2010年12月30日 21時0分 |
『カルロス・ゴーンの言葉』 第7章 家庭で、人生で生きる言葉―言葉68 私はいったん帰宅すれば、仕事は家に持ち込まない主義 |
目次 第7章 家庭で、人生で生きる言葉 言葉68 私はいったん帰宅すれば、仕事は家に持ち込まない主義 わが家には四人の子どもがいる。キャロラインはブラジルで生まれ、ナディーヌとマヤとアンソニーはアメリカで生まれた。四人の子育ては、もとより母親ひとりでできる仕事ではない。妻がその大半を担ってくれたとはいえ、私も家にいるときはできるだけのことをしてきたつもりだ。父親にとって子供たちと一緒に過ごし、彼らに愛情と関心を注ぐことは大切なことだ。子供の頃、短い期間であったが父親と一緒に過ごし、ゲームなどをして遊ぶのがどれだけ楽しかったか、私はいまでも憶えている。 ◆家の玄関を入った途端、「家族の時間」が始まる ゴーンとリタ夫人は、結婚して4か国で4人の子供を育ててきた。結婚したとき、ゴーンは30歳、リタ夫人は19歳だった。ゴーンは当時、ミシュランのR&Dテクニカル・センターの所長で、リタ夫人は、フランスのリヨン大学薬学部の学生だった。パーティで知り合い、ゴーンが一目ぼれしたという。 |
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2010年12月30日 18時0分 |
『カルロス・ゴーンの言葉』 第7章 家庭で、人生で生きる言葉―『カルロス・ゴーンの言葉』 第7章 家庭で、人生で生きる言葉―言葉67 君が100歳まで生きますように |
目次 第7章 家庭で、人生で生きる言葉 言葉67 君が100歳まで生きますように 君の次の40年間をよりよいものにするために僕が生き延びて、君が100歳まで生きますように。 ◆「夫は会社のボス、私は家庭のボス」 ゴーンはリタ夫人の40歳の誕生日に「100本の薔薇」を贈った。それにはこんな優しいメッセージがついていた。 |
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2010年12月30日 15時24分 |
『カルロス・ゴーンの言葉』 第7章 家庭で、人生で生きる言葉―言葉66 子供と過ごす時間の「質」を高めることだ |
目次 第7章 家庭で、人生で生きる言葉 言葉66 子供と過ごす時間の「質」を高めることだ わが家でも、妻が子供たちに厳し過ぎるなと感じた時は、私があえてソフトに、優しく接するようにしている。逆に、妻があまりにも子供に甘いと思ったら、私が少し厳しい態度を見せる。要は、夫婦が状況に応じて、バランスよく親としての役割を補完し合っていればいいのだ。仕事が忙しく、母親ほど子供との時間を作れない父親も多いだろう。私もその1人だった。それでもできることはある。子供と過ごす時間の「質」を高めることだ。 ◆子供とのスキンシップで疲れを吹き飛ばす ゴーンは、多忙を極める経営者である。子供たちとの団欒を楽しむ時間は少ないが、できるだけスキンシップのチャンスを見つけようと努力している。子供たちが小さい頃、仕事に疲れて帰宅しても、英語や数学の問題について聞かれたときは、優しく教えていたという。子供とのスキンシップで、その日の疲れを吹き飛ばしていたのである。 |
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2010年12月30日 9時0分 |
『カルロス・ゴーンの言葉』 第7章 家庭で、人生で生きる言葉―言葉65 夫婦円満は人間関係と同じで、常に築き、前進させていくものである |
目次 第7章 家庭で、人生で生きる言葉 言葉65 夫婦円満は人間関係と同じで、常に築き、前進させていくものである 夫婦円満が壊れるのは、どちらかがもう一方に対して「これは当たりのことだ」と思ってしまうことにある。夫婦関係は人間関係と同じで、常に築き、前進させていくものです。 ◆夫婦関係を良好に維持させるように日々努める この言葉からは、ゴーンが夫婦関係を良好に維持させようと日々努めているという思いが伝わってくる。しかし裏返してみると、「これは当たり前のことだ」と思っていたがために、リタ夫人との間で何度か危機が訪れたこともあったのではないかと読み取れる。 事実、リタ夫人の著書『ゴーン家の家訓』(集英社)を読んでみると、危機に遭遇したエピソードが明かされているのに気づく。 |
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2010年12月29日 22時11分 |
『カルロス・ゴーンの言葉』 第7章 家庭で、人生で生きる言葉―言葉64 仕事で燃え尽きたり、生産性や集中力が低下したりするのは「休め」というサインだ |
目次 第7章 家庭で、人生で生きる言葉 言葉64 仕事で燃え尽きたり、生産性や集中力が低下したりするのは「休め」というサインだ 仕事で燃え尽きたり、生産性や集中力が低下したりするのは「休め」というサインなのだ。そのサインに従ってエンジンを切り、バッテリーを充電しなければ、先へ進むことはできない。私の場合、休暇が終ると、仕事に戻って力を発揮するのが楽しみになる。 ◆休むことへの決断と実行も早くする 人間は、休みなく働き続けることはできない。ましてや、世界中を飛び回る身であれば、体力を酷使するうえに、時差ボケとも戦わなければならない。早い話が、体内リズムが狂いっ放しということにもなりかねない。 |
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