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2020年5月6日 1時15分
日本の行政力を示すスピーチの力量
 
よく見るブログサイトに『ネットゲリラ』というのがあります。ご存じの方もいらっしゃると思いますが、とても面白いサイトです。このサイトに、緊急事態宣言延長などに関して4日に行われた首相の安倍氏による演説についてのブログ記事が以下のリンクのようにありました。曰く、新型コロナウイルスには心がないからスピーチで精神論を持ち出しても意味はないし、スピーチライターはくずだと。その通りでしょう。

「精神論を言うヤツは例外なく腐っている」(2020年5月5日 ネットゲリラ)

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2020年5月5日 2時27分
微笑ましい人々の姿
 
1月に入院した関係で、1週間ほど前、お薬をもらいに薬局まで行きました。今は電話診断やオンライン診断があるので、電話で診察後、薬局からお薬を郵送してもらうことができますが、色々と考えて電話診断後、お薬は薬局にとりに行くことにしました。自宅から6、7キロの距離で電車でも、自動車でも行けますが、今回は自転車で行くことにしました。2月初めに退院して、その後、外出と言っても基本的に自宅から徒歩圏内を歩く程度でしたが、自転車を走らせて見ると、目に飛び込んでくる光景に本当に驚きました。

電話診断・オンライン診断⇒「『いつもの薬』は自宅で受け取り可能 新型コロナの臨時的措置で」(2020年4月10日 高垣育さん)

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2020年5月4日 17時56分
それで政府の取り組みは? 何もいわない。笑わせる
 
先ほど4日の午後5時過ぎ、緊急事態宣言延長について、首相の安倍氏の発言がライブで放送されていました。ほんの数分のものでしたが、内容は専門会議ではこう言っている、国民はこうしろということばかりで、聞いていてそれでは一体、安倍政権・日本政府は何をしているのかと思いましたが、そのことは一切、何も言っていないのです。驚くべき内容。驚嘆すべき内容です。これが行政府の発表というのはあり得ないものです。高校の生徒会の方がまだマシです。ここまで来ると本当に安倍政権・日本政府の無能、無策、無責任という三無は明らかです。政治の脳死状態です。

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2020年5月4日 1時51分
子どもに政治をやらせるな
 
大阪府内のパチンコ店の営業について、府知事の吉村氏の発言が以下のように報じられています。発端は府の休業要請にもかかわらず、パチンコ店が営業を続けるので、府が店名を公表した結果、かえってお客が殺到し、逆効果になったことことにあります。その経緯を見て、以下の4月26日の記事のようにラサール石井さんなどが、宣伝になることがわからなかったのかとツィートし、吉村氏が「お気楽な立場だよ」と吐き捨てるように発言。その後、営業を続けていた店は休業、そのことについて吉村氏が「『宣伝になるんじゃないですか』と言ってたみなさんに、これについてどう思うか聞いていただきたい」(4月30日 日刊スポーツ)と発言したことが報じられています。吉村氏とラサール石井さんなどとのバトルになったわけですが、府知事としてはそぐわない子どもじみた発言にはちょっと閉口します。

「吉村知事「お気楽な立場だよ」ラサール石井に言及」(2020年4月26日 日刊スポーツ)

「吉村知事『宣伝になると言ってた人に聞いてほしい』」(2020年4月30日 日刊スポーツ)

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2020年5月3日 3時36分
緊急事態宣言延長も経済の失速もすべて安倍政権のやり方が原因?
 
昨日の本ブログ「緊急事態宣言延長も経済の失速もすべて安倍政権のやり方が原因?」(2020年5月2日)の続きです。

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2020年5月2日 23時19分
緊急事態宣言延長も経済の失速もすべて安倍政権のやり方が原因?
 
新型コロナウイルスについて、現状は感染者数が減り、収束傾向が明確になって緊急事態宣言解除という方向になっていません。同時にそのことによって経済に大きな影響が出ていますが、このことの原因はあくまでも防疫に失敗した安倍政権にあります。韓国はこの防疫に成功し、経済活動への影響を非常に小さくすることができていますが、なにゆえに安倍政権はいまだに同じことができないのでしょうか? 答えは韓国と同じようにPCR検査をし、感染者の判別をして、隔離をしていくという基本的なことができていないからです。

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2020年5月2日 1時58分
医療崩壊の前に政治が崩壊している
 
5月1日のテレビ朝日『報道ステーション』を観ていたら、米国ロサンゼルスではドライブスルー方式でのPCR検査が無料で受けられるとのこでした。この報道を観て、世界ではPCR検査についての信頼性は確定していますし、この検査をすることが感染拡大防止、感染者治癒への最初のステップであることがよくわかります。しかし、日本ではいまだこの検査を受けられませんし、また受けられるように安倍政権・日本政府は能動的に動いていませんし、体制も整えていません。もちろん東京都も同じです。はっきりとそう断言できますが、もう5月なのにです。だからこそ、緊急事態宣言の期間が伸びるのです。これが偽ざる実態と考えます。以下の記事に書かれていることはこの1週間で東京で起きたことです。

「発熱者がさまようGW連休。100回電話もつながらないコロナ相談センター、休診・診療拒否の病院」(2020年5月1日 ビジネスインサイダー)

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2020年5月1日 1時12分
常識的に考えずに目的(人の命と社会を守る)の追求と実現が必要
 
昨日の本ブログ「モラトリアム 異常なのだから通常の時計は止めよ」(2020年4月30日)で、モラトリアム、すなわち金融面での返済猶予や金利減免などの債務返済の繰り延べ制度開始の必要性を書きました。まさに現在は異常事態なので、金融面でも通常時のルールを適用すれば、必然、人々の生活や社会は音を立てて崩れていきます。現状においてもっとも留意しなくてはならないのは、この社会崩壊と医療崩壊です。
この社会崩壊を避けるためには、金融において空白期間を設定、すなわちモラトリアムを設定するしかないのです。現状においてもっとも大切なことは、常識的に考えずに目的(人の命と社会を守る)の追求・実現に専念することです。経済のことなどのように通常時のことを考えると、必ずその経済を破壊することになります。それは、その経済の優先順位がそもそも人の命と社会を守ることより下だからです。そして、このことはどんなことがあっても変わりません。ですから、常識的に考えずに目的(人の命と社会を守る)の追求・実現に専念することが、難局を切り抜けるもっとも明らかな近道になるのです。社会の成り立ちとはそのようになっているのです。

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2020年4月30日 1時16分
モラトリアム 異常なのだから通常の時計は止めよ
 
新型コロナウイルスによって経済が大きなマイナスの影響を受けています。そのマイナスは、感染拡大防止、防疫のために経済活動がストップすることでも生じますが、一方で個人として動きたくない、消費したくないということが、大きく影響します。新型コロナウイルスに対するワクチンもしくは特効薬ができ、同時にその恩恵に全世界の人々が浴すことができるまで、この両方の要因ともが続くことになるでしょう。そして、後者の個人消費行動はこの新型コロナウイルス問題を契機に大きく変化し、ライフスタイルまで変えていくことでしょう。そのことは本ブログ「ワクチンのお話し」(2020年4月28日)で書きました。

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くる天

◎ 必読の書

○ 『餓死した英霊たち』

○ 『世界で最初に飢えるのは日本 食の安全保障をどう守るか』

先の大戦も、現在も日本国民を大切にしない政治。この2冊がそのことを雄弁に物語ります。

○ 『CIA日本が次の標的だ―ポスト冷戦の経済諜報戦』


◎ 拙著です

○ 『この国を縛り続ける金融・戦争・契約の正体』



内容は今まで見たことのない国際情勢と世界史の分析で、2024年の世界情勢の根本要因が書かれています。この本とザ・フナイの連載をトータルで読むと、ロシア・ウクライナ情勢、パレスチナ・イスラエル情勢及び中東情勢、東アジア情勢など現在の世界情勢の本質が見えてきます。もちろん、日本国内の情勢も見えてきます。内外情勢は決して別々ではない。
本ブログについて
日本と世界の政治経済の本質を読み解く-ブロくる
片桐勇治(政治評論家) さん
日本と世界の政治経済の本質を読み解く
地域:東京都
性別:男性
ジャンル:ニュース
ブログの説明:
世界は大きく変わり、新しい時代が胎動しています。しっかりと把握していますか? この時代を読み解くには歴史を見つめ、構造を把握し、パワーの心奥を見つめ哲学を持たなくてはなりません。一緒にこの新しい時代を見つめて行きましょう! 最低週1回の更新です。
プロフィール
片桐 勇治(かたぎり ゆうじ)プロフィール
1967年生まれ。東京都出身。中央大学法学部政治学科卒。高校がミッションスクールの聖学院高校で高校・大学時代は聖書研究に没頭。
大学在学中から元航空自衛隊幹部の田村秀昭元参議院議員の秘書、以来、元防衛庁出身の鈴木正孝元参議院議員、元防衛大臣の愛知和男元衆議院議員の秘書、一貫して政界の防衛畑を歩む。
2005年から国民新党選挙対策本部事務局次長、広報部長を歴任。2010年より保守系論壇で政治評論を行う。 yujikatagiri111@yahoo.co.jp
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「ノーベル賞受賞者が新型コロナウイルスの早期回復(終息)を予測した理由:「我々は良くなっていく」(訳文)」(20年3月23日 ロサンゼルス・タイムズ)
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