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くる天
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日本と世界の政治経済の本質を読み解く-ブロくる
片桐勇治(政治評論家) さん
日本と世界の政治経済の本質を読み解く
地域:東京都
性別:男性
ジャンル:ニュース
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世界は大きく変わり、新しい時代が胎動しています。しっかりと把握していますか? この時代を読み解くには歴史を見つめ、構造を把握し、パワーの心奥を見つめ哲学を持たなくてはなりません。一緒にこの新しい時代を見つめて行きましょう! 最低週1回の更新です。
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片桐 勇治(かたぎり ゆうじ)プロフィール
1967年生まれ。東京都出身。中央大学法学部政治学科卒。高校がミッションスクールの聖学院高校で高校・大学時代は聖書研究に没頭。
大学在学中から元航空自衛隊幹部の田村秀昭元参議院議員の秘書、爾来、元防衛庁出身の鈴木正孝元参議院議員、元防衛大臣の愛知和男元衆議院議員の秘書、一貫して政界の防衛畑を歩む。
2005年から国民新党選挙対策本部事務局次長、広報部長を歴任。2010年より保守系論壇で政治評論を行う。 yujikatagiri111@yahoo.co.jp
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オリンピック開会式 日本の宿痾が凝縮されている (2)
[日本の政治]
2021年7月25日 23時56分の記事

以下の記事のように、男子テニスの世界ランキング1位のジョコビッチ選手らが、東京の夏が暑すぎて試合時間を気温の下がる夕方以降に変更するよう提案していると報じられています。この記事はCNNなのでローカルニュースではなく、世界的なものです。そして、何よりも東京のこの時期にオリンピックを開催するという問題点をこの記事は明確に示しています。記事では以下のように書かれています。


ジョコビッチ選手はシングルス1回戦でウーゴ・デリエン選手(ボリビア)をストレートで破った後、この日の猛暑について「とても厳しかった」と語った。ハードコートは熱を吸収するうえに、前日までと違って「きょうはあまり風がなかった」と指摘した。
同じく初戦を突破した世界2位のダニール・メドベージェフ選手は「これまでに経験した中でも最悪(の暑さ)に入る」と話し、試合時間の変更を提案。ジョコビッチ選手もこれに「100%同意する」と述べた。

「高温多湿の東京、ジョコビッチ選手らは時間帯の変更を主張 」(2021年)


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実際、このオリンピック開催時期を1964年と同じく気候最高の10月にすることは可能だったと考えます。それは、このオリンピックを来年に再延期することと同じくできたことと考えます。以下の記事のように6月の時点でも再延期は可能とウォール・ストリート・ジャーナルが言っているわけです。そして、これまで何一つ再延期ができないと明確な理由が説明されているわけではないのです。

「日本政府主導で五輪の中止や延期は可能と米WSJ紙 契約上はIOCだけ」(2021年6月9日 日刊スポーツ)

開催をこの最悪に暑い時期にすれば、上述のジョコビッチ選手のような発言が出てくることは、日本で暮らしていればあらかじめわかっているわけで、開催時期を10月にすることはホスト国としては当然、すべきことだったことなのです。それが『お・も・て・な・し』というものです。アメリカのテレビなんて言うのは関係が無いことです。
しかし、日本のエリートはそう言うことは一切しなかったですし、しようともしなかった。それは、能力と交渉力の欠如のためか、それともオリンピックを故意に台無しにするためなのか? 真実は無能で心なく道徳がないからこそ、オリンピックを故意に台無しにしようとしたからと考えます。いずれにせよ、この時期の開催は、ホスト国としての真摯さにまったく欠けていることの証と考えます。

ホスト国の姿勢にやはり疑問
日本人選手が金メダルを獲得しています。一日本人として、日本人選手が金メダルを獲得することはとても嬉しいのですが、一方でそれだけで良いのかと正直に思います。選手がメダルを取るということは、大変な努力、それも人生をかけた努力をしてきた賜物です。しかし、どの選手も同じく大変な努力をしてきているのです。そして、このことは、続出する感染により出場できなくなっている選手もまた同じなのです。
このオリンピックをパンデミックの状態で強行開催したことによって、その感染してしまった選手たちの人生をかけた努力はまったくの水疱に帰してしまったわけです。それは、まさにこの強行開催によって生まれた悲劇なのです。オリンピックの原点が揺らいでいるのです。
そういうことを考えると、ホスト国であるのに、自国の選手が金メダルをとったことだけに浮かれている今の日本人というのは、やはり明らかに稚拙、思慮がなさ過ぎであると思うのです。ホスト国としてそういう悲劇的な選手に思いをはせ、心を尽くすのが、ホスト国としての責任であり、義務と考えます。
しかし、テレビの報道を観ていると、日本人選手が金メダルを取った取ったと喜ぶだけで、そのような悲劇的な選手たちへの眼差し、コメントは皆無です。そのようなものを観ていると、日本人があまりにも自己中心的にしか見えません。心に余裕がなさ過ぎで、心の貧しささえ感じます。
テレビでは、日本人選手が金メダルを取ると流されるいつもの報道のパターンを繰り返しているだけです。市民の喜びの声と姿、それから選手の地元の喜びの姿と声、そして選手本人の声。ただ、それだけで、これでは他国で行われているオリンピックと変わりないのです。そこにまったくホスト国という自覚がありません。もちろん、パンデミックの状態ということも完全に忘れ去られ、後に追いやられている。こういうことではやはりダメだと考えます。もちろん、これは明らかなプロパガンダ。
開催を来年に再延期せずにパンデミックの状態での強行開催という史上最悪の選択をして、感染によって出場できない悲劇的な選手が生まれている。その最悪の選択を日本政府、五輪組織委員会、JOCなどがなしたからこそ、敢えてその悲劇的な選手に焦点を当てず、さらにこれまで散々問題を起こしてきたこのオリンピックを無理に盛り上げようとして、日本人の金メダル獲得ばかりを報道する浅ましさ、無責任者、浅はかさ、人情のなさ。ホスト国として見つめなくてはならないことが、完全に軽視されています。そこに今の日本人エリートの本質をやはり観てしまいます。

「東京五輪 来日直前にコロナ感染などで出場断念の選手相次ぐ」(2021年7月21日 NHK)

(次回へつづく)

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