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2020年5月1日 1時12分
常識的に考えずに目的(人の命と社会を守る)の追求と実現が必要
 
昨日の本ブログ「モラトリアム 異常なのだから通常の時計は止めよ」(2020年4月30日)で、モラトリアム、すなわち金融面での返済猶予や金利減免などの債務返済の繰り延べ制度開始の必要性を書きました。まさに現在は異常事態なので、金融面でも通常時のルールを適用すれば、必然、人々の生活や社会は音を立てて崩れていきます。現状においてもっとも留意しなくてはならないのは、この社会崩壊と医療崩壊です。
この社会崩壊を避けるためには、金融において空白期間を設定、すなわちモラトリアムを設定するしかないのです。現状においてもっとも大切なことは、常識的に考えずに目的(人の命と社会を守る)の追求・実現に専念することです。経済のことなどのように通常時のことを考えると、必ずその経済を破壊することになります。それは、その経済の優先順位がそもそも人の命と社会を守ることより下だからです。そして、このことはどんなことがあっても変わりません。ですから、常識的に考えずに目的(人の命と社会を守る)の追求・実現に専念することが、難局を切り抜けるもっとも明らかな近道になるのです。社会の成り立ちとはそのようになっているのです。

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2020年4月30日 1時16分
モラトリアム 異常なのだから通常の時計は止めよ
 
新型コロナウイルスによって経済が大きなマイナスの影響を受けています。そのマイナスは、感染拡大防止、防疫のために経済活動がストップすることでも生じますが、一方で個人として動きたくない、消費したくないということが、大きく影響します。新型コロナウイルスに対するワクチンもしくは特効薬ができ、同時にその恩恵に全世界の人々が浴すことができるまで、この両方の要因ともが続くことになるでしょう。そして、後者の個人消費行動はこの新型コロナウイルス問題を契機に大きく変化し、ライフスタイルまで変えていくことでしょう。そのことは本ブログ「ワクチンのお話し」(2020年4月28日)で書きました。

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2020年4月29日 1時47分
何をとち狂っているのだろうか?
 
28日の衆院予算委員会で、立憲民主党の大串博志氏が、アベノマスクをつけていると息苦しいので、他のマスクに付け替えると述べ、そのことに対して安倍氏は色をなして反論したと報じられています。しかし、本当にそもそも何を安倍氏はとち狂っているのでしょうか?

「安倍首相が不快感『アベノマスク』装着の議員質問に」(2020年4月28日 日刊スポーツ)

「立憲・大串議員『布マスク息苦しい』 首相、色をなし反論 衆院予算委」(2020年4月28日 毎日新聞)

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2020年4月29日 0時57分
確実に検品が必要
 
不良品が多いアベノマスク。以下の朝日新聞の記事では、妊婦用アベノマスクが返品3万枚とあります。そして、この記事の最後には「布マスクは不良品が見つかった2社が未配布分の回収、検品を進めている」(4月28日 朝日新聞)とあり、全世帯向けアベノマスクも目視による確認がされていると書かれています。一方、以下の27日の時事通信の記事では、全世帯向けアベノマスクが25日時点で郵便局に納入されたのは4%相当の約230万カ所分とあります。つまり、配布のための納品がかなり遅れているのですが、それは検品中だから遅くなっていると言うことです。このことは一番下の記事である24日の時事通信の記事を見てもわかります。要するに緊急時に配布する安倍政権・日本政府が用意したマスクには不良品が多く、返品が頻発して、何よりも緊急時に検品をしなくてはならないレベルといことなのです。このアベノマスクはそれほどひどい呆れるばかりのクオリティということなのでしょう。まったく安倍政権・日本政府がやることは本当にレベルが低い。本当に民主党政権以下です。
因みに27日の時事通信の記事には、アベノマスクの当初見積もり額が466億円とあり、日本郵便の受注額が26億円とあります。

「妊婦用の布マスク、返品3万枚 不良品含め箱ごと返送も」(2020年4月28日 朝日新聞)

「布マスク、配布4%どまり 26億円で受注―日本郵便」(2020年4月27日 時事通信)

「マスク納入3社に検品強化要請 菅官房長官」(2020年4月24日 時事通信)

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2020年4月28日 0時0分
ワクチンのお話し
 
ロシアのメディア・スプートニクで、ポスト・コロナの世界についての映画監督のデビッド・リンチの言葉が載っています。デビッド・リンチの『ツイン・ピークス』はとても好きでしたが、このスプートニクに掲載されている言葉も大変に良いものです。さすが、すごい感性をしているなとうならせます。

「デヴィッド・リンチ監督が語る ポスト・コロナの世界で人間の暮らしはどう変わる?」(2020年4月22日 スプートニク)

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2020年4月27日 16時33分
本当にレベルが低いミヤネ屋
 
普段は見ないのですが、先ほど日本テレビ『情報ライブ ミヤネ屋』を偶然、見ていました。そこで、私費1000万円を投じてプレハブを建てて新型コロナウイルス感染症病棟を作った埼玉県にあるふじみの救急クリニックのことを紹介していました。私の最寄りの沿線沿いのクリニックなのですが、観ていて本当に偉いなと心から思いました。埼玉県は人口10万人あたりの医師数が日本最低の体制なのですが、よく頑張っているな心から思いました。2000年代初頭、小泉・竹中構造改革路線で、新自由主義=市場原理主義(表面的な利益だけを優先する)を医療にも適応したことによって、日本の医療は大きく毀損されました。

『ふじみの救急クリニック』

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2020年4月27日 14時22分
氷山の一角に過ぎない とにかく早急な対策が必要
 
以下の共同通信のように、新型コロナウイルスの影響で働けず生活苦になって強盗を働き、逮捕された横浜の一件が報じられています。本ブログ「鮮明な明と暗 とにかく日本立て直しの最大の障害は安倍政権?」(2020年4月27日)では、東京都豊島区で同じ理由での生活困窮からスーパーに押し入った事件を取り上げました。これらの本因は安倍政権・日本政府が防疫に失敗して、さらに現金給付が大幅に遅れていることにあります。韓国のように防疫に成功して世界からお金が集まっていることとはまったく好対照であるのです。このことは本ブログ「鮮明な明と暗 とにかく日本立て直しの最大の障害は安倍政権?」(2020年4月26日)で取り上げました。

「『コロナで働けず生活苦』、横浜 強殺未遂容疑で逮捕の男」(2020年4月27日 共同通信)

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2020年4月27日 3時43分
鮮明な明と暗 とにかく日本立て直しの最大の障害は安倍政権?
 
昨日の本ブログ「鮮明な明と暗 とにかく日本立て直しの最大の障害は安倍政権?」(2020年4月26日)の続きです。

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2020年4月26日 23時52分
鮮明な明と暗 とにかく日本立て直しの最大の障害は安倍政権?
 
以下のロイターの記事では、新型コロナウイルス対策でこれまで成功を収め、その施策が世界から賞賛されてきた韓国の株式市場・債券市場に資金が集まっていることが報じられています。韓国の債券市場には外国人投資家が資金を投入し、株式市場には個人投資から機関投資家まで幅広い投資があると記事に書かれ、ソウル株式市場の総合株価指数(KOSPI)は30%上昇したと書かれています。まさしく、韓国が新型コロナウイルス対策で成功を収めたことが世界的に評価され、そのことが経済的にも良い方向に動き始めているということです。日韓では本当に明と暗がくっきりと分かれてしまっています。

「焦点:盛り上がる「韓国買い」、封鎖なしのコロナ封じ込めを評価」(2020年4月26日 ロイター)

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2020年4月25日 23時57分
自分は無能ですという政治家は基本的にいらない
 
新型コロナウイルス感染拡大を受けて、国会議員の歳費2割削減(返上)など政治家が議員報酬を返上することが相次いでいます。大阪府議に至っては5割返上とありますが、これらは明らかにおかしいと考えます。それはなぜか? 緊急時にこのような歳費・報酬返上をすることが意味することは、この大事な時に政治家として結果を出せず、その程度の能力しか無いということを自ら証明しているに過ぎないからです。その程度なら、このままその削減した額を正規とすべきと考えます。

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くる天

◎ 必読の書

○ 『餓死した英霊たち』

○ 『世界で最初に飢えるのは日本 食の安全保障をどう守るか』

先の大戦も、現在も日本国民を大切にしない政治。この2冊がそのことを雄弁に物語ります。

○ 『CIA日本が次の標的だ―ポスト冷戦の経済諜報戦』


◎ 拙著です

○ 『この国を縛り続ける金融・戦争・契約の正体』



内容は今まで見たことのない国際情勢と世界史の分析で、2024年の世界情勢の根本要因が書かれています。この本とザ・フナイの連載をトータルで読むと、ロシア・ウクライナ情勢、パレスチナ・イスラエル情勢及び中東情勢、東アジア情勢など現在の世界情勢の本質が見えてきます。もちろん、日本国内の情勢も見えてきます。内外情勢は決して別々ではない。
本ブログについて
日本と世界の政治経済の本質を読み解く-ブロくる
片桐勇治(政治評論家) さん
日本と世界の政治経済の本質を読み解く
地域:東京都
性別:男性
ジャンル:ニュース
ブログの説明:
世界は大きく変わり、新しい時代が胎動しています。しっかりと把握していますか? この時代を読み解くには歴史を見つめ、構造を把握し、パワーの心奥を見つめ哲学を持たなくてはなりません。一緒にこの新しい時代を見つめて行きましょう! 最低週1回の更新です。
プロフィール
片桐 勇治(かたぎり ゆうじ)プロフィール
1967年生まれ。東京都出身。中央大学法学部政治学科卒。高校がミッションスクールの聖学院高校で高校・大学時代は聖書研究に没頭。
大学在学中から元航空自衛隊幹部の田村秀昭元参議院議員の秘書、以来、元防衛庁出身の鈴木正孝元参議院議員、元防衛大臣の愛知和男元衆議院議員の秘書、一貫して政界の防衛畑を歩む。
2005年から国民新党選挙対策本部事務局次長、広報部長を歴任。2010年より保守系論壇で政治評論を行う。 yujikatagiri111@yahoo.co.jp
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「ノーベル賞受賞者が新型コロナウイルスの早期回復(終息)を予測した理由:「我々は良くなっていく」(訳文)」(20年3月23日 ロサンゼルス・タイムズ)
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