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『孫の二乗の法則』 第7章 「風林火山海」の実践と応用―?「展示会インフラ」を支配するためにコムデックスとインターロップを買収する |
2010年11月28日 14時15分の記事 |
目次 第7章 「風林火山海」の実践と応用 「展示会インフラ」を支配するためにコムデックスとインターロップを買収する ソフトバンクは、イベント会社「コムデックス」も買収している。この会社はインターフェース社が行なっていた展示部門である。インターフェース社は、このほかにホテルや旅行代理店といった業務をやっている。孫正義は、平成五年(一九九三)一十月に、当時財務経理部長だった小林稔忠(現在総務人事部長)をラスベガスで開かれたコムデックスの展示会場に連れていった。孫正義は小林稔忠に、 「僕は、これ(コムデックス)を買収したいんだ。絶対にこれが欲しいんだ」 といきなり興奮し始めた。その後もずっと買収意欲を燃やし続けていた。約一年後孫正義は、カジュアルなオープンシャツ姿でインターフェース社に現れ、総責任者をしていたジェイソン・チャドノフスキー社長に会った。そこで孫正義は、 「コムデックスを買収したい」 と申し込んだ。ジェイソン・チャドノフスキー社長が驚いたのは言うまでもない。社長を含めた六人の重役全員が、 「こいつは一体何者だ」 と言って、唖然として顔を見合わせたという。孫正義は、インターフェース社の展示会部門だけを買おうとしたのである。そのころ、ソフトバンクのほかに四社が買収を申し込んできていた。買収の交渉に来たトップはみなスーツ姿でやってきていた。それだけに孫正義のラフな格好には一瞬戸惑ったのである。 |
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[カテゴリ:◆『孫の二乗の法則〜ソフトバンク孫正義の成功哲学』2007年7月刊] |
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