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2016年1月29日 23時45分
新機軸ではないマイナス金利の実相
 
1月29日、日銀は金融政策決定会合を開き、史上初のマイナス金利導入を決定したと報じられています。このマイナス金利とは民間銀行が日銀に預けている一部資金に0.1%の手数料を課すというものです。つまり、日銀に民間銀行が資金を預けるとコストになるので、民間銀行は資金を何かで運用する必要があると言うことです。
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2016年1月28日 23時56分
甘利大臣が辞任−−潔白は証明できなかった
 
甘利大臣の辞任が報道されています。記者会見で今回の疑惑について説明を行い、最終的に辞任を表明しました。これは様々な説明をしたが、身の潔白は証明できなかったと言うことであると考えます。甘利氏が会見で述べたことは、甘利氏の「言い分」であって、それは「真相」ではありません。このことは、文春で報道されていることも同じですが、結果として文春に書かれていることを完全に覆せなかったことが原因で今回辞任に至ったことは明白です。完全に疑惑を晴らすことができれば辞任ということはまずなかったでしょう。また、今回の記者会見では甘利氏の秘書が300万円を不正に使用したと言われ、それがパーティー代金に使われたと説明されています。政治資金パーティーのことと考えますが、これはもしかしたら別の問題点を浮上させるかもしれません。
今回は刑事事件の可能性という性格がありますので、議員辞職なども当然、視野に入るものと考えます。また今回の疑惑の件は、国家の責任者としてTPP交渉を担当していた時に行われており、様々な利害がからむTPPの交渉を担当していた大臣が賄賂を貰っていると疑われる事案です。これは、TPP交渉のそもそもの信頼性を崩すことであり、疑惑の真相やTPP交渉の信頼性の有無などを、徹底的に国会で追及する必要があります。当然、TPPの様々な条項に関して、一つ一つ吟味する必要があります。それは甘利氏の恣意的な判断がある可能性があるからです。もちろん、これらのことが晴れない限りTPPは前へ進めることは非常に問題があります。いずれにせよ、今回の疑惑は国民への裏切り行為を示すものと考えます。
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2016年1月27日 23時50分
甘利氏疑惑、山東氏の発言などをもう一度、考える
 
先日、本ブログ「実は認めてしまっている山東氏の発言 」(2016年)で、甘利氏疑惑に関しての山東氏の発言に触れましたが、もう一度、この疑惑やこの発言について考えてみましょう。

『「まさに『ゲスの極み』。」業者と「両成敗」を…自民・山東昭子氏』(2016年1月21日 産経新聞)
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2016年1月26日 23時52分
万人の力を活かせいない政治
 
1月22日、安倍首相が国会において施政方針演説を行いました。しかし、「施政方針演説」というには、あまりにレベルの低いものであったと考えます。また、それは万人の活力を生かせない政治と言わざるを得ないものと考えます。
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2016年1月25日 23時50分
NHK 『新映像の世紀』第4集は秀作
 
1月24日夜、NHKの『新映像の世紀』が放映され、今回は「世界は秘密と嘘(うそ)に覆われた」と米ソ冷戦期のことが扱われ、特に冷戦期に暗躍した諜報機関(CIA、FBI、KGBなど)に焦点が当てられた内容になっていました。内容は大変に良いもので、見ていてとても勉強になりました。

「新・映像の世紀 第4集 世界は秘密と嘘(うそ)に覆われた」(2016年1月24日 NHK)
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2016年1月24日 23時53分
ザ・フナイ創刊100号記念パーティー
 
1月23日、ザ・フナイ創刊100号記念パーティーが東京千代田区にあるルポール麹町で和やかな雰囲気の中で盛大に行われました。本当にパーティーの雰囲気が良く、その空間にいるだけで良い気分、幸福な気分になる珍しいパーティーであったと思います。これは、やはり『ザ・フナイ』に関わる人々が、家族的なつながりと意識であるからではないかと思いました。


『ザ・フナイ』サイト
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2016年1月23日 17時39分
改めるべきは一面的思考
 
先日の軽井沢でのツアーバス事故を受けて、国交省と警視庁による抜き打ちの一斉の緊急監査が行われた報道されています。このようなことが、もっと早く頻繁になされていれば、もしかしたらあのような事故はなかったかもしれないと思います。ただ、この国交省と警視庁による動きが、取り締まりではなく「監査」であることに甘さを感じます。法的に仕方がないことかもしれませんが、観光バス事業を免許制にするなど今後の政治の対応が問われるものと考えます。

「相次ぐ貸切バス事故を受け一斉緊急監査」(2016年1月22日 NHK)
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2016年1月22日 23時26分
実は認めてしまっている山東氏の発言
 
以下の記事のように、自民党の山東明子氏が、甘利氏の疑惑について「政治家自身も身をたださなければならないが、(週刊文春に)告発した事業者のあり方も『ゲスの極み』」(2016年1月21日 産経新聞)と述べたことについて、批判が生じています。

『「まさに『ゲスの極み』。」業者と「両成敗」を…自民・山東昭子氏』(2016年1月21日 産経新聞)
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2016年1月21日 13時6分
正月から歌番組で歌う政治家は所詮この程度
 
本日発売の『週刊文春』で、甘利経済再生相(TPP担当)に賄賂を渡したという贈収賄について報じられています。
正月から歌番組でマイクを握って歌っている大臣ですから、このようなことが報じられても、当然あるだろうと思えてしまいます。ただ、件の歌番組では、歌うことの方がTPPよりも緊張したと甘利氏が述べたと言われ、さすがにこの言葉を目にしたときには、TPPで将来への不安を持つ人がいるにもかかわらず、このような言葉を平気で吐く、本当に血も涙も責任感もない政治家であると心底、憤りを覚えました。そのことは本ブログ「年始のTV特番での政治の醜態」(2016年1月3日)でも書きました。
その上に、今度は袖の下を貰っていたと報じられているのですから、ただただ呆れるばかりです。とんでもない政治家と考えますし、そしてこれが日本の政治家のレベルと考えます。

「衝撃告発『私は甘利大臣に賄賂を渡した!』」(2016年1月20日 週刊文春)
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くる天

◎ 必読の書

○ 『餓死した英霊たち』

○ 『世界で最初に飢えるのは日本 食の安全保障をどう守るか』

先の大戦も、現在も日本国民を大切にしない政治。この2冊がそのことを雄弁に物語ります。

○ 『CIA日本が次の標的だ―ポスト冷戦の経済諜報戦』


◎ 拙著です

○ 『この国を縛り続ける金融・戦争・契約の正体』



内容は今まで見たことのない国際情勢と世界史の分析で、2024年の世界情勢の根本要因が書かれています。この本とザ・フナイの連載をトータルで読むと、ロシア・ウクライナ情勢、パレスチナ・イスラエル情勢及び中東情勢、東アジア情勢など現在の世界情勢の本質が見えてきます。もちろん、日本国内の情勢も見えてきます。内外情勢は決して別々ではない。
本ブログについて
日本と世界の政治経済の本質を読み解く-ブロくる
片桐勇治(政治評論家) さん
日本と世界の政治経済の本質を読み解く
地域:東京都
性別:男性
ジャンル:ニュース
ブログの説明:
世界は大きく変わり、新しい時代が胎動しています。しっかりと把握していますか? この時代を読み解くには歴史を見つめ、構造を把握し、パワーの心奥を見つめ哲学を持たなくてはなりません。一緒にこの新しい時代を見つめて行きましょう! 最低週1回の更新です。
プロフィール
片桐 勇治(かたぎり ゆうじ)プロフィール
1967年生まれ。東京都出身。中央大学法学部政治学科卒。高校がミッションスクールの聖学院高校で高校・大学時代は聖書研究に没頭。
大学在学中から元航空自衛隊幹部の田村秀昭元参議院議員の秘書、以来、元防衛庁出身の鈴木正孝元参議院議員、元防衛大臣の愛知和男元衆議院議員の秘書、一貫して政界の防衛畑を歩む。
2005年から国民新党選挙対策本部事務局次長、広報部長を歴任。2010年より保守系論壇で政治評論を行う。 yujikatagiri111@yahoo.co.jp
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