このブログのトップへ こんにちは、ゲストさん  - ログイン  - ヘルプ  - このブログを閉じる 
《日本の政治》共産主義より数千倍、軍国主義の可能性がある日本 極めて危険な現実 (4)
[日本の政治]
2021年10月17日 22時0分の記事

昨日の本ブログ「《日本の政治》共産主義より数千倍、軍国主義の可能性がある日本 極めて危険な現実 (3)」(2021年10月16日)の続きです。

【PR】システム構築、ソフトウェア開発はイーステムにお任せください


張作霖爆殺事件(1928年)は、日本軍に非協力的な張作霖を抹殺したものですが、日本ではこのことを「満州某重大事件」や「奉天事件」と言って、その詳細は国民に明らかにされませんでした。また、柳条湖事件(1931年)も、その真相は明らかにされず、中国側の張学良の仕業といって日本軍(関東軍)は交戦を開始、満洲事変、その後の日中戦争へとなっていくわけです。
しかし、日本国内では、その真相が国民には知らされずに、『暴支膺懲(ぼうしようちょう)』ということばに代表される思想的状態にされていきます。
この『暴支膺懲(ぼうしようちょう)』とは何か? まず『暴支』とは、「暴戻(ぼうれい)な支那」という意味で、『乱暴で人道にはずれている中国』ということです。『膺懲(ようちょう)』とは、『征伐して懲らしめろ』という意味。
つまり、『暴支膺懲(ぼうしようちょう)』とは『乱暴で人道にはずれている中国を、征伐して懲らしめろ』ということです。現在のネトウヨのまさに発想・ロジックですが、現状のマスコミも結構、同じ趣旨のことを毎日言っています。テレビをよく観てみてください。『乱暴で人道にはずれている中国を、征伐して懲らしめろ』というロジックで、色々なことを言っていることに気がつかれるはずです。
この『膺懲』ということばは、1937年の盧溝橋事件にも沢山出てきます。中国を『膺懲』するために盧溝橋事件があったとも言えるのです。
この『暴支膺懲(ぼうしようちょう)』は、『鬼畜米英』とセットで戦争時代のスローガンになりました。『鬼畜米英、暴支膺懲』とアジア・太平洋戦争の時代に叫ばれ、戦争は聖戦として肯定、人々は真実を知らされずに戦争に動員され、膨大な犠牲となっていくのです。
それにしても、『乱暴で人道にはずれている中国を、征伐して懲らしめろ』ということを、その乱暴で人道にはずれているはずの国で生まれた文字・漢字を使って表現し、叫ぶというのも、何とも愚かしい限りです。バカそのもの。知能レベルは所詮、その程度なのです。

◎ 危ない、危ないと言っている奴が一番危ない このことを絶対に忘れるな
日本軍(関東軍)は中国での侵略を拡大させるために張作霖爆殺事件や柳条湖事件などを仕掛けたわけです。それを中国側がやったなどと言って、その真相を国民に知らせずに、『乱暴で人道にはずれている中国を、征伐して懲らしめろ』と侵略行為を正当化し、思想を扇動し、治安維持法で異論を弾圧して、国民を動員していくわけです。中国は『危ない、危ない、懲らしめろ』と言っているものが一番危ないというのが、やはり歴史の真実であるわけです。
まさに上述した治安維持法で共産主義は危ない危ないといっていたものが、実は一番危ないのはそう言っているものだったという構図とまったく同じなのです。要するに、右翼・軍国主義・国家神道は、まったく同じロジックを治安維持法でも、対中侵略でも使っているわけですが、そうやって国を亡ぼしたわけです。
そして、現在も右翼は同じロジックを使っているものと考えます。絶対にこのことは右翼の特徴的なロジックであると肝に銘じるべきです。
もちろん、これからは同じことを左翼などの右翼以外するかもしれません。ただ、右翼はこのロジックを大いに使って、一度、国を亡ぼしたことは絶対に忘れるべきではないのです。
そして、右翼自民党は、まさしくその時代に戻そうとしているわけです。普通に危険でしょうし、そういうことが進むと、日本はかつてと同様に東アジアで完全に孤立するでしょう。そういうときまで日米関係が続いていると考える方がおかしいのです。我田引水も良いところです。

「《日本の政治》共産主義より数千倍、軍国主義の可能性がある日本 極めて危険な現実 (5)」(2021年10月18)へ続く。

このブログへのチップ   0pts.   [チップとは]

[このブログのチップを見る]
[チップをあげる]

このブログの評価
★★★★★

[このブログの評価を見る]
[この記事を評価する]

◆この記事へのコメント
コメントはありません。

◆コメントを書く

お名前:

URL:

メールアドレス:(このアドレスが直接知られることはありません)

コメント:




◆この記事へのトラックバック
トラックバックはありません。
トラックバックURL
https://kuruten.jp/blog/tb/katagiri/465602
くる天
拙著のご案内
拙著で大井幸子さんとの対談本です。内容は今まで見たことのない国際情勢と世界史の分析で、これらのことが、ザ・フナイの連載に繋がり、それらをトータルでみたとき、現在の世界情勢がはっきりとわかります。当然、現在のロシア・ウクライナ情勢もこの本無しには、理解できません。是非、ご覧ください!
本ブログについて
日本と世界の政治経済の本質を読み解く-ブロくる
片桐勇治(政治評論家) さん
日本と世界の政治経済の本質を読み解く
地域:東京都
性別:男性
ジャンル:ニュース
ブログの説明:
世界は大きく変わり、新しい時代が胎動しています。しっかりと把握していますか? この時代を読み解くには歴史を見つめ、構造を把握し、パワーの心奥を見つめ哲学を持たなくてはなりません。一緒にこの新しい時代を見つめて行きましょう! 最低週1回の更新です。
プロフィール
片桐 勇治(かたぎり ゆうじ)プロフィール
1967年生まれ。東京都出身。中央大学法学部政治学科卒。高校がミッションスクールの聖学院高校で高校・大学時代は聖書研究に没頭。
大学在学中から元航空自衛隊幹部の田村秀昭元参議院議員の秘書、以来、元防衛庁出身の鈴木正孝元参議院議員、元防衛大臣の愛知和男元衆議院議員の秘書、一貫して政界の防衛畑を歩む。
2005年から国民新党選挙対策本部事務局次長、広報部長を歴任。2010年より保守系論壇で政治評論を行う。 yujikatagiri111@yahoo.co.jp
ブログ内検索

カレンダー
<<2021年10月>>
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31      
カテゴリ
全て (1270)
日本の政治 (1185)
ザ・フナイ (12)
中東情勢 (4)
アジア・太平洋情勢 (2)
戦争の構造 (3)
世界の読み方 (15)
書評 (1)
勉強会・講演会のお知らせ (3)
本ブログの重要記事

注目です!

「韓国のリベラルはとてもレベルが高い」(21年2月3日)←New!
「やはりイギリスが言い始めた」(21年2月4日)←New!
「東京オリンピックは2022年に開催すべき」(20年12月31日)←New!

値千金のブログ記事:岡田晴恵特任教授、国のコロナ対応に激怒!番組出演中に声を震わす 「このままだと3月4月にピークがきます」 (20年2月25日)
○本ブログ「この緊急時にこの政権の遅さは致命的? 」(20年4月16日)
○本ブログ「アメリカ政府が認定した当然のこと」(20年4月4日)
○本ブログ「朗報と考えられることと安倍政権の犯罪的な無能と愚鈍?」(20年4月1日)
○本ブログ「朗報と考えられることと安倍政権の犯罪的な無能と愚鈍?」(20年4月4日)
「ノーベル賞受賞者が新型コロナウイルスの早期回復(終息)を予測した理由:「我々は良くなっていく」(訳文)」(20年3月23日 ロサンゼルス・タイムズ)
最近の記事
10/04 23:26 『米国の同盟相手は「北朝鮮」』By ハリス、アメリカの副大統領
10/04 21:12 明らかにこの10年が完全に終わった
09/27 12:59 改めて安倍晋三さんの所謂『国葬』に反対します
09/23 23:57 安倍晋三さんの所謂『国葬』は現在のわが国の政治の本質である『専制政治』の象徴となる
09/21 12:07 キシダ政権支持率29%が意味すること その7
09/21 11:06 キシダ政権支持率29%が意味すること その6
09/21 01:23 キシダ政権支持率29%が意味すること その5
09/21 00:58 キシダ政権支持率29%が意味すること その4
09/21 00:43 キシダ政権支持率29%が意味すること その3
09/21 00:29 キシダ政権支持率29%が意味すること その2
携帯用アドレスQRコード
QRコード対応の携帯で、このコードを読み取ってください。


Copyright (c) 2006 KURUTEN All right reserved