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2021年8月17日 23時56分
天皇陛下のお言葉と今後の方向性
 
8月15日の全国戦没者追悼式で、天皇陛下が新型コロナウイルス問題について以下のようにお言葉をお出しになっています。大変に素晴らしいお言葉ですが、陛下のお言葉には二つのメッセージが込められているものと推察しております。


私たちは今、新型コロナウイルス感染症の厳しい感染状況による新たな試練に直面していますが、私たち皆がなお一層心を一つにし、力を合わせてこの困難を乗り越え、今後とも、人々の幸せと平和を希求し続けていくことを心から願います。

「天皇陛下のお言葉 終戦記念日」(2021年8月15日 時事通信)
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2021年8月15日 23時50分
8月15日だからこその苦言
 
以下の共同通信の記事では、特攻隊員に覚醒剤(ヒロポン)入りのチョコを配布していたことが書かれています。以前、元将官クラスだった人と飲んだとき、その方が『特攻隊員はみんな喜んで出撃していった』と述べていたのを聞いて、また同じことをするつもりなのだと思い、とてつもなく腹が立ちました。そして同時に、この国は必ずまた負けるなと率直に思いました。
言ってみれば、この記事の意味は、そういう『喜んで出撃していった』人々に覚醒剤を実は渡していたということなのです。

「これだけあった?特攻隊員に覚醒剤?外道の証拠 『チョコ包むの見た』証言から元教員が追跡」(2021年8月15日 共同通信)
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2021年8月14日 23時47分
内容が矛盾しているひどいニュース これは明らかに世論誘導
 
以下のテレビ朝日のニュースでは、ワクチン接種で集団免疫獲得は不可能で、また集団免疫獲得のためにワクチンを使用すべきではないとイギリスの専門家が指摘したと報じられています。このニュースは、昨日の本ブログ「自公政権の防疫政策の破綻」(2021年8月13日)で指摘したように、アベ・スガ自公政権・日本政府が新型コロナウイルス対策としてワクチン接種しかしていないことの問題点を浮き彫りにするものです。そして、このアベ・スガ自公政権・日本政府の杜撰な対策は本当に問題があります。しかし、このニュースをよく聞くと、内容がとても矛盾していて、さらに『ウィズコロナ(コロナと共存)』と添えています。明らかに、悪質な政府広報、世論誘導と考えます。この傾向はすでに8月13日の『大下容子 ワイド!スクランブル』に顕著に表れていました。同番組は明らかな政府広報番組と考えます。どうもテレビ朝日は信用できない。

「『集団免疫の獲得は不可能』注目の研究結果」(2021年8月14日 ANN)
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2021年8月13日 23時48分
自公政権の防疫政策の破綻
 

本日の夜10時頃、近くのスーパーに行ったら20代中盤くらいの若い男性が、マスク無しで大量の買い物をして平然で店内を歩いていました。これが感染爆発・オーバーシュートしている東京の真の姿です。以下の記事では、東京都のモニタリング会議で東京での感染拡大が制御不能の状態と危機感が示されたとあります。しかし、そもそも制御のために有効な施策がこれまで何か行われてきたのでしょうか? ただ、『宣言』を出しただけ。お願いしただけ。まったく何もしていません。それなら私でもできます。だから、感染爆発・オーバーシュートとなっているのに、マスク無しの若者がスーパー店内を複数人で大声で話しながら平気な顔で歩くのです。

「『東京の感染拡大 制御不能な状況』東京都のモニタリング会議」(2021年8月12日 NHK)
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2021年8月12日 23時23分
改元の必要性 大和言葉に『ラ行』から始まる言葉はない
 
改元の必要性については、これまで何度も申し上げてきました。実はこのことについて、日本人・日本語(文化)として非常に大きな問題があるのです。
元号というのは、社会にとって非常に大きな意味を持ちます。それはまさに『時代』そのものであり、その『時代』は平和と人々の安寧によって満たされなければならないのです。日本での元号は『大化』からはじまり『平成』まで250あります。その中で期間が最も短いとされるのは『暦仁(りゃくにん/1238年-1239年)』で、2ヶ月半しか使用されていません。どうして、変えられてしまったのか? それは以下のように縁起が悪いとされたからです。


撰進者は藤原経範であるが、『百錬抄』によれば、世間では「暦仁=略人」すなわち、この世から人々が略される(=死んで消えてしまう)とする風評が発生したために再び改元を実施したとある(ただし、詔書では「変災」を理由としている)[2]。
(ウィキペディアより)
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2021年8月11日 23時48分
浮上する注目選挙区 まずは二つ (2)
 
8月11日、夜、東京都内を散歩すると、まだまだ暑いのですが、やはり立秋を過ぎているので、秋の気配を感じるさらっとした夜風になっています。オリンピック閉幕からまだ1週間もたっていないのに、季節というのは着実に移り変わるのだなと実感させられます。しかし、だからこそ、なぜ、オリンピックの開催時期をせめて2週間、もしくは3週間ほどずらせなかったかと思います。以下の記事で報じられているように、3日前の8日に札幌で行われた男子マラソンで、出場選手の30%が熱中症症状などで途中棄権しています。まさにこのもっとも過酷な時期にオリンピック強行開催した結果が出ています。これでは到底アスリートファーストとは言えない。

「服部勇馬は深部体温40度以上、執念の完走も重い熱中症…男子マラソンは湿度80%、30人棄権の過酷レースに」(2021年8月8日 東京新聞)
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2021年8月10日 23時47分
浮上する注目選挙区 まずは二つ (1)
 
◎ スガ政権はどうにもならないから『ショックドクトリン』を発動 もっとも卑劣な手段にうったえはじめる
8月6日、広島の原爆死没者慰霊式・平和祈念式での挨拶で、スガ氏は原稿を読み飛ばしました。仮にも首相の挨拶ですからね。以下の女性自身の記事では、その部分は「核兵器のない世界の実現を誓う」という大切な箇所をスルーしたとあります。最も核心的な部分。このようなスガ氏に『女性自身』は原稿すら読めないから引退勧告と書いています。引退勧告については大賛成ですが、スガ氏はこの読み飛ばしをわざとしていると考えます。言いたくなかった、もしくは言うなと誰かから指示されていた。いずれかはわかりませんが、とにかく作為的に読み飛ばしている考えます。もちろん、この読み飛ばした箇所が、今後の政局に関わるのは一目瞭然。そして、だからこそ、これまで何度も申し上げてきたように、このオリンピックを来年に再延期しなければならなかったのです。

「式典で読み飛ばしの菅首相に『原稿すら読めない』『まともにできる事は?』と“引退勧告”」(2021年8月6日 女性自身)

「首相の原稿、のりでめくれず 広島式典の読み飛ばし」(2021年8月6日 東京新聞)
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2021年8月9日 23時36分
オリンピック問題はこれからが本番 即刻、選手村をコロナ患者用に転換せよ (1)
 
五輪閉幕にあわせて世論調査が行われていますが、以下のように内閣支持率は軒並み下落しています。五輪には政権浮揚効果はなかった。もちろん、そのようなことはなく、普通はものすごくあります。しかし、パンデミックの状態で大会を強行開催して、その開催期間中に感染爆発・オーバーシュートが生じて、政権支持率が大幅に落ちた、ということなのです。
そして、このことには二つの意味があります。一つは、今後、五輪というファクターがなくなり、感染拡大が続けば、政権と東京都の失策だけが浮き彫りになり、政権と都政へのダメージは計り知れないと言うこと。もう一つは、今後、感染拡大が続けば、五輪そのものが強烈な負のレガシーとなっていき、政界やスポーツ界などに対する計り知れない破壊力を増していくということです。つまり、五輪問題は、実はこれからが本番ということなのです。繰り返します。まったくもってこれからなのです。

「内閣支持率28% 発足後最低を更新 朝日新聞世論調査」(2021年8月8日 朝日新聞)

「『五輪は目くらまし』内閣支持率最低で自民党内に焦り」(2021年8月9日 朝日新聞)

「五輪閉幕も支持率急落 政府与党に衝撃」(2021年8月9日 TBS)

「朝日新聞世論調査―質問と回答〈8月7、8日実施〉」(2021年8月8日 朝日新聞)
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くる天

◎ 必読の書

○ 『餓死した英霊たち』

○ 『世界で最初に飢えるのは日本 食の安全保障をどう守るか』

先の大戦も、現在も日本国民を大切にしない政治。この2冊がそのことを雄弁に物語ります。

○ 『CIA日本が次の標的だ―ポスト冷戦の経済諜報戦』


◎ 拙著です

○ 『この国を縛り続ける金融・戦争・契約の正体』



内容は今まで見たことのない国際情勢と世界史の分析で、2024年の世界情勢の根本要因が書かれています。この本とザ・フナイの連載をトータルで読むと、ロシア・ウクライナ情勢、パレスチナ・イスラエル情勢及び中東情勢、東アジア情勢など現在の世界情勢の本質が見えてきます。もちろん、日本国内の情勢も見えてきます。内外情勢は決して別々ではない。
本ブログについて
日本と世界の政治経済の本質を読み解く-ブロくる
片桐勇治(政治評論家) さん
日本と世界の政治経済の本質を読み解く
地域:東京都
性別:男性
ジャンル:ニュース
ブログの説明:
世界は大きく変わり、新しい時代が胎動しています。しっかりと把握していますか? この時代を読み解くには歴史を見つめ、構造を把握し、パワーの心奥を見つめ哲学を持たなくてはなりません。一緒にこの新しい時代を見つめて行きましょう! 最低週1回の更新です。
プロフィール
片桐 勇治(かたぎり ゆうじ)プロフィール
1967年生まれ。東京都出身。中央大学法学部政治学科卒。高校がミッションスクールの聖学院高校で高校・大学時代は聖書研究に没頭。
大学在学中から元航空自衛隊幹部の田村秀昭元参議院議員の秘書、以来、元防衛庁出身の鈴木正孝元参議院議員、元防衛大臣の愛知和男元衆議院議員の秘書、一貫して政界の防衛畑を歩む。
2005年から国民新党選挙対策本部事務局次長、広報部長を歴任。2010年より保守系論壇で政治評論を行う。 yujikatagiri111@yahoo.co.jp
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