郎――裏方の仕事をすべて引き受けた、もめ事の調停役 植村甲午郎は、東京生まれである。大正七年に東大政治科を卒業後、農商務省に入り、企画院次長などを経て昭和十五年に退官した。その後、石炭統制理事長を経て昭和二十七年から昭和四十三年まで経団連副会長を務める。この問ニッポン放送社長、フジテレビ会長、日本航空全長を歴任して、昭和四十三年に石坂泰三の後の三代目経団連会長に就任。 |
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2014年9月28日 7時33分 |
『目を覚ませ!財界人』(1995年9月25日刊) ●戦後の日本経済を育てた財界強者の面々? |
●戦後の日本経済を育てた財界強者の面々 第二次世界大戦後、日本経済の復興に立ち上がった財界人は、そのための体制づくりに尽力した。経団連は、昭和二十年九月に「経済団体連合委員会」という名称で発足した。このなかに常任委あたる員として桜田武(日清紡績社長)、小林中(富国生命社長)、永野重雄(日本製鉄営業部長)、事務局長として、植村甲午郎(石炭統制会理事長)がいた。経済同友会は、昭和二十一年四月二十日に創立された。創立の中心となった人たちのなかに桜田武(日清紡績社長)、永野重雄(日本製鉄営業部長)らがいた。 |
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2014年9月27日 2時27分 |
『目を覚ませ!財界人』(1995年9月25日刊) 第7章◎国民・大衆とともに歩む財界になれ――みんなが納得できる「大義名分」を示し、個人消費意欲を喚起せよ ? |
提言55 企業人にもっと資格取得を奨励せよ 実際に有資格者を優遇しはじめている日本の企業日本の企業における終身雇用制度と年功序列制度という慣行が次第に崩れていく傾向を早めているのに伴い、企業のなかでは、高学歴のうえにさらに高度な資格を持った者を活用し、優遇する方向へと人事制度を変えていっているところも少なくない。 |
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2014年9月26日 6時33分 |
『目を覚ませ!財界人』(1995年9月25日刊) 第7章◎国民・大衆とともに歩む財界になれ――みんなが納得できる「大義名分」を示し、個人消費意欲を喚起せよ ? |
提言51 賃金を上げて購買意欲を喚起せよ 内需の六〇%を占める個人消費意欲を喚起せよ 景気を回復するための基本は、勤労者の賃金を厚くし、購買力をつけさせることである。賃金を抑えつけていては、消費も盛り上がらない。国民の購買意欲を喚起させる方法について、山岸章・前連合会長は次のように力説している。 |
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