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永遠のナンバー2『後藤田正晴 男の美学』 目次
[◆永遠のナンバー2『後藤田正晴 男の美学』1996年2月10日刊]
2014年7月2日 5時58分の記事



目次

はじめに いまなぜ後藤田正晴的人物が求められるのか

第1章 内務省職員組合の初代執行委員長
 英語が得意でなかった。
 官吏になろう
 カミソリ後藤田
 お前らがやったんだろう

第2章 警察予備隊警備課長
 おい、大臣がな、博打の話をしていた
 勝手な出動は、極めて遺憾である。
 あれは天災だった

第3章 警察庁会計課長
 あんたはね、腹が黒いのか、頭が悪いのかどっちや
 相川、これから寿司でも食いに行こう
 女将、明日のダービー、好きな馬券を買いなさい
 相川見ておれ、麻雀とはこうするもんや
 物事はうまくいかんもんだ
 アホたれ
 おれは、あれにはえらい悪いことをした

第4章 自治庁税務局長
 税務のことは知らんねえ
 お前らに任せる
 君の言うことは書くと実によくわかるんだ
 これで昼休みに練習して来い
 ええじやないか
 いやもう帰してくれませんか
第5章 警備局長
 自治省はあかん。
 政治家にご機嫌とりばっかりしておって
 相川、君はこれ若い者に書かせたやろ。書き直し
 国会の先生方はわれわれの及ばないものを持っている
 警察庁ではものを創り出す秀才が必要だ。
 若い者はそういう男になれ
 物事を行うには、ちゃんと実証的であることが必要だ

第6章 警察庁長官
 おい、こないだこうだったじゃないか
 君、あそこへ行くんだったら、ゴルフやって来いよ
 基本的な手解きを受けてきたから、君らとは違うんだ
 そもそものことの起こりは、実は、おれに責任があるんだ
 野中本部長を輔けて事案の処理に当たれ
 よく耐えたのう
 任せる
 政治家をやるなら、早い時期に政治家にならなきゃウソだよ

第7章 日本のジョセフ・フーシェ
 参議院議員選挙に出馬する
 しまった
 箱根山は篭で越す人、担ぐ人、そのまた草鞋を作る人
 まだ、その任には非ず

第8章 危機と選挙に強い官房長官
 中曽根さんとは気が合わない
 田中曽根内閣という批判は、君たちが間違っているよ
 いや、ぼくが三拝九拝して、後藤田さんに来てもらったんだ
 掃海艇や巡視艇の派遣には絶対反対である
 非武装無抵抗の民間航空機を撃墜することは許されない
 お前これやれなかったら腹切るか
 ぼくはこんなふうに考えているんだけれども、これで間違ってないかな
 謙虚な気持ちで間違いのないようやっていきたい
 憲法が変わっても、公務員と官僚のあり方は変わらない
 俺の目の黒いうちは、大丈夫だよ

第9章 人材を発掘する
 君、今度官邸に来てもらうよ
 亀井静香君らの将来に期待する

第10章 ハト派
 戦争は悪である。そんなものは絶対繰り返しちゃいかん
 いま憲法を改正しなければならない理由は何かあるの?

第11章 総理大臣を固辞する
 年をとり過ぎたよ
 自分が官僚のときは、三案主義であった
 大体、国民に対して失礼だ。絶対やらん
 ちょっと君、それは言い過ぎだ
 俺はトツプでやるよりも、スタッフでやるほうがいいんだ
 君たちは石原君の美談を聞いたかね
 ちょっと考え直してよ。

あとがき


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(転載・引用厳禁)


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