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[『カルロス・ゴーンの言葉』第3章 原点を知る言葉―言葉29 現場こそ全体を把握するのにうってつけである |
2010年12月17日 18時35分の記事 |
目次 第3章 原点を知る言葉 言葉29 現場こそ全体を把握するのにうってつけである 教科書を読んだり、実験をしたり、七年ものあいだ学生として暮らしてきた私は、そろそろもう少し実践的なことを学びたいと思い始めていた。製造分野はそれにはうってつけだった。会社の全体像を手っ取り早く知るには製造部門は恰好の場所だと思った。工場労働者や技術者、スーパーバイザー、マネージャーなどさまざまな職務に携わる人々を観察することができるからだ。実際、のちに工場労働者として経験を積むにつれて、製造部門こそ、現場からトップ・マネジメントまでの会社全体の仕事や問題を把握するのにうってつけの場所だということを学んだ。(「ルネッサンス−再生への挑戦」より) ◆高等鉱業学校での実習が現場主義の原点である ゴーンは学究生活のなかで、「学問を続けるべきか」「ビジネスの世界に入るべきか」などと考えていた。だが、たまたま大手タイヤメーカーのミシュランが、ブラジルに大規模なプロジェクトを計画し、その構築と運営のためフランスの大学を卒業したエンジニアを探していることを知って興味を抱き、一九七八(昭和五十三)年、ミシュランに入社した。二十四歳のときだった。 |
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[カテゴリ:◆『カルロス・ゴーンの言葉』2006年11月刊] |
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