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2021年7月29日 23時57分
この勘違いはあり得ない (1)
 
IOCのマーク・アダムス広報部長が、現状、新型コロナウイルスの感染者が爆発的に増えていることについて、五輪開催と東京の感染再拡大は無関係との認識を示したと以下のように報じられています。これは明らかに勘違いも良いところで、もっとも大事なことを忘れていると考えますし、またこの言葉で今後日本で最低10年から20年、オリンピックは支持を得ることはなくなっと考えます。

「IOC広報部長、コロナと五輪『パラレルワールド』無関係強調」(2021年7月29日 毎日新聞)
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2021年7月28日 22時3分
国民の不安はスガ自公政権と小池都政の失政よるもの その科を国民に転嫁するな (1)
 
はっきり言って、東京都及び首都圏の感染状況の正確な表現は、すでに『オーバーシュート』なのです。なぜ、テレビなどの報道でこの言葉を使わないのでしょうか? それは言うまでもなく、福一の原発事故当初、メルトダウンという言葉が禁止されたのと同じなのです。パニックを避けるため? そんなことはないのです。その本質は失政を隠すためなのです。パンデミックの状態でのオリンピック強行開催とアベ・スガ自公政権と小池都政の感染対策の無策という『失政』を隠すためなのです。このような言葉の規制は、国民に正確な情報を報せない、政府とマスコミの非民主的な姿勢を鮮明に示しています。現状、日本の非民主性は日常の当たり前の出来事として確認できるものなのです。

「『これが恐れていたオーバーシュートです』 この1年半で都内で感染するリスクは今が最大」(2021年7月27日 BuzzFeed Japan)
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2021年7月27日 17時18分
明らかなオーバーシュート オリンピックの即刻停止と来年再開催の決定を
 
東京都の新規感染確認者が2848人と報じられています。過去最多となっていますが、今週の傾向として感染者数が先週の倍になっています。明らかにオーバーシュートの状況になっているものと考えます。そして、さらに問題ある状況が生まれています。

「東京都で新たに2848人感染 過去最多」(2021年7月27日 毎日新聞)
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2021年7月27日 0時20分
意味することはまったくの逆
 
以下の記事のように、東京オリンピック開会式の視聴率が56.4%、瞬間最高は61%と報じられています。しかし、このことの意味することは、良い印象とはまったく逆のものです。

「東京五輪開会式 56・4%の驚異的視聴率!64年東京五輪の61・2%に迫る 瞬間最高は61・0%」(2021年7月26日 スポニチ)
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2021年7月26日 18時31分
戦争屋バイデン(ハリス)の時代 平和の祭典・オリンピックでもお構いなし (1)
 
以下の記事のように米軍がシリアとアフガニスタンを立て続けに空爆しています。その日付を観ると、平和の祭典・オリンピック前の駆け込み空爆の様相を呈していますが、アフガニスタン空爆は時期がはっきりせず、オリンピック開催後にも行っている可能性があります。このように、米軍の撤退を進めていたトランプ時代にはまったくなかったきな臭さが、戦争屋バイデン(ハリス)の時代には明らかに生じています。国連は7月19日、オリ・パラ開催中の停戦を呼びかけていますが、米国はこれに反してる可能性があるのです。また、シリア攻撃を米国とともに行ったイスラエルは、オリンピック開催後もシリアに対して攻撃を続けています。実はこのようなことが、オリンピック開会式について噴出したホロコーストに関わる小林問題が、防衛副大臣の中山氏から出てきたことに関わる可能性はかなりあると考えます。一つは既に指摘したように平和の祭典・オリンピックを台無しにすること、もう一つはイスラエルの行為に対して批判の矛先を封じることです。そして、これらシリアとアフガニスタンでの状況はこの二つを明らかに肯定しているのです。
これらは、私たちが直面している時代的、歴史的状況を観たときに見えてくる実像なのです。これが本当の辻褄というものです。

「イスラエルと米軍がシリアを空爆【動画】」(2021年7月22日 スプートニク〔ロシアのメディア〕)

「【アフガニスタン】 米軍がタリバンの拠点を空爆か」(2021年7月24日 TRT〔トルコのメディア〕)

「米国、アフガン軍への支援でタリバンを空爆=米中央軍司令官」(2021年7月26日 スプートニク〔ロシアのメディア〕)

「タリバーン、元米軍通訳のアフガン人を斬首 復讐におびえる協力者たち」(2021年7月23日 CNN)
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2021年7月25日 23時56分
オリンピック開会式 日本の宿痾が凝縮されている (2)
 
以下の記事のように、男子テニスの世界ランキング1位のジョコビッチ選手らが、東京の夏が暑すぎて試合時間を気温の下がる夕方以降に変更するよう提案していると報じられています。この記事はCNNなのでローカルニュースではなく、世界的なものです。そして、何よりも東京のこの時期にオリンピックを開催するという問題点をこの記事は明確に示しています。記事では以下のように書かれています。


ジョコビッチ選手はシングルス1回戦でウーゴ・デリエン選手(ボリビア)をストレートで破った後、この日の猛暑について「とても厳しかった」と語った。ハードコートは熱を吸収するうえに、前日までと違って「きょうはあまり風がなかった」と指摘した。
同じく初戦を突破した世界2位のダニール・メドベージェフ選手は「これまでに経験した中でも最悪(の暑さ)に入る」と話し、試合時間の変更を提案。ジョコビッチ選手もこれに「100%同意する」と述べた。

「高温多湿の東京、ジョコビッチ選手らは時間帯の変更を主張 」(2021年)
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2021年7月24日 23時56分
オリンピック開会式 日本の宿痾が凝縮されている
 
昨日は、やることが山積していて、時間がなく、東京オリンピック開会式は観ていません。色々と仕事をして、その後、午後11時台に外に出て空を見上げると、4、5機のヘリコプターが遠くの空を旋回している。明らかにオリンピック開会式に関連して新国立競技場上空を飛んでいるのがわかりました。そして、『あっ、まだやっているんだ』と思わずつぶやきました。開会式を簡素化しているとのことだったので、式典はせいぜい2時間ぐらいで、午後10時には終わっているものと思っていたのです。しかし、蓋を開けてみれば、通常の開会式と時間の長さはまったく変わりません。全然、簡素化していないのです。五輪組織委員会と日本政府のいつもの通り、まるで話しが違う。
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2021年7月23日 19時52分
即刻、オリンピック再延期を決定せよ ご懸念の意味を考える (18)
 
6月24日、宮内庁の西村長官は、陛下にはオリンピック・パラリンピック開催と新型コロナウイルス感染拡大についてご懸念があると拝察すると、発言しました。丁度一ヶ月前です。このような『ご懸念』に接したのは私は初めてです。申し上げるまでもなく、これは日本の政治において最大のことと考えます。そして、その最大であることは、現下のオリンピック・パラリンピック開催に関わる政治問題だけではなく、今後10年から20年の日本の歴史にとって最大ということと考えます。
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2021年7月23日 18時48分
即刻、オリンピック再延期を決定せよ 本当のぼったくり男爵は誰なのか (17) その2
 
以下の記事のように、都知事の小池氏が、何としても五輪成功をと述べていることが報じられています。記事の写真を見ると随分と厚化粧だなと思ってしまうのですが、いずれにせよ、今回の五輪は、強行開催したことによってすでに失敗しています。その責任者の一人が当然、この小池氏。この責任は今後、確実に尾を引きます。

「小池知事『歴史的な1日、何としても五輪成功を』…感染対策に注力」(2021年7月23日 読売新聞)

実際、以下の記事のようにオランダのテコンドーの選手は、感染が確認されて出場が不可能になり、『言葉が出ない』と絶望を語っています。このようなケースは他にもありますが、人生をかけてここまできてこのようになった『絶望』を小池氏は背負いきれるのでしょうか? これがパンデミックの状態で開催を強行した愚策の結末なのです。来年ならこのようなことはなかったはずです。どうして、全身全霊でもって来年に再延期をしなかったのか? そこが小池氏に問われているのです。もちろん、小池氏だけではありませんが、これでは到底、アスリートファーストとは呼べません。さらに、このパンデミックの状態での強行開催で国内も完全に分断、しらけて、さらにパンデミックは深刻化するばかりです。小池氏は本当に言葉が軽い。やはりバブルのおばさん。こういう人の時代はすでに過ぎ去っているのです。

「五輪=コロナ陽性で辞退のテコンドー選手『言葉が出ない』と絶望」(2021年7月23日 ロイター)
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くる天

◎ 必読の書

○ 『餓死した英霊たち』

○ 『世界で最初に飢えるのは日本 食の安全保障をどう守るか』

先の大戦も、現在も日本国民を大切にしない政治。この2冊がそのことを雄弁に物語ります。

○ 『CIA日本が次の標的だ―ポスト冷戦の経済諜報戦』


◎ 拙著です

○ 『この国を縛り続ける金融・戦争・契約の正体』



内容は今まで見たことのない国際情勢と世界史の分析で、2024年の世界情勢の根本要因が書かれています。この本とザ・フナイの連載をトータルで読むと、ロシア・ウクライナ情勢、パレスチナ・イスラエル情勢及び中東情勢、東アジア情勢など現在の世界情勢の本質が見えてきます。もちろん、日本国内の情勢も見えてきます。内外情勢は決して別々ではない。
本ブログについて
日本と世界の政治経済の本質を読み解く-ブロくる
片桐勇治(政治評論家) さん
日本と世界の政治経済の本質を読み解く
地域:東京都
性別:男性
ジャンル:ニュース
ブログの説明:
世界は大きく変わり、新しい時代が胎動しています。しっかりと把握していますか? この時代を読み解くには歴史を見つめ、構造を把握し、パワーの心奥を見つめ哲学を持たなくてはなりません。一緒にこの新しい時代を見つめて行きましょう! 最低週1回の更新です。
プロフィール
片桐 勇治(かたぎり ゆうじ)プロフィール
1967年生まれ。東京都出身。中央大学法学部政治学科卒。高校がミッションスクールの聖学院高校で高校・大学時代は聖書研究に没頭。
大学在学中から元航空自衛隊幹部の田村秀昭元参議院議員の秘書、以来、元防衛庁出身の鈴木正孝元参議院議員、元防衛大臣の愛知和男元衆議院議員の秘書、一貫して政界の防衛畑を歩む。
2005年から国民新党選挙対策本部事務局次長、広報部長を歴任。2010年より保守系論壇で政治評論を行う。 yujikatagiri111@yahoo.co.jp
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