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新型コロナウイルスで犠牲になる危険度は約2倍になっている 日本国民の命を大切にしない岸田自民党政権・日本政府
[日本の政治]
2022年4月6日 23時58分の記事

国民において新型コロナウイルスによる犠牲者数は岸田自民党政権になって実は格段に上がっています。これは国民が新型コロナウイルスの犠牲になる危険度が激増していることを意味します。

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岸田自民党政権が発足した昨年10月4日から今年4月4日までの183日間の新型コロナウイルスによる全国の犠牲者は10601人です。1日平均57.92人。一方、アベ・スガ時代、アベ政権の2020年3月1日を基点とし、スガ政権が終わった2021年10月3日までとすると、その日数は582日間で、犠牲者数は17730人で、1日平均は30.46人です。岸田政権下では一日平均の新型コロナウイルスによる犠牲者数が1.9倍とほぼ2倍になっているのです。
岸田政権下、オミクロン株が主流の状況では、感染者数における犠牲者数は少なくなっているように見え、安全になっているように錯覚を起こしますが、実はそのようなことはないのです。
日本国民が新型コロナウイルスで犠牲になる危険度は、アベ・スガ時代に比べ岸田自民党政権下では、1.9倍とほぼ2倍になっているのです。同政権・日本政府が日本人の命の危険を放置、大切にしていないのは明らかで、これはまさしく民主主義の根幹、人倫に反する大問題なのです。岸田自民党政権・日本政府の『不作為』による日本国民の犠牲者の激増は、はっきり言って『虐殺』といえるものと考えます。
パフォーマンスでウクライナ人は助けて、日本人は見捨てる政権・政府ですから、こういう『虐殺』は当たり前のようにするでしょう。
この岸田自民党政権・日本政府の日本人の命を大切にしない実態を単純に計算してみましょう。

アベ・スガ時代の一日平均の犠牲者数の割合は岸田自民党政権時のそれの52.5%です。このアベ・スガ時代のレベルを岸田政権が発足した昨年10月4日以降、今年4月4日までに当てはめると、その間の犠牲者数は5565人になります。
一方、岸田自民党政権下での犠牲者数は10601人なのです。そこに5036人の差が生まれます。
この『5036人』が、単純に計算して、岸田自民党政権下で救えた人の数です。さらに言えば、『《日本の政治》 新型コロナウイルス問題が昨日始まったような低レベルな議論を繰り返す愚』(2022年1月21日)で取り上げたように、テレビ番組で感染対策の徹底を言わなかった慶応大学の小林慶一郎のような発言で失われた命の数と考えます。
そして、何よりも、これが緊急事態宣言をしなかった岸田自民党政権による犠牲です。最善策をとらなかった政府の不作為は明らかなので、普通にこれは『虐殺』と呼ぶべきことでしょう。『5036人』ですからね。この責任は当然、発生します。これが責任問題にならない政治は明らかに狂っています。
これがオミクロン株の動かしがたい性質と岸田政権の実態です。アベ・スガ時代より明らかに人殺し内閣になっているのです。
オミクロンだから安全であるなんていうのは作られた幻想に過ぎないのです。
誰がそういったか? そのことを洗えば、さらに言動の責任が明らかになります。
そして、今後は後遺症の問題は当然、生じてくるのです。

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くる天

◎ 必読の書

○ 『餓死した英霊たち』

○ 『世界で最初に飢えるのは日本 食の安全保障をどう守るか』

先の大戦も、現在も日本国民を大切にしない政治。この2冊がそのことを雄弁に物語ります。

○ 『CIA日本が次の標的だ―ポスト冷戦の経済諜報戦』


◎ 拙著です

○ 『この国を縛り続ける金融・戦争・契約の正体』



内容は今まで見たことのない国際情勢と世界史の分析で、2024年の世界情勢の根本要因が書かれています。この本とザ・フナイの連載をトータルで読むと、ロシア・ウクライナ情勢、パレスチナ・イスラエル情勢及び中東情勢、東アジア情勢など現在の世界情勢の本質が見えてきます。もちろん、日本国内の情勢も見えてきます。内外情勢は決して別々ではない。
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片桐 勇治(かたぎり ゆうじ)プロフィール
1967年生まれ。東京都出身。中央大学法学部政治学科卒。高校がミッションスクールの聖学院高校で高校・大学時代は聖書研究に没頭。
大学在学中から元航空自衛隊幹部の田村秀昭元参議院議員の秘書、以来、元防衛庁出身の鈴木正孝元参議院議員、元防衛大臣の愛知和男元衆議院議員の秘書、一貫して政界の防衛畑を歩む。
2005年から国民新党選挙対策本部事務局次長、広報部長を歴任。2010年より保守系論壇で政治評論を行う。 yujikatagiri111@yahoo.co.jp
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