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アベ政治を許すな
[日本の政治]
2023年12月19日 22時16分の記事

森友学園への国有地売却においての財務省・公文書改ざん問題で、その改ざんを強いられ、自死した近畿財務局職員の赤木俊夫さんについて、赤木さんの妻雅子さんが損害賠償を佐川宣寿に求めた裁判で、12月19日、大阪高裁はその訴えを認めませんでした。赤木さんの自死はまさに『アベ政治』の愚劣さを象徴するものでしたが、この愚劣なるアベ政治のために台無しとなった赤木さんご夫妻の人生はまったく救済されていません。そして、そのような赤木さんご夫妻が救済されない一方で、同じ12月19日、アベ政治の政治集団『安倍派・清和会』は裏金の問題で東京地検特捜部の捜査を受けています。

・ 『二審も敗訴の赤木さん「また見捨てられた気持ち」 公文書改ざん訴訟 』(2023年12月19日 朝日新聞)

・ 『安倍派 二階派の事務所を強制捜査 東京地検特捜部 』(2023年12月19日 NHK)

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要するに、赤木さんは、愚劣なアベ政治の辻褄を合わせるために、公文書改ざん、すなわち国民にウソをつくことを強要され、自死を選んだわけです。しかし、その最中、故安倍氏が実質トップであった清和会は裏金が『文化』としてあったと言われているわけです。以下のように、田崎史郎が裏金づくりのシステムは森派の時代からあったと述べています。



・ 『「森喜朗さんの時代に始まっている」安倍派パーティーめぐる裏金問題で田崎史郎氏が指摘 』(2023年12月18日 日刊スポーツ)

安倍派内での「裏金づくり」のシステムは、森喜朗元首相が派閥会長を務めていたころに始まっていたのではないかとの見解を示した。



普通に観れば、愚劣なアベ政治の辻褄を合わせるために赤木さんが自死に追い込まれたとき、安倍派・清和会は裏金をづくりを当たり前の文化のようにやっていたといおうことです。これが、アベ政治の本質。こんなものを許して良いはずはありません。これから何年かけてもアベ政治については徹底検証と追及をしなくてはなりません。
そして、アベ政治を擁護ばかりしたと言われてきた田崎史郎も当然、徹底検証されるべきなのです。以下のように、これまでリテラはしっかりと田崎史郎を追及してきています。

・ 『田崎史郎が時事通信から契約解除! 安倍首相とのパイプ役目的で特別ポストを与えていたことが社内で問題に 』(2018年8月21日 リテラ)

・ 『安倍首相の御用記者・田崎史郎に「政権を代弁してる」と恵俊彰が認定! テレビで繰り返される醜悪な安倍擁護の数々 』(2016年12月12日 リテラ)


あと、この安倍派・清和会の問題について、元安倍派の豊田真由子がコメントをテレビでしていますが、この人物は国会議員という公職についたとき、部下に対して人間を人間として扱わない暴言を吐きまくりました。そこに変えようがないこの人物の人間性が表れているわけで、テレビのような影響ある媒体にこの人物を出すべきではまったく無いでしょう。この人物が数年でまっとうに変わるとは到底思えません。むしろ、この人物も愚劣なアベ政治の象徴と考えます。アベ政治絶頂時にあのような暴言を吐きまくったということが、この人物の本当の姿と考えます。

・ 『元安倍派・豊田真由子氏が「羽鳥慎一モーニングショー」で暴露!“パー券販売”の驚愕実態にSNS震撼 』(2023年12月14日 日刊ゲンダイ)


あと、12月19日のテレビ朝日『ワイド!スクランブル』には、現在の清和会などの裏金の問題について、渡辺喜美氏が出演していました。この人物も以前に政治資金収支報告書への不記載が言われていたわけで、果たして現在の政治問題にコメントできるのかは甚だ疑問です。

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内容は今まで見たことのない国際情勢と世界史の分析で、2024年の世界情勢の根本要因が書かれています。この本とザ・フナイの連載をトータルで読むと、ロシア・ウクライナ情勢、パレスチナ・イスラエル情勢及び中東情勢、東アジア情勢など現在の世界情勢の本質が見えてきます。もちろん、日本国内の情勢も見えてきます。内外情勢は決して別々ではない。
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片桐勇治(政治評論家) さん
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片桐 勇治(かたぎり ゆうじ)プロフィール
1967年生まれ。東京都出身。中央大学法学部政治学科卒。高校がミッションスクールの聖学院高校で高校・大学時代は聖書研究に没頭。
大学在学中から元航空自衛隊幹部の田村秀昭元参議院議員の秘書、以来、元防衛庁出身の鈴木正孝元参議院議員、元防衛大臣の愛知和男元衆議院議員の秘書、一貫して政界の防衛畑を歩む。
2005年から国民新党選挙対策本部事務局次長、広報部長を歴任。2010年より保守系論壇で政治評論を行う。 yujikatagiri111@yahoo.co.jp
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