これが日本の総理大臣・自民党総裁の実像、日本の政治の実像 (1) | ||
[日本の政治] | ||
2022年7月29日 23時50分の記事 | ||
本ブログ『デイリー新潮の記事が意味すること その1』(2022年7月28日)では、『安倍晋三さんが統一教会の票を差配』していることを書きましたが、以下の記事ではその具体例が報じられています。 ・ 『【前参院議長の告白 完全版】伊達忠一氏 安倍元総理に旧統一教会票を依頼』(2022年7月28日 HTB)
この具体例は伊達忠一前参議院議長(細田派・清和会)が、2016年の参議院選挙の際、候補者であった宮島喜文氏へ統一教会の票の割り振りを安倍晋三さんに依頼したというものです。伊達氏がこのように依頼したのは、宮島氏が伊達氏同様、臨床検査技師出身と言うことが関係していると考えます。いずれにせよ、この票の割り振り依頼について、以下のように書かれています。
安倍晋三さんは、統一教会の票の割り振りを明らかに行なっていると考えますが、この記事で、最低でも安倍晋三さんは統一教会と政界との窓口であることは確定しました。 また、もう一つのポイントは、2016年当時、伊達氏は細田派(清和会)に所属し、派閥の長は細田氏でしたが、この統一教会の票の依頼を伊達氏は細田氏にではなく、安倍晋三さんに依頼していることです。ここに安倍晋三さんの統一教会との関係性がはっきりとあらわれていますし、安倍晋三さんは、このときはすでに清和会の実質的なトップであったと考えます。というより、安倍晋三さんの場合、岸信介さんの代からずっとそういう位置づけと考えます。 ○ 内閣総理大臣が統一教会の票を割り振るのが日本の政治 しかし、さらに大変なポイントがあります。2016年と言えば、安倍晋三さんは内閣総理大臣であり、自民党総裁です。そのような方が、統一教会と政界の窓口になって、統一教会の票の差配をしているわけです。これ、本当にとんでもないことです。 自由民主党は、同党と統一教会は組織的な関係は無いと言い張りますが、上記の記事がはっきりと示していることは、少なくとも自民党総裁と統一教会との関係は濃厚であることです。そして、このような場合、安倍晋三さんの個人的な統一教会との関係とは言わないで、組織的な関係と言うでしょう。上記の伊達氏の記事では、安倍晋三さんが統一教会に票の割り振りを依頼し、その結果、自民党の比例代表候補が参院選で当選しているので、やはりそれは組織的な関係と考えるのが自然です。 「これが日本の総理大臣・自民党総裁の実像、日本の政治の実像 (2)」(2022年7月30日)へ続く。 | ||
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