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『国際金融資本の罠に嵌った日本』(1999年6月25日) はじめに―アメリカと英国が共同で展開している「アジア戦略」 |
2012年5月4日 15時37分の記事 |
目次 はじめに―アメリカと英国が共同で展開している「アジア戦略」 アメリカと英国の国際金融資本がアジア制覇を目指し、大攻撃を展開中である。国際金融資本は、いまや「新しい植民地主義」「新型の帝国主義」によって世界制覇に乗り出している。アジアもその一環である。国際金融資本の主力は、ロンドン、パリを本拠地とするロスチャイルド財閥(ユダヤ系)とニューヨークを拠点とするロックフェラー財閥である。国際金融資本の意向を背景にして、アメリカのクリントン政権と英国のブレア政権が国際戦略を強力に推進しており、この背後には英国のエリザベス女王が控えている。 アジア制覇の究極の目的は、中国東北部(旧満州)の独立と新しいユダヤ人国家の建設である。 ロシア在住のユダヤ人をはじめ世界各地にいるユダヤ人が、安心して暮らせて枕を高くして眠れる「安住の空間」を確保しようとしているのだ。 新国家建設の前段階として、中国東北部とロシア、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の国境が接する豆満江流域付近を多国間の協力により開発する。国連開発計画(UNDP)が主導権を握り「北東アジア開発の戦略プロジェクト」を進めている。アメリカと英国の国際金融資本が攻略の第一の対象国としているのが中国であり、第二の対象国はロシアと北朝鮮である。この国際戦略推進にとって障害となるのが、日本および日本と極めて親密なタイ、インドネシア、マレーシアなどの国々であり、いわば「仮想敵国群」とされている。日系のアルベルト・フジモリ大統領のペルーや日系移民の多いブラジルも狙われている。 アメリカは国際金融資本の意向を実現するため、大統領をはじめ副大統領、国務長官などの首脳陣が中国を訪問するたびに、中国政府に「東北部の独立」を要請している。その中国に睨みを効かせるため、中国の左腕の根元に位置する北朝鮮に楔を打ち込もうとしているのだ。 中国はアメリカと英国が共同で展開している「アジア戦略」に反発し、とくに「北東アジア戦略」の意図を挫くべく、韓国との関係を強化し南北朝鮮の統一に手を貸しつつ北東アジアの覇権掌握を試みようと画策した。一方、日本は米英と中国の確執を横目にしながら、タイ、インドネシア、マレーシアなどの国々との親密な関係を基礎に、東南アジア諸国連合(ASEAN)各国に対する影響力の強化をうかがってきた。 |
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[カテゴリ:◆『国際金融資本の罠に嵌った日本』1999年6月25日刊] |
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