◆『ナスダック・ジャパン』(1999年10月15日刊)―目次 | |
[◆『ナスダック・ジャパン』(1999年10月15日刊)] | |
2020年6月9日 8時37分の記事 | |
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目次 はじめに 1章 ナスダックージャパン誕生 1 日本版ナスダックが創設される日 節目の大いなる第一歩/米国ナスダックは世界一の規模を誇る/ナスダック・ジャパンを設立するための会社を設立/ナスダックージャパンの機能と特徴/ ナスダックージャパンの二つの機能/熱気に包まれたベンチャー企業対象の説明会/ナスダックージャパンのために光ファイバー網を構築 2 ソフトバンク設立の歴史 高校中退後アメリカヘ/ワンチップーマイクロコンピューターとの出会い/ 「進むべきはコンピューターの世界だ」/大学時代からビジネスに熱中/社員二人に「五年以内に一〇〇億円の売上規模に……」と宣言 3 ソフトバンクのM&A戦略 ナンバー・ワンでなければ意味がない/相次ぐM&A/サーブ会長の華麗な職歴/なぜソフトバンクと組んだか 4 米国と似て非なる日本の証券市場 米国ナスダックをモデルに店頭市場を設立したが……/「店頭市場は取引市場の補完的市場」/取引形態の違い/証券会社の店頭そのものがひとつのマーケツト/日本ではどこでも同じ/市場とは別に問題点があった/上場手続き以前に時間がかかる日本/「及び腰」の打破がカギを握る 2章 アメリカ経済の活況を支えたナスダック 1 アメリカの証券市場のしくみ 証券市場の日米の違い/アメリカ株式市場を概観してみると……/ECNの伸びが著しい 2 米国ナスダックの実際 世界初の巨大な証券市場システム=NASDAG/さまざまなシステム/活況を支えるハイテク企業群 3 ナスダックの苦闘の歴史 八〇年代後半から一気に上昇/何百もの会社が登録し、何百もの会社が廃止されて出てゆく/ナショナル・マーケツト、スモール・キャップとは/マーケツ ト・メーカー制度によるメリット/マーケツト・メーカー制度の挫折/スプレッド談合疑惑発生 4 新たな試練 ECNの脅威/世界に展開を始めたナスダック 3章 ソフトバンク社長・孫正義が狙うもの 1 イッターネット・ビジネス戦略 世界を股にかけた「天下取り」と「人生五十年計画」/インフラのプロバイダー/六つのインフラにそれぞれ対応・展開するビジネス/三段階の戦略を同時進行/ソフトバンクを「戦略的持ち株会社」へ 2 孫正義、大いに語る 「賑わいがあるところには、お客様が集まる」/フリー、フェアー、クローバ ル/とことんディスクローズ(情報公開)させる/経済活動の中では上も下もない/世界最大の自主規制機関・米国ナスダックを見習う 3 変革期はチャンス! 桶狭間の戦い/日本版金融ビッグ・バンは好機I・/次々と閉鎖になる各地の証券取引所/一二〇〇兆円の個人金融資産を狙え 4 株式市場に旋風を 新しい証券業協会の設立がカギ/競走がなければ良くならない 4章 ベンチャー企業が経済を活性化させる 1 時代はナスダック・ジャパン創設へ 米ナスダックの特徴/ナスダック・ジャパンの魅力/一気に噴き出した。資金二ーズ/首相も国会でベンチャー奨励 2 日本のベンチャー企業立ち上げ策官主導型のベンチャー育成/資金がネック 3 ベンチャー企業の育成で"脱出"を 起業家たちが資金を必要とする七段階/過去の育成ブームはなぜ失敗したか/特則市場も功なし/三度目の正直となるか…… 4 孫正義の錬金術 「億単位」の資金づくり/アイデア(ソフト)を売る/他人の頭と技術をフルに活かす/ハドソンとの独占契約に三〇〇〇万円調達/「預金はないが一億円融資していただきたい」/野村証券北尾吉孝常務を直接スカウト/なぜ日本ではベンチャーキャピタルが重視されないのか/ベンチャーキャピタルで企業を育てナスダック・ジャパンヘ 5章 企業の情報開示が成否を決める 1 ナスダック・ジャパンのディスクローズ方針 徹底的なディスクローズを/翻訳コストに耐えられるか/登録コストは日本の方が安いが……/日本の店頭市場の弱点を突く 2 格付け機関の誕生 徹底的なディスクロージャーで万全か/格付け機関が生まれてきた背景/アメリカは「勝手格付け」/格付機関がディスクロージャーを迫る 3 日本のディスクロージャー制度の実際 ようやく重い腰をあげたが……/パンフレット「株式店頭市場まるごと早わかり」の空疎さ/およそ意味のない情報のみ開示/現実的でないパンフレットの文面/時代は徹底したディスクロージャーヘ 6章 厳しい自己責任が問われる時代へ 1 賢い投資家とは何か 求められる「自己責任の原則」/賢い投資家の育成がカギ 2 行政による投資家の育成 リスクを周知徹底させるべき/甘えが許されない時代へ/根深い不信感は依然として残る 3 個人投資家が逃げていく原因 損失補てん事件/相次ぐスキャンダル/原因は大蔵省と証券会社にある/手垢も泥もっいていないナスダック・ジャパン 7章 「官支配」から脱出し資本の民主化へ 1 個人金融資産でI〇〇兆円のゆくえ 「官」は必要以上に「民」に関与するな/個人金融資産の日米比較/企業の資金調達の日米比較/打ち破られる「勤倹貯蓄の美風」 2 混乱する日本の金融 資金はボーダーレス/平成大不況下の金融ビッグ・バン 3 起業家を育てる起業家 自ら「官からの解放」を行なう/儲けすぎると叩かれる日本の風土/とにかくしつこく粘る孫正義流説得術 8章 ニューエコノミー構想 1 情報・金融革命が進行中 「日本版ニューエコノミー構想」の提言/金融革命と情報革命が支える/金融革命への提言/もはや逡巡しているヒマは、ない 2 日本人は変われるか アメリカのペーパークライシス/ナスダックが二〇年かかったところを一、二年で……/英語とパソコンが必須の「力」となる/求められる根本的な意義改革 3 孫正義の使命と役割 理想の経営者は渋沢栄一/私利私欲を嫌った渋沢栄一/貫けるか「道徳経済合一主義」 おわりに 参考文献 (カバー装丁/斉藤よしのぶ) ※ナスダックは 2002年10月、開設から 2年あまりで日本市場から撤退。業務は大阪証券取引所が単独で継続し、2002年12月に市場名をヘラクレスに改称。
(転載・引用厳禁) くる天 ブログランキング 板垣英憲マスコミ事務所 板垣 英憲(いたがき えいけん)「マスコミに出ない政治経済の裏話」 板垣 英憲(いたがき えいけん)情報局 | |
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