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中国の成長の40年と回収の20年
[日本の政治]
2023年8月28日 9時18分の記事

以下の8月20日のウォールストリート・ジャーナルには『中国の40年にわたる好景気は終わった。次は何か?』と題して記事が掲載されています。この記事に関連して、以下の2番目のリンクように韓国紙・ハンギョレでは『中国の「40年成長」は本当に終わり?』という記事が出ていますし、また一番下のリンクの韓国紙・中央日報のコラムもこのことを取り上げています。


・ 『China’s 40-Year Boom Is Over. What Comes Next? 』(2023年8月20日 ウォールストリート・ジャーナル)

・ 『中国の「40年成長」は本当に終わり? 大規模不動産会社が数十億円の利子を払えず 』(2023年8月23日 ハンギョレ)

・ 『【コラム】中国の危機、危機の韓国 』(2023年8月22日 中央日報)

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実はザ・フナイ2023年3月号では、『中国の成長の40年の終焉』について以下のように申し上げています。以下の『最初の成長の40年は大体2015年〜16年ぐらいに終わる』とは中国についてのことです。


そのサッスーン資金の日本での運用サイクルを中国に当てはめると、最初の成長の40年は大体2015年〜16年ぐらいに終わるわけです。そうなるとその後は回収の20年となるわけです。
中国は良い点も沢山ありますし、今もとても勉強熱心です。ですからこの回収の20年で日本と同じ道を辿たどらないかもしれませんが、しかし、このようなベースがあることは踏まえるべきと考えています。




この記事の対談は2022年10月中旬に行なっています。
この『中国の成長の40年の終焉(と回収の20年)』については、ザ・フナイ2018年11月号ですでに5年前に指摘しています。
この中国の状況については、上記ウォールストリート・ジャーナルの記事が出る前の8月18日に、オンライン勉強会で、1万2千字ほどのメルマガを発行して、詳細を書きました。
実は『中国の成長の40年と回収の20年』は日本でもあったのですが、それが1952年からバブルまでの『成長の40年』とその後の失われた30年と言われる『回収の20年』なのです。
今後の中国についてはザ・フナイ2023年3月号で申し上げた通り『今後の中国は親中の人にとっては期待したほど伸びず、反中の人には期待したほど落ちないというレベルと考えています』ということと考えます。しかし、状況によっては別のシナリオもあると考えます。いずれにせよ、20年前に存在した中国についての将来展望と現在のそれとでは、当然、大きな差が生じていることは紛れもない事実です。

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くる天

◎ 必読の書

○ 『餓死した英霊たち』

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先の大戦も、現在も日本国民を大切にしない政治。この2冊がそのことを雄弁に物語ります。

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◎ 拙著です

○ 『この国を縛り続ける金融・戦争・契約の正体』



内容は今まで見たことのない国際情勢と世界史の分析で、2024年の世界情勢の根本要因が書かれています。この本とザ・フナイの連載をトータルで読むと、ロシア・ウクライナ情勢、パレスチナ・イスラエル情勢及び中東情勢、東アジア情勢など現在の世界情勢の本質が見えてきます。もちろん、日本国内の情勢も見えてきます。内外情勢は決して別々ではない。
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日本と世界の政治経済の本質を読み解く-ブロくる
片桐勇治(政治評論家) さん
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プロフィール
片桐 勇治(かたぎり ゆうじ)プロフィール
1967年生まれ。東京都出身。中央大学法学部政治学科卒。高校がミッションスクールの聖学院高校で高校・大学時代は聖書研究に没頭。
大学在学中から元航空自衛隊幹部の田村秀昭元参議院議員の秘書、以来、元防衛庁出身の鈴木正孝元参議院議員、元防衛大臣の愛知和男元衆議院議員の秘書、一貫して政界の防衛畑を歩む。
2005年から国民新党選挙対策本部事務局次長、広報部長を歴任。2010年より保守系論壇で政治評論を行う。 yujikatagiri111@yahoo.co.jp
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