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2019年5月16日 6時54分
◆『野村総研』(1988年2月20日刊)―第四章 野村総研は本当にすごいのか―あとがき
 
 あ と が き

 「野村総研って世間で言われているように本当に凄いのかい?」
 友人である志戸岡高氏(ぱる出版編集部)が雑談をしているとき、唐突に切り出した。私か以前に『野村証券残酷物語』や『恐るべし野村証券の野望』を出版し、そのなかで野村総研のことに触れたり、いくつかの月刊誌にも野村総研をテーマにしたレポートを発表したのを知っていたからだ。
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2019年5月15日 0時0分
◆『野村総研』(1988年2月20日刊)―第四章 野村総研は本当にすごいのか―秘密のベールに覆われた閉鎖的シンク・タンク
 
秘密のベールに覆われた閉鎖的シンク・タンク

 いずれにしても、野村総研が官僚機構を乗り越えての仕事をすることは、基本的に不可能なのである。海外に目を向けると、アメリカのブルッキングス研究所やスタンフォード研究所などは、軍事的問題を含めて、政府の依頼を受けて研究を行っており、収益を挙げている。
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2019年5月14日 0時0分
◆『野村総研』(1988年2月20日刊)―第四章 野村総研は本当にすごいのか―所詮、総研は野村証券の隠れ蓑の宿命
 
 所詮、総研は野村証券の隠れ蓑の宿命

 政府・与党は、優秀な官僚機構に支えられて、政策立案や法案づくりにはこと欠かないが、野党となると、まるでお話にならない。民間のシンク・タンクとしては、そこにビジネスチャンスを見出してもよさそうなのだが、どうなのであろうか。Y氏は言う。
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2019年5月13日 19時26分
◆『野村総研』(1988年2月20日刊)―目次
  ■目   次/野村総研
  まえがき

第一章新生・野村総研の目指すもの

  二面性を持つ野村総研の調査・研究活動
  「仮面」をかぶっか日本一のシングータンク
  英国の戦略研究所をしのぐ軍事専門研究スタッフ
  野村総研の組織と出生の経緯
  野村総研設立は徳七翁の経営理念の体現化
  "世界一流"の研究機関になった野村総研の悩み
  親会社・野村証券からの"独立"欲求
  ローマークラブを意識した「TOKYOフォーラム」の狙い
  研究員の夢、T5=シンク・タンク・ファイブの一翼を担う
  グローバルな視点に立った「中立の研究機関」か!?
  これからのシンク・タンクの役割
  野村証券の宣伝色が濃い「TOKYOフォーラム」
  新生・野村総研が洞察する「未来予測」
  国家レベルを上回る野村総研の情報量
  企業を方向づける「NRIソシオスコープ」
  "野村"を冠せられた研究員の宿命
  政府の経済政策にも刺激を与えるNRIレポート

第二章野村総研の組織、ヒト、情報のすべて

  "知的多面体企業"新生・野村総研の誕生
  野村証券のコントロール下におかれた、新生・野村総研
  所長職を廃止し理事制度をとった理由
  研究者につきまとう「中立性の確保」の問題
  東京国際研究クラブは野村総研のダミー団体か
  インサイダー・インフォメーションをどう管理していくか
  野村グループの繁栄が最大目的の研究
  ブランドが高くなった野村総研の研究対象
  "野村総研式"情報収集・分析の方法
  B研究員の模範となった林、武田の両氏
  ノーベル賞などと言っておれない研究者の現実
  意外と薄い野村総研の人脈ネットワーク
  大事なことは、組織が研究者の中立をどう守るか

第三章 三菱総研から見た野村総研の評価

  新生・野村総研の狙いはVAN事業への進出
  収益が上がらずバッサリ切られた野村生物科学研究所
  研究もし、営業もし、部下の指導もする研究員
  第三次総合研究所設立ブーム
  野村、三菱両総研のモデルとなった満鉄調査部
  三菱総研の組織形態は野村総研がその範
  世界の最高水準に達した日本の調査・研究技術
  「営利追求型」に再編成される野村総研の研究活動
  野村総研と対応を異にする三菱総研の政策研究
  研究者の論理、企業の論理
  危険がつきまとう政策問題の調査・研究
  東京国際研究クラブは十年の大計

第四章 野村総研は本当にすごいのか

  野村総研、急成長の裏に野村証券の"ミルク補給"有り
  東京研究本部は野村証券の"芸者置屋"
  野村総研の研究員は理工科出身者がほとんど
  野村総研は中央官庁の有力な天下り先
  ノルマを課せられた"ヘトヘト"研究員たち
  三十分刻みで管理される研究員たち
  野村総研は野村グループの人材供給基地
  実は、政策提言できないシンク・タンク
  「政策に反対するようなことは控えろ」とブレーキ
  所詮、野村総研は野村証券の隠れ蓑の宿命
  秘密のベールに覆われた閉鎖的シンク・タンク

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2019年5月13日 7時52分
◆『野村総研』(1988年2月20日刊)―第四章 野村総研は本当にすごいのか―「政策に反対するようなことは控えろ」とブレーキ
 
「政策に反対するようなことは控えろ」とブレーキ

 Y氏は、ある省庁に関係のある政策研究に取り組んで、提言をまとめたことがある。公的機関について、効率が悪いと述べたところ、野村証券の方から「こういうことを言ってもらっては困る」と横槍が入ったのである。
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板垣英憲(いたがきえいけん)ワールド著作集-ブロくる
いたがきえいけん さん
板垣英憲(いたがきえいけん)ワールド著作集
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性別:男性
ジャンル:ニュース 政治・経済
ブログの説明:
「板垣英憲(いたがき・えいけん)ワールド著作集」は、政治・経済を中心に、教育・啓発分野、社会・宗教・歴史分野に至るまで幅広く執筆・出版して、まさに歴史の証言者として現代社会を活写、その本質に斬り込み、「今を生きる」ために役立つ指針を提示しています。奮ってご愛読下さい。*定期購読月額1000円
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◆『恐るべし野村證券の野望』(昭和61年12月25日刊) (72)
◆『【日本経済新聞】のここをこう読みなさい』(1995年4月26日刊) (75)
◆『なぜ?浦和・与野の不思議』 (2)
◆『誰でも知っている創業者のサクセスストーリー』 (34)
◆『二宮尊徳に学ぶ企業経営』(法人うらわ)1999年新年号より (18)
◆『徳川慶喜に学ぶ経営改革』({法人うらわ」1998年新年号より連載) (18)
◆「渋沢栄一に学ぶ」(「法人うらわ」2000年新年号月より連載) (19)
◆『野村総研』(1988年2月20日刊) (55)
◆『IBM神話の崩壊』(1990年6月20刊) (51)
◆『姓名と日本人 「悪魔ちん」の問いかけ』(1994年5月7日刊) (75)
◆『地球再生銘柄88を狙え』(1989年12月1日刊) (89)
◆『オウム事件と宗教政治戦争』(1995年12月15日刊) (52)
◆『「全員経営」のすすめ』〜グローバル時代に生きる経営理念と実践(2000年3月20日刊) (104)
◆『株式投資 プロの裏読み〜株を制する最強戦法の秘密』(1986年5月21日刊) (61)
◆『小沢一郎の大勝負』(2003年10月1日刊) (71)
◆『角栄と眞紀子 史上最強の父娘』(1994年2月15日刊) (73)
◆『「思いつき」を企画にしてしまう本』(1990年11月8日刊) (85)
◆『企画のアイディアがたちまちのうちに50浮かんでくる本』(1998年8月26日刊) (72)
◆『新聞記事の大ウソを暴く〜誤報・虚報・捏造・癒着を生む元凶とは?』(1990年7月25日刊) (89)
◆『元統合幕僚会議議長・矢田次夫の「日本防衛の構図」』(1986年12月刊) (51)
◆『カルロス・ゴーンに学ぶ改革の極意』(2001年10月10日刊) (79)
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◆『TPPの本当のネライ―あなたはどこまで知っていますか』(2013年9月25日刊) (80)
◆『高杉晋作が経営者だったら』(2008年3月25日刊) (76)
◆『自民党選挙の秘密』(1987年12月15日刊) (49)
◆『小泉・安倍 VS 菅・小沢 国盗り戦争』(2003年10月25日刊) (36)
◆『スラスラ書ける作文・小論文』(1996年4月20日刊) (52)
◆『目を覚ませ!財界人〜活力ある日本経済再建のための56の提言』1995年9月25日刊 (26)
◆『東京地検特捜部』鬼検事たちの秋霜烈日 1998年4月5日刊 (29)
◆永遠のナンバー2『後藤田正晴 男の美学』1996年2月10日刊 (27)
◆不信の時代なればこそ『誠』の経営学  (12)
◆『忠臣蔵』が語る組織の活性化術Q&A (17)
◆『風林火山』兵法に学ぶ経営学〜人は石垣、人は城 (10)
◆『未来への挑戦「坂本龍馬」に学ぶ経営学』 (10)
◆『人生の達人〜心に残る名言・遺訓・格言』2000年6月11日刊 (22)
◆『細川家の第陰謀〜六百年かけた天下盗りの遺伝子』1994年1月5日刊 (23)
◆『大富豪に学ぶ商売繁盛20の教訓―商機をつかむ知恵と決断』2010年1月20日刊 (30)
◆『内務省が復活する日』1995年10月25日刊 (28)
◆『情報流出のカラクリと管理術』2003年3月10日刊 (28)
◆『利権はこうしてつくられる』1991年3月25日刊1996年2月10日 (31)
◆『「族」の研究』1987年3月9日刊 (30)
◆『愛する者へ遺した最期のことば』1995年6月10日刊 (28)
◆『自民党選挙の秘密』1987年12月15日刊 (23)
◆『小中学校の教科書が教えない 日の丸君が代の歴史』1999年7月8日刊 (29)
◆『大蔵・日銀と闇将軍』1995年5月26日刊 (29)
◆『小泉純一郎 恐れず ひるまず とらわれず』2001年6月15日刊 (29)
◆『戦国自民党50年史』2005年12月15日刊 (25)
◆『小沢一郎 七人の敵』1996年2月6日刊 (28)
◆『小沢一郎の時代』1996年2月6日刊 (27)
◆『小沢一郎総理大臣』2007年11月10日刊 (28)
◆『小沢一郎総理大臣待望論』1994年11月1日刊 (30)
◆『ロックフェラーに翻弄される日本』2007年11月20日刊 (28)
◆『ブッシュの陰謀〜対テロ戦争・知られざるシナリオ』2002年2月5日刊 (29)
◆『民主党派閥闘争史-民主党の行方』2008年9月16日刊 (28)
◆『民主党政変 政界大再編』2010年5月6日刊 (28)
◆『国際金融資本の罠に嵌った日本』1999年6月25日刊 (30)
◆『政治家の交渉術』2006年5月刊 (106)
◆『カルロス・ゴーンの言葉』2006年11月刊 (92)
◆『孫の二乗の法則〜ソフトバンク孫正義の成功哲学』2007年7月刊 (139)
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