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『政治家の交渉術』2006年5月刊 ―目次
[◆『政治家の交渉術』2006年5月刊]
2011年2月5日 0時20分の記事

目次 政治家の交渉術


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はじめに


第1章 「善悪」を思うな
 ―「勝った奴が正しい」


1「戦争と平和」のテクニック
 「条件闘争」では勝利が遠のく
 「いきさつ」をサーチせよ
 敵を「ファイリングする」方法
 犠牲は抑えるもので恐れるものではない
2 事実より欲望を根拠にしろ
 カネより「敬意」をまず払え
 欲望は誰もが矯正できない最弱点
 敵の敵は本当に味方か
 交渉の最大の武器は「しつこさ」

3 信念も欲望の一部だ
 「信念の人」ほど正論から切り離しやすい
 「これがマスコミに出たらおしまいだ」
 「火」に油を注ぐか水を差すか
 ウソを見抜くより「隠しごと」を見抜け
 「大局観」には逆らえない

4「時間」は善悪に優先する
 時間を切るのは大切な圧力
 交渉の「ババつかみ」の法則

5 満足を与えて勝利を手にしろ
 「それまではじっとしていよう」
 玉砕は交渉ではない
 欲望と目的は仲の悪い双子

6 相手を色分けして分断せよ
 「一糸乱れず」がもつれるとき
 「こういうことがまかり通っていいのか」
 相手の「リーダーの権威」を軽視せよ


第2章 「すべて」を賭けるな
 ―「最後に笑う奴が最もよく笑う」


1 テーブルにつく前に「殴っておけ」
 サイを投げる前にサジを投げるな
 交渉相手が複数いる場合は?
 「ガス抜きではないのか」
 「勝算」の計算法

2 立場に執着するな
 「内なる交渉」が「外の交渉」を決定づける
 「情報費」をケチるな
 説明をはしょるな

3 「立場の利害」と「自分の利害」に溝はないか
 「見直し協議」の方法
 武器はまず「ぎらりと見せよ」
 「深くコミットすると危険にもさらされる」

4 選択肢を減らすのが交渉とは限らない
 思い込みで動くな
 「狭い道を突き抜けていくしかない」

5 「笑える余裕」の温存
 「カネで話がつけば安いものである」
 「突き放すことも相手のためになる」
 相手の「成長」を考慮せよ

6 「小さな合意」で局面を変えろ
 「反発し合う隣人」とのつき合い方
 相手にゆとりが出てきたら
 「助けたのに反発される」人たち

第3章 「気脈」で人を見よ
 ―「感情が勘定になる」


1 常に「バルコニーから人の動きを見る」ために
 孫正義の「孫の二乗の法則」
 「大局をじかに見る」特殊技術
 交渉も「太陽を背に構える」こと

2 「最初に棍棒を突き出す」交渉術
 「決闘」を始めるなら?
 最初に最大の圧力をかけよ
 「礼金」を払わなかったばかりに

3「駆け引き」で人が動くか
 「死に体になってしまう」
 「助さん格さん」の置きどころ
 「政権維持」の二十の条件
 「渡を越す」という交渉術

4 人間力学を瞬時に見抜く法
 「これは倒閣運動だな」
 利害の一致は力の一致か
 「最後通告」をどう聞くか

5 自分を強く見せるか弱く見せるか
 うまい言い回し一つで場が逆転する
 交渉は「殺し合い」でもある
 「単なる勝負師ではない」

6「譲れない一線」を引いて見せろ
 「今度落ちたら言いわけできない」
 「真意」はここに隠れる
 未知数を含んだ答えを用意する
 「桶狭間」は戦術の宝庫でもある

7 希望的観測を忘れろ
 希望は事実ではない
 「神様」の選挙戦術
 「基本はイメージアップである



第4章 平気で「断言」しろ
 ―「舌は長く記憶は短く」


1「弱者の戦法」を知っておけ
 「もし立て籠もらなければならなくなったら?」
 「腹の据わった女性だ」
 「敵」を「客」と見ると
 「すでに解決している」

2 言葉は一人歩きする
 「やっぱり考え方でしょうね」
 自制心を手放すな
 「表向きの言いわけ」に耳を貸すな

3「逃げ道」を「誘導路」にしろ
 「戦争はまだ終わっていない」
 メンツを潰さない方法を探せ
 「同盟は非常に強固です」
 認識のズレに対処する

4 保身でなく捨身せよ
 「制裁」の有効性
 保身では信用を保てない

5「汚い手口」に対処しろ
 「おいしい話」は相手を無防備にする
 「もてなし」には絶対に乗るな
 「情報には虚実がある」

6 すべてが好意に変わる「オセロ式」交渉術
 「雰囲気」にどう対処するか
 「仕切り線」をどこに決めるか
 「誰の目にも明らかである」

第5章 「おぼれる犬」を叩け
 ―「指の傷が腕の戦闘力を奪う」


1 相手の「結束の乱れ」を仕掛けろ
 問題はタイミング
 「共通の敵をつくる」のは常に有効な結束術
 「早さ」が有利な状況をつくる
 「プロファイリング」を導入しろ

2 「敵との共通点」を指摘しろ
 分断工作着手法
 「案外取り込みやすい」
 外部より内部の敵が怖い

3 利害の違いに固執するな
 「火をつけるときには用心しなければならない」
 「スッポンのような交渉」の強さ
 情報は「裏取り合戦」でもある

4 何を捨て何を取るべきか
 「仕手グループ総帥」の運命
 「貧しいと精神が卑屈になる」

5 交渉をサバイバルゲームと考えろ
 「攻撃したつもりが裏目に出てしまう」
 どこに「疑惑の目」をつけるか
 相手を敗北させるが滅亡はさせない
 「謝罪十か条」を使え
 「優しい言葉」が効果を発揮する

第6章 「小敵」扱いするな
 ―「雑草は繁殖する」


1「テーブルの上のパイ」だけに目を奪われるな
 「拳銃を向けざるを得なかった」
 「手品」の種は「テーブルの下」に隠れている

2 ここまで腰をかがめていい
 「見えない黄金の手」を使え
 誰が脱落するか
 「あんたは国賊だ」

3「ノー」をどんな武器にするか
 交渉も一種の自分との戦い
 思いもつかない言葉を編み出す

(転載・引用厳禁)

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板垣 英憲(いたがき えいけん)「マスコミに出ない政治経済の裏話」

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最終編集日時:2012年6月28日 15時27分

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「板垣英憲(いたがき・えいけん)ワールド著作集」は、政治・経済を中心に、教育・啓発分野、社会・宗教・歴史分野に至るまで幅広く執筆・出版して、まさに歴史の証言者として現代社会を活写、その本質に斬り込み、「今を生きる」ために役立つ指針を提示しています。奮ってご愛読下さい。*定期購読月額1000円
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