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2021年7月21日 16時44分
即刻、オリンピック再延期を決定せよ 『お・も・て・な・し』はいずこへ (13)
 
以下の記事で、チリのテコンドーの選手が、新型コロナウイルスに感染していることが確認され、大会を棄権したと報じられています。ホストシティー東京では緊急事態宣言発令中、世界的にもまだまだパンデミックの状態。この状態で大会を強行開催すれば、必然、このような悲運の選手が生まれてしまうことは、わかりきっていたことなのです。そして、アベ・スガ自公政権によるこの無謀な強行開催で、この選手は何年にも渡って積み上げてきた努力が水の泡になったわけです。これでは、まったくもって大会を中止したこと同じなのです。だから、来年に再延期すべきなのです。まだ遅くない、そうすべきです。

「五輪、コロナで初の棄権 チリのテコンドー選手」(2021年7月21日 共同通信)


これまで何度も申し上げてきましたが、以下の記事のように再延期は可能なのです。ウォールストリート・ジャーナルが再延期は可能と言っているわけです。しかし、アベ・スガ自公政権は再延期をしようともせず、またできない理由も何も国民に説明してきていません。まったく非民主的なのです。

「日本政府主導で五輪の中止や延期は可能と米WSJ紙 契約上はIOCだけ」(2021年6月9日 日刊スポーツ)
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2021年7月20日 23時59分
即刻、オリンピック再延期を決定せよ (12)
 
小山田問題。まさにスポイルされて負のレガシーとなってしまった2020東京五輪の象徴とも言える話しです。
小山田氏は、これまでいじめた人に謝罪し、そのことを償ったことがあるのでしょうか? してはいないでしょう。以下のITジャーナリスト 篠原修司さんの文章に掲載されている7月16日の小山田氏の謝罪文には、『これから』いじめた人を探し、謝罪すると言っています。要するにこれまで何もしていなかったわけです。ここがまずポイントです。 

「障害者いじめ自慢した小山田圭吾が謝罪。長年批判されてきたことをスルーし続けた結果の東京五輪大炎上」(2021年7月18日 篠原修司 ITジャーナリスト)
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2021年7月19日 23時32分
即刻、オリンピック再延期を決定せよ (11)
 
やはり形だけの緊急事態宣言、まったく空虚な大会
韓国の文在寅大統領が東京オリンピックに出席しない意向を表明しました。大変に残念に思いますが、当然と言えば当然でしょう。在韓国大使館の一外交官(公使の相馬弘尚)が、オリンピックという世界的な外交の舞台を前にして、他国の元首を『マスターベーション』(7月19日 読売新聞)と表現しては、当然、来日は見送られます。まさにこの外交官はこの大切な舞台をぶち壊したわけですが、この発言では、むしろ来日するなと言っているということに過ぎません。
観客は無し、各国首脳は軒並み訪日しないというまさに空虚なものにこのオリンピックはなされています。実は、アベ・スガ自公政権において、オリンピックをスポイルする方向性が厳然としてあるのです。そういう流れにおいてこの文在寅大統領の一件もあるわけです。だから、来年に再延期をしないのです。IOCのせいではありません。以下の記事のように再延期は可能なのです。ウォールストリート・ジャーナルが再延期は可能と現状でそう言っているわけです。ではなぜ、アベ・スガ自公政権は再延期をせず、そのようにオリンピックを失敗の方向に進めようとしているのか? 無能ということは確かにありますが、さらに深い理由があるのです。そのことは本ブログなどで追々書いていきましょう。もちろん、これまでも書いてきています。

「日本政府主導で五輪の中止や延期は可能と米WSJ紙 契約上はIOCだけ」(2021年6月9日 日刊スポーツ)

「日韓首脳、23日に初の対面会談…『外交官としてあるまじき発言』の駐韓公使は更迭へ」(2021年7月19日 読売新聞)
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2021年7月17日 23時47分
即刻、オリンピック再延期を決定せよ (9)
 
昨日の本ブログ「即刻、オリンピック再延期を決定せよ (8)」(2021年7月16日)で取り上げた世論調査の結果で明らかなように、政権支持率・自民党支持率の下落は、スガ自公政権の防疫の不手際、そしてパンデミックの状態でのオリンピック強行開催という暴挙にその端的な理由があるわけです。したがって、東京では、自公と同じ穴の狢である都民ファも、当然、議席を減らしているわけです。
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2021年7月16日 23時58分
即刻、オリンピック再延期を決定せよ (8)
 
7月13日の読売新聞の世論調査ですが、東京での内閣支持率が大幅低下して28%、全国平均の37%と比較しても大幅に下がっています。この結果を観れば、先の都議選で自民党は明らかに敗北していることがわかります。そして、都民ファも議席を減らし、公明は現状維持。小池氏は都議選の翌日に自民党本部と公明党本部を表敬訪問していることからも明らかなように、先の都議選は自民・都民ファ・公明という枠組みが一つの勢力なのです。この枠組みは昨年の都知事選挙からですが、それが今回は議席を減らしているわけです。この読売新聞の世論調査は本ブログ「都議選結果 勝ったのは立民と共産」(2021年7月5日)で書いたことを見事に証明してくれています。

「東京で内閣支持率が大幅低下28%、コロナ・五輪に厳しい目…読売世論調査」(2021年7月13日 読売新聞)
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2021年7月15日 23時57分
即刻、オリンピック再延期を決定せよ 小田原評定を続けるな (7)
 
本日の東京都での新規感染確認者数は1308人。うなぎ上りに感染者が増えています。感染爆発というのはそういうことです。ワクチン接種が以前よりは進んでいるとは言え、この数字の増加傾向は明らかに危機を示しています。感染者が増えれば確実に犠牲者は増えます。その犠牲者は無視して良い存在ではないのです。それは、あなたかもしれないのです。

「東京都で新たに1308人の感染確認 前週木曜日より412人増 20〜30代で706人、65歳以上の高齢者は45人」(2021年7月15日 ABEMA TIMES)
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2021年7月14日 23時55分
即刻、オリンピック再延期を決定せよ (6)
 
7月8日に東京プリンスホテルで開かれた宏池会(岸田派)パーティーでクラスターが発生、以下のアエラの記事では宏池会は『命運尽きた』と表現しています。領袖の岸田氏の最大の問題は政治哲学が欠如していること。動きは軽く策士的にも動きはするのですが、哲学がないからその動きがうねりにはならない。むしろ哲学がないから、運を落としつづけきたのが実相と考えます。彼が政治の中核にあれば、社会が良くなり、経済が上向くと思えないということが、まさに政治哲学の欠如と言うことです。そして、その結果、ここに来て命運尽きても、決して不思議なことではないでしょう。


「『命運尽きた』宏池会パーティーでクラスター 岸田文雄会長の秘書ら4人がコロナ感染」(2021年7月14日 アエラ)
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2021年7月12日 23時57分
即刻、オリンピック再延期を決定せよ 小田原評定を続けるな (4)
 
この1年半の新型コロナウイルスについての最大の論点は、感染対策と経済の両立でした。しかし、この論点設定はそもそも間違っているのです。コロナ禍にあって、最優先のポイントは、感染対策です。それ以外にはありません。もちろん、これは経済を無視しろ、犠牲にしろということではありません。
冷静に考えてみてください。そもそも新型コロナウイルス感染拡大で経済がマイナスの影響を受けているのですから、その原因の元を絶たない限り、経済の復調なんぞはあり得ないことは、子どもでもわかることです。すなわち、感染の収束なくして経済は成り立たないということなのです。ですから、優先順位はあくまでも感染対策が最優先。その逆はあり得ないのです。
であるのに、感染対策と経済の両立という形で、この二つが並列になってしまい、感染対策が中途半端、不十分になり、必然、感染が収まらず、その結果、経済・社会活動の正常化は遠のき、経済は復調なんぞしないということなったわけです。つまり、感染対策と経済の両立を叫んで、結局、そのどちらも両立しないという皮肉な状況になったのが、この1年の実相なのです。そして、そのなれの果てが、現状の感染爆発・緊急事態宣言時のオリンピック強行開催と言うことなのです。
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くる天

◎ 必読の書

○ 『餓死した英霊たち』

○ 『世界で最初に飢えるのは日本 食の安全保障をどう守るか』

先の大戦も、現在も日本国民を大切にしない政治。この2冊がそのことを雄弁に物語ります。

○ 『CIA日本が次の標的だ―ポスト冷戦の経済諜報戦』


◎ 拙著です

○ 『この国を縛り続ける金融・戦争・契約の正体』



内容は今まで見たことのない国際情勢と世界史の分析で、2024年の世界情勢の根本要因が書かれています。この本とザ・フナイの連載をトータルで読むと、ロシア・ウクライナ情勢、パレスチナ・イスラエル情勢及び中東情勢、東アジア情勢など現在の世界情勢の本質が見えてきます。もちろん、日本国内の情勢も見えてきます。内外情勢は決して別々ではない。
本ブログについて
日本と世界の政治経済の本質を読み解く-ブロくる
片桐勇治(政治評論家) さん
日本と世界の政治経済の本質を読み解く
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性別:男性
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ブログの説明:
世界は大きく変わり、新しい時代が胎動しています。しっかりと把握していますか? この時代を読み解くには歴史を見つめ、構造を把握し、パワーの心奥を見つめ哲学を持たなくてはなりません。一緒にこの新しい時代を見つめて行きましょう! 最低週1回の更新です。
プロフィール
片桐 勇治(かたぎり ゆうじ)プロフィール
1967年生まれ。東京都出身。中央大学法学部政治学科卒。高校がミッションスクールの聖学院高校で高校・大学時代は聖書研究に没頭。
大学在学中から元航空自衛隊幹部の田村秀昭元参議院議員の秘書、以来、元防衛庁出身の鈴木正孝元参議院議員、元防衛大臣の愛知和男元衆議院議員の秘書、一貫して政界の防衛畑を歩む。
2005年から国民新党選挙対策本部事務局次長、広報部長を歴任。2010年より保守系論壇で政治評論を行う。 yujikatagiri111@yahoo.co.jp
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