2013年2月18日 0時0分 |
『小沢一郎 七人の敵』(1996年2月6日刊) 第4 政敵との仁義なき利権争い ? |
第4 政敵との仁義なき利権争い ? 大蔵利権にむらがる税調族 村山連立政権と小沢一郎の率いる新進党の二大勢力の激突の根源は、選挙区をめぐる「領地争い」と「利権」という二つの要素にある。とくに「利権」は、さくそう産業界の利害に固く絡まり、巨大かつ複雑に錯綜しているために国民の目には、見えにくい。だが、「利権」というキーワードを通してみると、政界再編成の動機や政治家の行動に付きまとう不可解さ、怪しさの謎が解けてくる。ズバリ言えば、「政治改革」を隠れ蓑にして、政治家たちは、壮大な利権争いを繰り広げているのである。 |
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2013年2月17日 2時2分 |
『小沢一郎 七人の敵』(1996年2月6日刊) 第3章 小沢一郎の敵と味方 ? |
第3章 小沢一郎の敵と味方 ? 飯田庸太郎三菱重工相談役ら産・軍協同体を牛耳る大ボスたち 第二次世界大戦中の中国で日本軍が行ったといわれている、いわゆる「南京大虐殺」をめぐる発言で辞任に追い込まれた永野茂門参議院議員の政治資金集めのパーティに、小沢は羽田孜らとともに世話人として名を連ねた。 |
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2013年2月16日 2時11分 |
『小沢一郎 七人の敵』(1996年2月6日刊) 第3章 小沢一郎の敵と味方 ? |
第3章 小沢一郎の敵と味方 ? 政治献金を惜しまない財界人とのカネの関係 小沢は、自民党幹事長時代に、財界や企業から政治資金三百億円を集め、いまでも語り草の武勇伝のひとつとなっている。 |
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2013年2月15日 1時3分 |
『小沢一郎 七人の敵』(1996年2月6日刊) 第3章 小沢一郎の敵と味方 ? |
第3章 小沢一郎の敵と味方 ? 石原信雄を感嘆させた剛腕政治の切れ味 自民党の官僚政治家に全面包囲されている形ではあるが、小沢の官僚操縦術は、やはり政治家の師匠である田中角栄譲りである。 その手腕を高く評価している一人が、石原信雄前内閣官房副長官(現在、野村総合研究所顧問)である。 |
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2013年2月14日 0時0分 |
『小沢一郎 七人の敵』(1996年2月6日刊) 第3章 小沢一郎の敵と味方 ? |
第3章 小沢一郎の敵と味方 ? 小沢のためなら死をも覚悟の二階俊博 小沢の党首選挙への担ぎ出しに最も力を発揮したのは、二階俊博衆議院議員ら若手であった。 二階は・遠藤三郎衆議院議員の秘書から和歌山県会議員を経て、中央政界入りした政治家である。遠藤三郎は、小沢の父・佐重喜(元衆議院議員)と同じ自民党藤山派に属していた。この因縁から、二階は、小沢一家とは、長く付き合ってきている。 |
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