2013年12月17日 0時0分 |
『内務省が復活する日』1995年10月25日刊 第8章 中央省庁を骨抜きにする権限委譲と抵抗 ? |
第8章 中央省庁を骨抜きにする権限委譲と抵抗 内政権限の委譲から内務省復活の道が開かれる? 中央省庁の内政関係の権限を地方に委譲するということは、自治省のテリトリーの範囲内に権限を移すことにほかならない。省庁から自治省に権限を移管するのでなくても、自治省のテリトリーに移してしまうと、それは、結果的に自治省の権限を増やすことになる。 |
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2013年12月16日 3時0分 |
『内務省が復活する日』1995年10月25日刊 第7章 細川護煕の三大改革を逆手に取る巧妙な計略 ? |
小躍りする内務省復活論者たち 細川護煕や高市早苗たちの意向に反する形になった一方で、一部修正されたとはいえ政府案が国会で成立したので、自治官僚はもとより、地方分権のために力を注いできた内務官僚出身政治家や内務省・自治省OBたちは小躍りせんばかりに喜んだのである。 |
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2013年12月15日 1時52分 |
『内務省が復活する日』1995年10月25日刊 第7章 細川護煕の三大改革を逆手に取る巧妙な計略 ? |
中央省庁の統廃合を目指した行革審答申 地方分権は、細川護照が、首相の座にあったとき政権の命運を賭けた悲願の一つであった。細川護照は平成五年十月二十七日、二十一世紀に向けた行政のあり方を検討した臨時行政改革推進審議会(第三次行革審)の鈴木永二会長から最終答申を受けた。このなかに、今後の行革の柱として「地方分権」と「規制緩和」が据えられていた。 |
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2013年12月14日 0時27分 |
『内務省が復活する日』1995年10月25日刊 第7章 細川護煕の三大改革を逆手に取る巧妙な計略 ? |
政と官の関係……羽田孜 地方分権を推進しようとすると、どうしても各省庁の官僚の抵抗にあう。これをどう跳ね退けていくかが、政治家に課せられた課題である。この問題について、新進党の羽田孜副党首は、次のように語った。 |
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2013年12月13日 2時59分 |
『内務省が復活する日』1995年10月25日刊 第7章 細川護煕の三大改革を逆手に取る巧妙な計略 ? |
第7章 細川護煕の三大改革を逆手に取る巧妙な計略 ? 隠された計略 内務官僚OBや自治官僚OB、自治官僚たちは、細川護照首相が打ち上げた政治・行政・経済改革(三大改革)に目を見張った。 三大改革のなかに、行政改革の大きな柱の一つとして、中央省庁の統廃合問題が、含まれていたからである。内政省の設置が流産して以来、地方を支配する自治省に甘んじていた内務官僚OBたちにとって、細川護照首相の改革案は、千載一遇の好機に映った。 |
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