このブログのトップへ こんにちは、ゲストさん  - ログイン  - ヘルプ  - このブログを閉じる 
トランプ暗殺未遂事件 その2
[日本の政治]
2024年7月20日 23時54分の記事

本ブログ『トランプ暗殺未遂事件 』(2024年7月14日)の続きです。

【PR】Licom高画質ライブ配信・通話システム


ザ・フナイ2023年2月号では、認知症の戦争屋バイデン(ハリス)について以下のように申し上げました(41頁)。


片桐 バイデンは認知能力に問題があるという報道が多く、辞任というポイントも出ています。また同氏はオバマ政権の副大統領としてウクライナ政策の担当で、2014年に親露派のヤヌコビッチ大統領に対して政権転覆を仕掛けたのは、バイデンとビクトリア・ヌーランド国務次官なのです。その辺をオリバー・ストーンなどは指摘しています。ですので、バイデンをはじめ連なる多くの人々の責任問題も出てきます。

舩井 その流れであれば、2年後の米大統領選挙ではトランプが復活すると考えて良いのでしょうか。

片桐 トランプ復活はありうるでしょうが、そうさせたくない勢力も激しく動いています。その勢力は2020年の大統領選挙で、再選阻止のためには何でもやった英米・ネオコン。ただロシア・ウクライナ情勢がロシア有利に終わり、新しい時代に向えば、トランプの再選の可能性は大きくなります。トランプがダメでも同系列の人物が立つでしょう。




『トランプ再選阻止』が4月27日配信の勉強会で予測したトランプ暗殺の最大にして唯一の理由です。そして、それが実行され、未遂に終わった。現在はここ。ただ、『トランプ再選阻止』はこれで終わると言うことはないでしょう。
しかし、なぜそうするのか? それは前回申し上げたように『通貨と戦争』なのです。だから、トランプが再選されれば、当然、『通貨と戦争』については大きく変わります。したがって、トランプに反対のものは、多かれ少なかれ『通貨と戦争』にトランプと反対の意味で関わっていると考えるべきと考えます。
上記の対談は2022年10月に行なっています。そして、2024年7月19日、共和党の大統領候補となったトランプは、以下の記事のように、ゼレンスキーに『次期大統領として世界に平和をもたらし、多くの命を奪った戦争を終わらせる』と大統領選挙における共和党正式候補として決まってから間髪を入れずにメッセージを出すわけです。さすが戦争をしない大統領と言われたトランプだけある。

『トランプ氏、ゼレンスキー大統領と電話会談 「戦争を終わらせる」』(2024年7月20日 日本テレビ)


そして、上記のザ・フナイの記事で述べ、本ブログでも何度も指摘したようにロシア・ウクライナ情勢を仕掛けてきたのは認知症の戦争屋バイデン(ハリス)とヌーランドであるのです。ゼレンスキーはそのパペット。ですからトランプが『次期大統領として世界に平和をもたらし、多くの命を奪った戦争を終わらせる』とゼレンスキーに言ったことは、とても真面目で人類史的なことなのです。トランプは同じをことを共和党大統領候補受諾演説でも述べていました。
そして、このことが最大のポイント。これまで第三次世界大戦について再三指摘してきました。そして、その第三次世界大戦については、このロシア・ウクライナ情勢がポイントでなって、中東情勢に直結し、さらに中央アジア、東アジアに関わると指摘してきました。だから、ロシア・ウクライナ情勢は全世界の戦争の危機に関わり、それは第三次世界大戦の危機なのです。
その危機についての認識を、トランプも同じように持っている。だから、ゼレンスキーに対して『次期大統領として世界に平和をもたらし』、『多くの命を奪った戦争を終わらせる』という言葉が出てくるのです。人類が滅亡するか否かの瀬戸際のことは、米国政治のみならず、世界において最大のポイントであることは当たり前のことです。トランプがやってきたこと、そして、やろうとしていることはそういうことなのです。だから、暗殺のターゲットになる。
そして、このように見ればバイデン(ハリス)を戦争屋と呼ぶのも当たり前のことです。このことについてはブログ記事『韓国のリベラルはとてもレベルが高い 』(2021年2月3日)で3年前にすでに書いています。このブログ記事では、韓国のリベラル紙『ハンギョレ』で以下のように書かれていることを取り上げています。


バイデン陣営の外交安保チームが表皮だけ自由国際主義であるだけで、実際は進歩的理想主義を信奉する介入主義者に近いと警告する。国益よりも価値という名分の下、軍事介入と戦争、そして罪のない人々の命の犠牲がいくらでも繰り返される可能性があるということだ。




バイデン就任時に、バイデンが戦争屋であることを見抜いているのです。この『ハンギョレ』の記事は、『『神の進化』などの著述で知られているロバート・ライトは、(注:2020年)12月15日分のワシントン・ポストへの寄稿文』を引用したものです。つまり、米国でも同じように考えている人は沢山いたわけです。ちゃんと見ている人はわかっている。バイデンが戦争屋であることは常識と言えることなのです。
ただ、日本のマスコミは55年体制維持・朝鮮戦争(冷戦)の構造維持なので、まったくこのような現実を無視して、認知症の戦争屋バイデン(ハリス)の擁護に回るわけです。当然、55年体制・朝鮮戦争の構造を破壊し、世界に平和をもたらすトランプは徹底的に叩いたわけです。
この2021年2月3日のブログ記事で、トランプについては以下のように評価しています。


私はザ・フナイでの連載47回で、トランプについては何回も評価してきました。批判をしたこともありましたが、それは戦争の方向性が見えた時で、その時以外は基本的に評価しています。そのポイントは、トランプが戦争をしない・起こさなかった大統領であったこと、さらにはトランプが第二次世界大戦後・冷戦期の構造の幕引きを行ってきたことです。




よく考えてみると『トランプが戦争をしない・起こさなかった大統領』と言い始めたのは私だったとように思います。厳密には調べていませんが、私が知る限り、同じような表現を私が言う前に見たことはありませんでした。まあ、そんなことはどうでも良いのですが、トランプの最大のポイントは、言うまでもなく『戦争をしない・起こさなかった大統領』であり、このことはトランプがゼレンスキーとの電話会談で『戦争を終わらせる』と言ったことにも、はっきりと表れています。

ところで、上記のザ・フナイ2023年2月号では、対談当時(2022年10月)時点で、すでに戦争屋バイデン(ハリス)が『認知能力の問題』を抱えていると言われていたのです。はっきり言って、バイデンは認知症だと思います。それは病気なので、仕方がありません。
ただ、それで大統領が務まるのかという問題は米国内外で当然出てくる問題です。
だから、以下のように、バイデンの問題を『年齢』の問題にすり替えている論調が沢山あります。

・ 『バイデン大統領 激戦州で集会 年齢への不安を払拭できるか焦点 』(2024年7月6日 NHK)


このNHKの記事では、6月28日(27日現地時間)におこなわれたトランプとのテレビ討論会で劣勢になってしまった戦争屋バイデン(ハリス)について、『討論会で広がった年齢に対する不安を払拭(ふっしょく)できるかが焦点です』と、戦争屋バイデン(ハリス)の問題は『年齢』と断定してしまっているのです。
しかし、トランプとの年齢差は3歳で同じ世代ですから、戦争屋バイデン(ハリス)だけ、その問題が『年齢』とするのは明らかに問題があります。
要するに戦争屋バイデン(ハリス)の問題が認知能力にあり、そこから論点をずらしたいのでしょう。これは明らかに日本国民に対して悪意あるプロパガンダ・ミスリードです。認知的な問題を戦争屋バイデン(ハリス)が抱えていては、戦争屋バイデン(ハリス)が大統領を続け、さらに2期目に突入することは問題があるということを避けるためでしょう。
そして、もう一つは、高齢者の政治などへの関与を止めさせる気運をつくるためでしょう。これはトランプが再選したときのための批判の論点と言うこともあると考えます。
人生100年時代と言うことになれば、80歳での政治に関わることは当たり前の時代ですが、そういうことを否定しようとしている。なぜか? それは『21世紀の青年党運動』をしようとしているからでしょう。『青年党運動』とは、その本質は『判断能力が無い若者』を政治の権力の座につけて、意のままに動かして、利益の構造をつくりあげると言うことです。明らかにそういう動きがみてとれます。

それにしても、6月28日(27日現地時間)に大統領候補のテレビ討論会が、なぜ、両者とも党の正式な指名が行なわれる前であったのでしょうか?

(つづく)

このブログへのチップ   0pts.   [チップとは]

[このブログのチップを見る]
[チップをあげる]

このブログの評価
★★★★★

[このブログの評価を見る]
[この記事を評価する]

◆この記事へのコメント
コメントはありません。

◆コメントを書く

お名前:

URL:

メールアドレス:(このアドレスが直接知られることはありません)

コメント:




◆この記事へのトラックバック
トラックバックはありません。
トラックバックURL
https://kuruten.jp/blog/tb/katagiri/497091
くる天

◎ 必読の書

○ 『餓死した英霊たち』

○ 『世界で最初に飢えるのは日本 食の安全保障をどう守るか』

先の大戦も、現在も日本国民を大切にしない政治。この2冊がそのことを雄弁に物語ります。

○ 『CIA日本が次の標的だ―ポスト冷戦の経済諜報戦』


◎ 拙著です

○ 『この国を縛り続ける金融・戦争・契約の正体』



内容は今まで見たことのない国際情勢と世界史の分析で、2024年の世界情勢の根本要因が書かれています。この本とザ・フナイの連載をトータルで読むと、ロシア・ウクライナ情勢、パレスチナ・イスラエル情勢及び中東情勢、東アジア情勢など現在の世界情勢の本質が見えてきます。もちろん、日本国内の情勢も見えてきます。内外情勢は決して別々ではない。
本ブログについて
日本と世界の政治経済の本質を読み解く-ブロくる
片桐勇治(政治評論家) さん
日本と世界の政治経済の本質を読み解く
地域:東京都
性別:男性
ジャンル:ニュース
ブログの説明:
世界は大きく変わり、新しい時代が胎動しています。しっかりと把握していますか? この時代を読み解くには歴史を見つめ、構造を把握し、パワーの心奥を見つめ哲学を持たなくてはなりません。一緒にこの新しい時代を見つめて行きましょう! 最低週1回の更新です。
プロフィール
片桐 勇治(かたぎり ゆうじ)プロフィール
1967年生まれ。東京都出身。中央大学法学部政治学科卒。高校がミッションスクールの聖学院高校で高校・大学時代は聖書研究に没頭。
大学在学中から元航空自衛隊幹部の田村秀昭元参議院議員の秘書、以来、元防衛庁出身の鈴木正孝元参議院議員、元防衛大臣の愛知和男元衆議院議員の秘書、一貫して政界の防衛畑を歩む。
2005年から国民新党選挙対策本部事務局次長、広報部長を歴任。2010年より保守系論壇で政治評論を行う。 yujikatagiri111@yahoo.co.jp
ブログ内検索

カレンダー
<<2024年07月>>
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031   
カテゴリ
全て (1434)
日本の政治 (1345)
ザ・フナイ (15)
中東情勢 (4)
アジア・太平洋情勢 (2)
戦争の構造 (3)
世界の読み方 (15)
書評 (1)
勉強会・講演会のお知らせ (3)
本ブログの重要記事

注目です!

「韓国のリベラルはとてもレベルが高い」(21年2月3日)←New!
「やはりイギリスが言い始めた」(21年2月4日)←New!
「東京オリンピックは2022年に開催すべき」(20年12月31日)←New!

値千金のブログ記事:岡田晴恵特任教授、国のコロナ対応に激怒!番組出演中に声を震わす 「このままだと3月4月にピークがきます」 (20年2月25日)
○本ブログ「この緊急時にこの政権の遅さは致命的? 」(20年4月16日)
○本ブログ「アメリカ政府が認定した当然のこと」(20年4月4日)
○本ブログ「朗報と考えられることと安倍政権の犯罪的な無能と愚鈍?」(20年4月1日)
○本ブログ「朗報と考えられることと安倍政権の犯罪的な無能と愚鈍?」(20年4月4日)
「ノーベル賞受賞者が新型コロナウイルスの早期回復(終息)を予測した理由:「我々は良くなっていく」(訳文)」(20年3月23日 ロサンゼルス・タイムズ)
最近の記事
08/30 21:07 兵庫県知事 単に『虐待』を躾と言っているのと同じではないか?
08/26 23:29 『小泉氏』という選択肢は老害支配を加速させ、日本を滅ぼすだけ
08/14 23:53 キシダ総裁選不出馬
08/11 11:48 この時代状況において私たちが中心に考えるべきこと その2 『長崎原爆の日』式典とグッドコップ・バッドコップ
08/10 00:07 この時代状況において私たちが中心に考えるべきこと
08/08 23:57 南海トラフ地震臨時情報を発表
08/05 17:06 日米の経済状況を考える キシダ・ウエダ恐慌の可能性
08/02 17:07 バブル崩壊再び――キシダ・ウエダ暴落
07/31 23:35 トランプ暗殺未遂事件 その3
07/20 23:54 トランプ暗殺未遂事件 その2
携帯用アドレスQRコード
QRコード対応の携帯で、このコードを読み取ってください。


Copyright (c) 2006 KURUTEN All right reserved