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「孫の二乗の法則〜ソフトバンク孫正義の成功哲学」2007年7月刊
[◆『孫の二乗の法則〜ソフトバンク孫正義の成功哲学』2007年7月刊]
2010年11月30日 0時57分の記事



「孫の二乗の法則」は、ソフトバンク創業者の孫正義社長が開発した「孫の二乗の法則」と「事業50年計画」を中心に板垣英憲がまとめた自己啓発書です。

「孫の二乗の法則」と「事業50年計画」は、孫正義社長が、弱冠25歳のときに開発したものです。
 このうち、「孫の二乗の法則」は、「孫子の兵法+孫正義の経営指針」によって作成した「25文字の文字盤」の形にまとめられています。これは、中国・春秋時代(紀元前403〜前221)、呉王・こうりょに仕えた武将・孫武が遺した著書「孫子」からピックアップした言葉に、孫正義が独自に考え出した「オリジナルの言葉」を組み合わせた「25文字」の文字盤で表されています。これをチェックしながら決断し、実戦に応用します。

 また、「事業50年計画」は、戦国武将・織田信長が、桶狭間合戦で勝利するために立てた「長期計画」を参考に、孫正義社長が人生計画と事業計画を重ねあわせて作成したものです。ビジネスに、経営に、人生設計に−2人の「孫」の知恵を大いに活用していただきたいと思います。

*各見出しごとにエントリーしていきます。
*1ヶ月で連載が終るよう、一日5エントリーずつ投稿していく予定です。


孫の二乗の法則‐ソフトバンク孫正義の成功哲学〔目次〕

はじめに 「孫子の兵法」を人生と事業に活かす

「日本の億万長者一位」の孫正義
「二〇〇七年夏・新商品記者発表会」
デジタル情報革命の旗手・孫正義という人間
「事業五十年計画」と「孫の二乗の法則」の意味
「二十五文字」をチェックしながら、決断し、実戦に応用する
ビル・ゲイツも「孫子の兵法」の信奉者
人生や事業に有効な「指針」「マニュアル」である

第1章 まず「事業五十年計画」を立てる
十九歳のときに立てた「事業五十年計画」
子供のころからの天性の「負けん気」
「正義、何ばしよっとか」
玉磨かざれば光なし
アメリカの衝撃
「アメリカに渡って勉強したい」
家族で最初に認めてくれたのは、父・三憲だった
アメリカ留学は司馬遼太郎『竜馬がゆく』の影響
英会話力をつけた米国留学時代
織田信長の「長期作戦計画」に心酔する
今川軍の進攻を予期した織田軍の「長期作戦計画」
「作戦計画の基礎条件の四分の一は不明である」
「桶狭間」を「決勝点」に絞り込む
信長の戦略の立て方を参考にする
「日本一になる」という野望を織り込む
ビジネス上の戦いに「代数的思考方法」を使う
コンピュータを二十四時間好きなだけ使える環境に
ユニソン・ワールドの設立で起業家精神を養う
「I shall return」
統率力のスタート台「みかん箱」の上に乗って演説
準備はいますぐ始めなくては間に合わない
連結売上高が二兆五千四百四十二億円と創業以来最大の業績

第2章 「孫の二乗の法則」とその定義  

病床で「孫子の兵法」にめぐり合う
「孫子は、わが祖先に間違いない」
「孫の二乗の法則」を発明する
孫正義は「アントレ・プレナー学院」で講師を務めていた
「社員の平均年齢は、二十八歳です」
「池のなかには魚がいっぱいいる。これは、絶好のチャンスです」
「先ず勝ちて而る後に戦いを求める」
「不敗の態勢」整えてから戦いに臨まなくてはならない
「彼を知り己れを知れば、百戦して危うからず」
「アメリカでは孫子の英訳本を、すでに読んだという友人が多かった」
「私は、一番になれない事業には、最初から手をつけない」
「私は時代の流れ、時の流れに基本的には逆らわない」
「攻めも守りも同じ重さで必要である」
「リスク分散のための準備を常にしておきたい」
「戦は勝つことが第一義の目的なのだ」
「肝心なことは、理念と志だ」
「M&Åもファイナンスもビジネスに勝つための手段である」
「将たるものの心得」
孫子は「情報収集・謀略活動に力を入れよ」と説く
「七割までの要素が揃ってきたら、とにかくすばやく打ち込んでいく」
「知恵イコール闘いである」
「戦いが終わった後には、平定する仕事が残っている」
孫正義は「密かな活動」と「電光石火」の行動を否定しているのでもない

第3章「一流攻守群」の実践と応用  

一生賭けても悔いのない仕事をリサ―チする
「その世界で絶対に日本一になってみせるぞ」
「継承できるような事業」でなくてはならない
「三つのトレンド」を分析する
「三つのトレンド」から「インフラの提供」を選択する
「ストライクゾーンを狙う」
四十の新事業を徹底的にチェック
二十五の意思決定要因で事業を点数化
「九つの条件」でふるいをかけ新事業を絞るパソコンのパッケージ・ソフトウエアの卸業に絞る
「日本ソフトバンク」を設立する
織田信長の戦い方に強い影響を受ける
会社経営について「三つの鉄則」を守る
「三百年は安定して成長する会社を築き上げる」
新しい経営システム「孫式超計器飛行経営」を編み出す
孫正義自身が「ノーベル賞もの」と自賛する斬新な方法
経営ノウハウの基本は、「チーム制」と「日次決算」の組み合わせ
デ―タをグラフで「見える化」する「千本ノック」
報告や指示は電子メールで済む
孫正義流「超計器飛行」的な経営手法の延長線上にある「JTE」のソフト
業務提携あるいはM&Åにより「群戦略」を展開する

第4章「道天地将法」の実践と応用  

経営トップたる者の「リーダーの条件」
「経営トップは志、ビジョン、戦略を持て」
「志とビジョンと戦略、そしておまけの吉備団子がもらえる」
「図らずもで社長になってはいけない」
「社長の器でない人が社長になると、群れは困ってしまいます」
「何かのラッキーさによって経営トップになってはいけない」
「勝つことこそ経営トップの責務」
経営トップは、事務屋ではない
「金銀財宝を持って帰れるというビジョンを描け」
「役割分担と戦略を立てなければいけない」
「鬼をやっつけたら今度は宝の山を持って帰って、村人に分けてあげる」
感動しなければモチーフも思いつかない
「コンピュータの世界」に「天命」を感じた瞬間
本社を三度移転する
岡田屋五代目・惣右衛門の「大黒柱に車をつけよ」の経営に似ている
「地形を掌握し、部下の統率に意を用いよ」
野村證券の北尾吉孝を右腕としてヘッドハントする
「ソフトバンクグループ役職員・コンプライアンスコード」を定める

第5章「智信仁勇厳」の実践と応用

より高い次元をめざし、自分の器を大きくしていく
「発明を一日一件、一年間続けること」を自分に課す
発明のための三つのパターン
ヤフーBBの個人情報流出事件への対処を指示した
勇気を持って「難敵」に立ち向って行く
不幸や困難、危機には、「原因者」が必ず存在する
問題解決手続き その一=敵・味方を明確化
問題解決手続き その二=衝突構造の把据
問題解決手続き その三=困難克服の方法
戦い方に工夫をこらし、独自の戦法を編み出し、障害を克服していく
「教師の夢」の挫折とアメリカで誕生した「事業家の夢」
「B型慢性肝炎」という障害を「ステロイド離脱法」で克服
事業のパ―トナ―と対立した場合の克服例
パソコン専門誌に広告掲載を拒否されたときの克服策
パソコン雑誌の赤字を黒字へ変えるための改革案
経営の実態をつかむため「チーム制」を導入 

第6章 「頂情略七闘」の実践と応用

「IT革命」の進展を「高見」から把握し、未来展望する
いまは「情報」が「工業」に取って代わる
IT革命のキッカケをつくったビル・ゲイツと孫正義
「デジタル情報革命」が目まぐるしく進行
「テレビ付きPC」「PC付きテレビ」「PC付き携帯」の時代になっている
「敵情探索の秘訣」は、「兆候察知法」にある
「観の目」をこらして、「大局」をも見なくてはならない
「現象」から、その億の「本質」や「実体」をどう察知するか
現象に含まれる「兆候」を察知できれば、危機に強くなれる
「経営の危機」を示す「兆候」 
本業の拡大戦略に球団名「ホークス」を利用する
突然「ソフトバンクモバイル記者会見」案内が報道陣に知らされる

第7章「風林火山海」の実践と応用

「企業は常に進化するべき」
「魅力のある者同士が結びつくと結局その種は栄える」
虎視眈々、「奇襲攻撃」のタイミングを計る
「三つのパターンで攻めよ」
事業拡大のためには「全部やる」
「六つのインフラ事業のプロバイダー」にたどり着く
「流通インフラ」をアメリカに拡大する
ネットワーク・インフラ拡大のためにシスコシステムズ社と提携する
ネットワーク・インフラから、莫大な利益を得られることを察知していた
ジェイ・スカイ・ビー設立で「メディア・インフラ」を制覇しようと目論む
「テクノロジーサービスインフラ」拡大のためにキングストン社を買収する
「展示会インフラ」を支配するためにコムデックスとインターロップを買収する
ビル・ゲイツの言葉に刺激され、ジフ・ディビス社を手に入れることを決める
ヤフーに目をつけて、投資する
ヤフーの二人の創業者
たいていは、ラフな恰好でビジネスをする
「日本式のスタイルで交渉しても、パートナーにはなれない」
孫正義は、織田信長流「退却の名人」である

あとがき 人生にも活用できる「孫の二乗の法則」


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最終編集日時:2012年5月5日 1時38分

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◆『孫正義 常識を破って時代を動かす』(1997年4月20日刊) (56)
◆『田中眞紀子が天下をとる日』(2000年11月1日刊) (64)
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◆『武村正義のマキァベリズム』(1994年3月25日刊) (57)
◆『風切り龍太朗 十番勝負』(1994年2月10日刊) (83)
◆『石原慎太郎の日本を救う決断』(2003年10月10日刊) (99)
◆『テレビキャスターコメンテーターは本当に信用できるか』(2004年10月16日刊) (131)
◆『政権交代 小沢一郎 最後の戦い』(2007年7月12日刊) (88)
◆『 ヤオハン 日本脱出を図る大陸型商法の発想』(1990年12月25日刊) (64)
◆『ユダヤ株で儲けろ!』(2004年7月7日刊) (89)
◆『ユダヤが狙う株で儲けろ〜世界金融筋が注目する40銘柄徹底分析』(1987年2月10日刊) (50)
◆『ズバリ!』眞紀子節〜また言っちゃった!!―愉快痛快猛語録集(1994年11月10日刊) (76)
◆『なぜ…田中眞紀子は吠えるのか』(1993年11月5日刊) (51)
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◆『なぜ?浦和・与野の不思議』 (2)
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◆『人生の達人〜心に残る名言・遺訓・格言』2000年6月11日刊 (22)
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◆『小沢一郎 七人の敵』1996年2月6日刊 (28)
◆『小沢一郎の時代』1996年2月6日刊 (27)
◆『小沢一郎総理大臣』2007年11月10日刊 (28)
◆『小沢一郎総理大臣待望論』1994年11月1日刊 (30)
◆『ロックフェラーに翻弄される日本』2007年11月20日刊 (28)
◆『ブッシュの陰謀〜対テロ戦争・知られざるシナリオ』2002年2月5日刊 (29)
◆『民主党派閥闘争史-民主党の行方』2008年9月16日刊 (28)
◆『民主党政変 政界大再編』2010年5月6日刊 (28)
◆『国際金融資本の罠に嵌った日本』1999年6月25日刊 (30)
◆『政治家の交渉術』2006年5月刊 (106)
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◆『孫の二乗の法則〜ソフトバンク孫正義の成功哲学』2007年7月刊 (139)
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