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『カルロス・ゴーンの言葉』 第6章 改革を成し遂げる言葉―言葉62 常にM&Aを回避している |
2010年12月29日 12時0分の記事 |
目次 第6章 改革を成し遂げる言葉 言葉62 常にM&Aを回避している 日本の産業界ではM&A(企業の合併・買収)がブームになっている。しかし、私はさまざまな経営の意思決定をするなかで、常にM&Aを回避している。手法そのものを否定しているわけではない。正当化され、評価されるべき事例もあるだろう。ただ私の目には、M&Aを機能させるのは非常に難しく、ときには不可能にも見える。 ◆日産を買収しようと考えたことは一度もなかった ライブドア前社長の堀江貴文被告、「村上ファンド」前社長の村上世彰被告によるニッポン放送株の大量買い占め、楽天の三木谷浩史社長によるTBS株の買い占めが世情を騒がせた。堀江被告は2005年2月8日、ニッポン放送株を東証の時間外取引で買い占め、フジテレビの買い占めに向かおうとして失敗し、証券取引法違反罪(偽計取引)と商法違反罪(粉飾決算)で東京地検特捜部に逮捕・起訴された。堀江被告の軍師と目された村上被告は、証券取引法違反罪(インサイダー取引)で、やはり東京地検特捜部に逮捕・起訴されている。三木谷社長はTBSの激しい防戦にあい、事実上、TOB(株式公開買い付け)に失敗している。 |
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[カテゴリ:◆『カルロス・ゴーンの言葉』2006年11月刊] |
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