パレスチナ・イスラエル情勢についていかに考えるか その10 | |
[日本の政治] | |
2023年10月30日 23時45分の記事 | |
本ブログ『パレスチナ・イスラエル情勢についていかに考えるか その9』(2023年10月29日)の続きです。
本ブログで『パレスチナ・イスラエル情勢についていかに考えるか』ということについて書き始めたとき、実はある一つの予感がずっと私にはあります。『予感』ではなく、新しい可能性が生まれていると言った方が良いかもしれません。その可能性とは『イスラエルが消滅する可能性』です。この可能性が実現するかはわかりませんが、しかし、可能性は明らかに生まれていると考えます。そして、第二次世界大戦後にイスラエル建国に至った状況は明らかに変化していると考えます。 その『状況』とは何か? 私が2018年11月にイスラエルに連れて行っていただいたとき、イスラエルの財界人の方とお話しをさせていただく機会がありました。その方の親は、ホロコーストの生き残りで、東欧からイスラエルに移民をしてきた、謂わばイスラエル建国第一世代と言えます。 そのような家で生まれ育った方とお話しをさせていただいたのですが、その方が『ホロコーストがあったからイスラエル建国の状況ができた』と言っていたのを鮮明に覚えています。要するにユダヤ人に対するあれだけの大虐殺があったことで、ユダヤ人がパレスチナの地に帰ることを容認する国際的な気運が、当時、生まれたと言うことです。 これが、『第二次世界大戦後にイスラエル建国に至った状況』です。現状、このイスラエル建国の土台とも言える『状況』が、明らかになくなりつつある、もしくはなくなっていると考えています。その原因は、パレスチナに対するイスラエルのすでに行なわれている大虐殺のためです。 このことは今後の情勢に極めて大きなポイントになると考えます。イスラエルの今後の命運だけではなく、中東大戦(第三次世界大戦)ということについても当然関わっていきます。 『パレスチナ・イスラエル情勢についていかに考えるか その11』(2023年10月31日)へ続く。 | |
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